11月19日~20日と、浜松市アクトシティで今年最後の実務研修会がありました。
北は青森県三沢市、南は宮崎県日向市まで、今回もひろく全国から参加されました。
10年目である平成17年の研修会もこれで最後です。
今回は、合併後の新市からの参加の方が何人もいらっしゃいました。その方たちから出てくる先輩の名前は、エイジングライフ研究所が動き始めた初期の研修会に参加された方たちで、私にとってはほんとに懐かしく、タイムスリップしたかのようでした。
10年も前、ボケは治らないということが世の中の常識だった頃に、思いを持ってボケ予防に飛び込んだ保健師さんたちがいました。エイジングライフ研究所は、まさにそんな保健師さんとともに進んできたのです。その保健師さんたちはそのまま活動を続けていらっしゃることも、異動された場合も、やめられた場合もあります。
公務員である以上異動はつきものでしょう。エイジングライフ研究所としては、ボケ予防活動を担当される保健師さんの武器となるような研修成果を出したいと考えています。思いはあったほうがいいに決まっていますが、たまたま担当することになってしまった場合でも、「これさえあれば、生活指導はできる」手技です。
毎回毎回、ほんとに内容が同じということはありません。少しでも内容が良くなるようにという工夫を、この10年間続けています。
今回の感想を尋ねました。
「やみつきになりそう」
「早くやってみたいです」
「今までの方には迷惑をかけたみたい」
「とても気になる親戚がいるので、すぐにやってみます」
「母子や精神にも使えますね!」などなど
若い保健師さんには、私たちが力をいただきました。
「高齢者にかかわる仕事がしたかった」
「これで、ボケ予防ができそうです」.
一ヶ月以内にレポート提出を宿題にしています。どんな研修成果が出てくるかハラハラしながら待っています。