友人のカフェに行きました。庭カフェというおもしろいお店です。
庭カフェの宣伝をしてみましょうか。
・マキストーブで焼いたパンやピザ。
(作ってくれる女主人が美人)
・キャンドル作り体験。
(指導してくれるマスターが、おもしろい!)
・ツリーハウスやハンモックのある庭。
(庭カフェの「庭」は、あなたのお庭という意味なのだそうです)
・そして晴れたら、利島や新島がくっきりと見える相模湾の眺望。
私たちが着いた時に、ちょうど若者たちがキャンドル制作中でした。たまに話声も聞こえましたが、真剣そのもの。
いろいろな色のロウを加熱して溶かし、液体のロウを作ります。
ロウはすぐに固まりますから、その色のついたロウを上部に穴のあいた球形の型に少しずつ流し込んで、模様を作りながら形を完成させていくものです。
完成後に
「どれも素敵ですね」と声をかけました。
「本当ですか!」と皆さん笑顔。
「結構おもしろかった」
「集中したよね」と口々に言い合いながら、「ウーン。」と満足そうな顔が並びました。
「どれも素敵だけど、自分の作ったものが一番いいでしょ?!」と続けると
「そうです!」とも言えない様子で、ちょっとモジモジしています。そこで
「自分のよりももっと上手な作品もあるけど、私の作ったのが一番好きって思ってるでしょ?」と表現を変えると、今度は皆さん安心してうなずきました。
「だって、自分が決めたんですものね。どの色にするか、どう流してどんな模様にするか。出来上がった作品は好きにきまってる。
単色のグラデーションにした人もいるし、ピンクがかったのも紫っぽいのもみんな素敵。
横じまもいいし、不定形のもおもしろい。
色や形を決めるのは、右脳なんですよ」
「色って右脳なんですか。それじゃあやってる間中、私の右脳大活躍」
「右脳の面白いところは、正しいか間違ってるかじゃなくて、好きか嫌いかというところなんです。
左脳はデジタル情報担当、1+1=2とか言葉で理解できることをやるのですが、右脳は色や形や感情みたいに言葉ではうまく言えないけど、よくわかる分野が担当。正解はないのです。
だから右脳が主体に働いた時は正しいかどうかではなくて、好きかどうかになるわけ。」(右脳のことをもっと知りたかったら、このブログの右欄のカテゴリーの中から『右脳の働き』を読んでみてください)
高齢社会なのですから、「体の健康」だけでなく「脳の健康」にも注意しなくてはいけません。
そのとき「体の健康」を守るのと同じように、「脳の健康」を守るためにも若い時から健康的な生活習慣を身につけていく必要があるのです。
生活のいろんな場面で、私たちの脳がどのように働いてくれているかを考えるのは、「脳の健康」を維持するためには大切なことですよ。
今日お会いした若者へ:おばあさんの話も出ましたね。認知症のことも脳の働きのこともわかってもらえると思うので「東日本大震災―高齢者を認知症から守る(1~3)」を読んでみてください。