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共産党たつみ候補の街宣レポート

2022年07月02日 07時53分25秒 | 戦争・改憲よりも平和・人権
 
今度の参院選で、共産党とれいわ新選組のどちらに投票しようか決めかねている、という話を前回しました。まずは候補者に会って色々聞いてみようと、両党の候補者に聞いて来ました。その報告を2回に分けて書きます。最初に、6月29日(水)午前11時から、大阪市浪速区の新世界メガドンキ前で行われた共産党たつみ候補の街頭演説の方から。
 
以下はたつみ候補の演説要旨です。
 
・今の物価高はウクライナ戦争のせいだけではない。今までのアベノミクスによる円安の影響も大きい。円安で低金利政策を続け、国も企業も借金まみれにしてしまったから、利払いに追われる様になってしまったのだ。
 
・ウクライナ戦争の煽りで、核兵器の共有や憲法9条改正が取り沙汰されているが、「武力に武力で対抗」では、際限なき軍拡競争に巻き込まれてしまう。憲法9条が改悪されたら、専守防衛の制約も無くなり、米国主導の戦争にどこまでも付き合わされる様になる。
 
・我々が考えているのは、今のASEAN(東南アジア諸国連合)の様な集団安全保障の取り組みだ。昔は東南アジアはベトナム戦争の戦場や補給基地でしかなかった。それが今では、社会主義国のベトナムも王制国家のタイも共存し、揉め事は話し合いで解決する様になった。それを東アジアにも適用したい。
 
・この新世界メガドンキ前も、昔はフェスティバルゲートだった。そのフェスティバルゲートが破綻したのに、また懲りずにカジノを誘致しようとしている。産業廃棄物まみれの夢洲の埋立地を、税金で企業の為に整備してやり、我々にはギャンブル依存症の悪影響だけがもたらされる。都構想の住民投票をあれだけ強行した維新府政が、何故、カジノ誘致の是非を問う住民投票に反対するのか?反対が過半数になるのが分かっているからだ。今は4議席とも全てカジノ賛成派が占めている。自民党だけでなく維新にもNOを突きつけ付けなければならない。
 
演説が終わった後、たつみ候補がこちらにも挨拶に来たので、「もう一歩進んで消費税廃止に何故踏み込まないのか?」聞いてみました。
 
以下はその回答要旨です。
 
・我々も将来的には消費税廃止を目指している。確かに消費税の7割以上は大企業減税に回されている。しかし、残りの3割弱は社会保障に回されているのも事実だ。その中で、消費税をいきなり廃止してしまったら、社会保障の財源に穴が開いてしまう。
 
・その為に、大企業が溜め込んだ19兆円もの内部留保をまず吐き出させ、応分の税負担をしてもらう。その19兆円のうちの12兆円で、消費税5%への減税を実現し、残りは国民健康保険料引き下げや給付型奨学金の財源に当てさせてもらう。
 
・れいわ新選組は消費税廃止の財源を全て国債で賄おうとしている。国債とは国の借金だ。それを紙幣増刷で賄おうとしている。それではアベノミクスの二の舞になってしまう。我々はそんな無責任な立場には立たない。
 
以上です。
 
街頭宣伝でもらった共産党たつみコータローさんのビラ(表と裏)。

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