秋も深まってくると、展覧会に足を運ぶことが多くなってきます。
一番大きな規模の展覧会は、フェルメール展でした。チケットはネットで予約しコンビニで発券。入場時間指定という初めての方法でしたが、さすがに入場の待ち時間は、私の場合はゼロでした。
ひとりでに絵の中に入っていくような不思議な感覚がありますね。小さな作品ばかりかと思っていたのですが、大きなものがありびっくり。一方で思いがけず予想よりはるかに小さな作品もあり、現場に立たないと分からないことがあるのだと、改めてわかりました。
熱海「起雲閣」での高須英輔作品展。
展覧会では、本来ならばそこにある作品と語り合うものでしょう。ところが今回は作者の高須さんがちょうどいらっしゃって、いろいろお話を伺うことができました。やはり作品の理解も、作者の意図も、言葉を解することで深まるものなのですね。高須さんの作品は高い精神性が秘められていますから余計その印象を受けたのだと思います。
「草の花ギャラリー」は伊東市街地にあるため、なかなか行くことがないのですが、フェイスブックで「糸で描く 糸で書く」展の情報を得て今回はどうしても行きたいと思いました。予想以上の作品に圧倒されました。
作者水口つよしさんの生き方そのものが、作品に凝縮されているのではないでしょうか?
初めてのインド旅行でマザーテレサに出会い、その後マザーテレサの施設で働く。
次には北タイ山岳民族の村で少数民族文化の研究をする。ここでクロスステッチに出会ったとのこと。
津軽こぎん刺しの技法などにも出会い作品の幅が広がっていく。
カラフルな作品もあります。
数学の世界?クロスステッチだけで表現されてます。
私の住んでいる伊豆高原には多くのギャラリーがあります。古くからあるおしゃれな「布の樹」でこんなかわいい個展も楽しみました。森玄子さんの手作りハット展。
ワークショップもありました。フエルトのブローチ作り。もちろん挑戦しましたとも。
10月にオープンした新しいギャラリ―「森の小屋」。友人から「不思議な神さまがたくさんあるの。うーん、紙でできてるんだけど、うまく言えない…とにかく行きましょう」というお誘い。
たしかに神様がたくさん!夏には大山祇神社にお参りしましたし、なんだか最近神さまづいています。作者の木住野利明さんによると大山祇大神はこういうイメージ。
この神さま達はどなたでしょうか?
猫たちもいました。
釈超空をほうふつとさせる作品たち。
びっくり。
どっきり。
ちょっとかわいい?
なに、何?
作者の脳の中を覗いてみたいような気になりました。