アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

ゆく年くる年 2009~2010

2009年12月31日 22時57分30秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を
【政府】湯浅参与メッセージ 年末年始、生活にお困りの方へ(12月29日)


 昔は、大晦日といえば、会社も既に休みに入っていて、炬燵に入って、「レコード大賞」「紅白」「ゆく年くる年」をテレビでゆっくり見て、年越しそばを食べて寝るというのが、オーソドックスな過ごし方だったのではないでしょうか。それが今や、大晦日も元旦もお構いなしに働かされ、「紅白」を見るどころではない人たちも大勢います。斯く言う私もその一人で、30日は早朝7時から夜22時まで、本日31日大晦日も夕方5時まで仕事でした。明日は、全店元旦休業で出荷がないので、年間唯一の朝9時出勤となりますが、翌2日に店舗入荷の商品の仕分け作業が目一杯あります。とにかく今は眠い。本当は、前回記事以降も、年内最終となる関連記事を書くつもりでいたのが、とうとう睡魔に負けてしまい、書きそびれてしまいました。

 その一方で、年越し派遣村には、仕事も住みかも失った人たちが、昨年を遥かに上回るペースで殺到しています。以前、私が「冗談半分・皮肉半分」で、ブログに「皇居に国営派遣村を」と書いたりしましたが、まさか東京都がそれをやるとは思いませんでした。但し、会場は皇居ではなくオリンピック・センターですが。もはや、派遣村は「年末年始の歳時記」と化してしまったのではないでしょうか・・・。

 かたや過労死や労災に怯えながら、食う為に労働に追い立てられ。もうかたや仕事も住まいも奪われ、ネットカフェや路上で生きる為の戦いに追い立てられ。仕事の有無が違うだけで、追い立てられてるのは同じ。あげくに、新自由主義者や国家主義者による「自己責任」「弱肉強食」宣伝に乗せられて、互いに競争させられ足の引っ張り合い。こんな事は、もう止めにしないか。(写真は12月28日付日刊ゲンダイ)


 以上、簡単な挨拶ですが、よいお年を。年明けは3日ぐらいからブログ更新の予定です。

(参考記事)
・<公設派遣村>宿泊者が700人以上に 閉所後に不安も(毎日新聞)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091231-00000034-mai-soci
・2009-2010 扇町越冬越年闘争(釜パト・ブログ)
 http://kamapat.seesaa.net/article/135674306.html
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