6月6日。今まででわかったことを列挙しておくことにします。
まずは見え方について
術後の見え方としては、視力そのものは術後直後とあまり変わらないと思うのですが、慣れてきているという実感があります。
焦点を合わせる時に一瞬の集中がいる気がします。その時間が短くなっているという感じかなあ・・・
PCは手術当日はほとんど使い物にならないくらいの見え方でしたが、今は、キィボードは問題なく、画面はちょっと頑張らないとダメという状態。
新聞を読むときは、右目をつぶって左目で読みます。
ということは、来週左目を手術して3日間はゴーグルが必要ですから、その間は手近なものはまったく見えないことになります!
新聞を読んでいて、テレビや窓の外に目をやる時に右目をつぶったままだと見えなくてびっくりします。
人の顔を見る時、洗面所や台所に立っている時、家の中を歩く時にはごく普通に右目で見ています。左目は休め!みたいな感じです。
薬について
術前薬の管理表です。
目薬三種類
軟膏一種類
飲み薬二種類(同時に飲む)
手術当日は、例のドーム型眼帯をしたままなので、飲み薬だけでした。
術後二日目からは、飲み薬の他に目薬も復活。
クラビット(抗菌剤)5回/日 ブロナック((消炎剤)2回/日です。
目薬のさし方について
まずせっけんで手をよく洗う。これはインフルエンザがらみでテレビでも取り上げられていたので事前学習済みでした。
親指と人差し指と使ってまぶたを広げてさすのはタブーです。
白内障の手術は、黒眼と白眼の境に2mmくらいのメスを入れて、超音波で砕いた水晶体を取り除くのですが、その場所が黒眼の上の方なのです。
さらにそのメスを入れた後は、そのままで縫いませんから、簡単に言えば穴があいている状態です。その部分を触らないようにするというちゃんとした理由があります。(ちなみに完全に閉じてしまうには1年くらいかかるとのことでした)
目薬の容器を目頭にくっつけてさしたりしないように、またなるべくまつ毛にも触らないようにする方がいいそうです。
看護婦さんから
「目が大きいからいいわね。でもまつ毛が長いのは不利かも」と言われました。
それでは正しいさし方
まず、できるだけ上を向く。
左手人差指で下まぶたを引っ張って「アッカンベー」をする。
その左手の上に、目薬を持った右手を乗せて、一滴だけ入れる。
目をつぶる。
あふれたらティッシュで目頭を押さえる。
目ヤニなども目頭に集まるのでこの時に取り去ることができるそうです。
一滴の60%だけで十分浸透し、あとは流れ出るということもわかりました。
目薬は続けてさしたら効果がなくなるそうで、間は5分開けること。
事前に準備したペーパータオルと消毒用アルコールです。
主にせっけんを使っていますが、この二つは用意しておいてよかったと思います。
特にぺ^-パータオルは、手を洗った後にタオルで拭くより気持ちいいです。
眼帯について
昔のように目に直接触れる眼帯は今は使わないそうです。
ドーム型も金属製のも眼帯の上のひもは、眉毛よりも上にしたほうが落ち着きます。
その他
今朝は、ちょっと目ヤニが出ている感じがありましたが、朝一回目の点眼ですっきりしました。
ゴーグルをかけてわかったことは、手術した右の方はほとんど曇ることがないのに、左目はたまに蒸気で曇るのです。
これは手術の影響だろうと思っています。
何ともなく元気に過ごしていますが、からだには変化があるのですね。当たり前ですが。