魅力的な町小布施に行ってきました。
小布施といえば栗。栗の花盛りでした。
小布施は平成14年から各地区に「脳のリフレッシュ教室」という名前のボケ予防教室を立ち上げてきました。各教室はちゃんと続いていて、その交流会の様子を2月29日と3月7日のブログに報告してあります。
その本年度立ち上げ地区のための講演会です。
講演会前日の夕方から勉強会が予定されていましたので、それに間に合うためにはゆっくり自宅を出発すればいいのです。でも、折角ですから「この際善光寺参りでも」と思い立って、長野の友人を誘って数時間の善光寺参りとしゃれ込みました。
長野駅に到着したのが11時まえ。早速駅前の川中島バス「ぐるりん号」に乗って100円で善光寺大門前へ。
バス停のこちら側には 、こんな風情のある建物がありました。
昭和初期の建物だそうです。もともとは五明館という創業200年という古い旅館だったそうですが、フロント部分がクラッシック郵便局(その名も善光寺局)、一部おしゃれな漬物やさん、そして立派な庭付き離れはレストラン五明館になっていました。
周りにもおしゃれなお店が立ち並び、人も行き交い、街づくりに心を配った開発がなされていました。
私たちのお昼の時間が近づいています。
このレストラン五明館にも心惹かれるものはあったのですが、道向こうを見ると、さらにまたおしゃれな建物が!
The Fujiya Gohonjin「藤屋御本陣」と表記すればピンと来るでしょう。江戸時代からの屈指の老舗旅館で加賀前田藩の本陣だったそうです。
そこをリニュアル。イタリアンレストランやウエディングができるように改装したと聞いて、「今日のお昼はここ!」と異口同音に意見が一致しました。
私がもともとミーハーなのです。
クロークで受付、ちゃんと案内されてダイニングルームへ。昔の雰囲気は残せるだけ残した、そんな感じで和のテイストいっぱいのモダンインテリアでした。
ダイニングルームから庭を見る
メニューは、3000円くらいかと覚悟していたのですが、パスタランチ1000円、魚料理を選んだコースは1500円。それにフォカッチャ食べ放題。
左の壁一面に日本画の壁画が残されていて、イタリアンとの、よく言えばコラボが図られていました。
客層はほとんど女性。
フロアいっぱいのお客さんでしたが、男性は二人だけ、それもカップルで来た若者でした。
女性は友人同士、母娘、幼児連れなどさまざまな組み合わせ、年齢もさまざまでした。
サロンからの景色
「長野ではじめてサービス料を取るレストラン」というのが、ここの触れ込みですが、そういうお店ができたら「行ってみよう!」という乗りで行動できるのは女性のほうが多いのかなあ?
もともと平日の昼間は男性はお仕事、でもここに見えてる年配の方たちは全部女性だし・・・
男性は夜の接待には来るかも。でも退職後に来る人はどのくらいいるかなあ?
など、私たちの席では「レストランと老後の生活」をテーマに話が盛り上がりました。結論は「興味津々。何事にも首を突っ込めるほうが老後は有利よねえ」と今日のミニトリップを自画自賛して後はサロンに席を移してコーヒータイム。
その後は、善光寺におまいりしました。
本堂では、お戒壇巡りをしました。
「お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる御本尊様とつながれた極楽の錠前に触れ、秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際、お迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です」
真っ暗の中をそろそろと進んでいったのに、肝心の錠前に触れず終い。どう考えても残念だったのでお坊様にたずねて再挑戦。二度目で結縁を果たすことができました!隣の長野県信濃美術館・東山魁夷館でまさに右脳刺激を実感し、4時に長野を出発。5時間の密度濃いミニトリップは終了しました。
あ~、楽しかった♪