ジャーマンアイリスのお庭を見に行きました。そこでお知り合いになった方がいます。
70歳をちょっとすぎたくらいでしょうか、誘われるままにお宅にお邪魔しました。
4年前にご主人を見送って一人暮らしというお話でしたが、かなり広い敷地の一角は見事な野菜畑。また庭のそこここには自然な感じにお花が咲き乱れているという風情でした。
「もうちょっとお待ちになれば、お豆ご飯ができますよ。広島産のちょっと変わったお豆です。ご一緒したいのですが、今日はプールの約束があるものですから」のお言葉に甘えて、炊き立て豆ご飯をお土産にいただきました。
ちょっと御礼の気持ちをと思って翌日お持ちしたのが、 マイブームのこのお菓子。
形はえんどう豆にそっくり!「成金豆」という名前がおもしろい!もちろん味もとても美味。
「お豆ご飯をいただいたから、どうしてもこれを上げたいのです」というと笑って受け取りながら、「じゃあお返しに」と下さったのが
中の2枚。
ゴマで作られているお菓子なので「ごまかし」
「卓球のときに仲間が持ってきてくれたの 。大体同じノリで、差し上げます」
そこで二人は大笑い。
こういう時間は大切だと思います。
第二の人生になって、生活に変化が少なくなっていくときに、ちょっとしたことでも楽しめる姿勢があるかないかでは大違い。
生きることを楽しむかどうかの鍵は、その人の前頭葉がその出来事をどう評価するかにかかっています。どういう人生を生きてどういう前頭葉を培ってきたのかが問われるんですね。
「ごまかし」と「なりきんまめ」の新しい出会いのご報告でした。
人生の楽しみの筆頭は「人との出会い」だと、私の前頭葉は思っています。