先月から購読開始した赤旗日曜版にコロナ対策を求める署名が入っていました。普段はこんな署名なぞ無視するのですが、さすがにコロナについては座視する気になれないので、個人的に署名集めに取り組む事にしました。
NHKの発表では、4月16日のコロナ新規感染者が東京都667名に対し、大阪府は1209名と全国最多を更新。人口が東京の3分の2の大阪が、何故、東京の倍の人数になるのか?「東京の感染者数も実はもっと多いのではないか?」という疑念はあるにしても、余りにも大阪の人数は異常です。
吉村・大阪府知事のコロナ対策については、以前からずっと疑問に思っていました。コロナ感染第一波の緊急事態宣言発令で大変だった時に、大阪モデルで出口戦略(宣言解除の基準策定)についてばかり話していました。私は、「今そんな話する時かよ?」と疑問に思っていました。
その後も、10万円給金の支給が他府県と比べ異様に遅かったり。「イソジンがコロナに効く」発言や雨ガッパ集めで混乱を招いたり、コロナ禍の中で都構想住民投票を強行したり。
今でも、飲食店に時短営業、市民に不要不急の外出自粛を求め、見廻り隊まで組織しながら、その一方で、「新今宮ワンダーランド」「新世界・西成ワンダーランド」と称して、西成あいりん地区の観光宣伝やったりと、もう支離滅裂。(宣伝しているのは大阪市ですが、府も後援しているのは明らか。大阪においては全てが府市一体)
マスコミは今も吉村知事を持ち上げていますが、私に言わせれば、もう、ふざけているとしか思えません。
そこで、次の署名集めに個人的に協力する事にしました。余り大した事は出来ませんが、せめて、この一枚の署名用紙だけでも埋めて、月末に購読料集金の方に渡したいと思います。皆さん、ご協力をお願いします。(m__m)
吉村洋文 大阪府知事 様
新型コロナ封じ込めのために検査、医療の大幅強化を求める緊急要望署名
新型コロナウイルス変異株による感染急拡大のもと、感染爆発を封じ込め、医療崩壊を食い止め、命と生活を守り抜く施策が必要です。
自粛と緩和の繰り返しでは、くらしも事業も医療現場も疲弊するばかりです。今、求められているのは国に責任を果たさせると同時に、自治体としても「ワクチン頼み」とせずにあらゆる対策を講じて感染を「封じ込める」ことです。
変異株は既存株より感染力も強く重症化しやすいと言われています。重症ベッドも極めてひっ迫し、適切な治療が受けられない「医療崩壊」が現実のものとなっています。府は検査強化に消極的な姿勢を改め大規模検査に踏み出すことが必要です。
長期化する時短要請によって減収になる事業者への支援、医療機関への経営支援、教育現場や保育施設のケアなどが急務です。
よって以下を緊急に求めます。
1. 感染源を探知するモニタリング検査を抜本的に増やし、府内全域の繁華街やターミナルで行うこと。感染源となっている地域や集団に「面」の検査を行うこと。
2. 無症状者でも受けられる検査センターを全府域に多数設置すること。また「高齢者施設等従事者定期PCR検査」の対象を、通所施設従事者、入所者・利用者、医療従事者、学校・保育所・幼稚園・放課後児童クラブ教職員に拡げること。
3. 変異株検査を全陽性者に対して行うこと。
4. 重症病床を抜本的に増やすこと。
5. 医療機関への減収補てんを行うこと。
6. 保健所機能を抜本強化すること。
7. 飲食店等への「時短協力金」の支給を速やかに行うこと。また減収となっている事業者への府独自の支援制度を設けること。
取扱い団体 日本共産党木津川南地区委員会 住所 大阪市住之江区東加賀屋3ー12ー20 電話 06ー6685ー1201