二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

お正月の室礼

2015-12-09 16:19:15 | 一戸建てを建てるまで

かやのやの台所(博多リバレイン店内) で、お正月の室礼を
習いました。会場はお正月の雰囲気!

 

 

かんきつの“きつ”、は「吉」に通じる縁起物。
大きなかんきつ類の晩白柚は大きな吉「大吉」の象徴。

 

 

先生は見た目の華やかさ、美しさも憧れなのですが、
用意して下さる材料にもセンスが光ります。

見落とさないようにミリミリとチェック(笑)。
お猿に桃のポチ袋がありました。
むむ、“桃” はわたしのお習字名。嬉しくなりました。

 

 

実習。
材料(語るもの) は紅白和紙、ぽち袋、鏡餅、勝栗、
黒豆、干し柿、田作り。猿の置物はおみくじだそうです。
先生からのプレゼントです。

 

 

鏡餅を中央に、四隅に食材を盛り(祝いごとは右回り)、
正面にポチ袋と、お猿を添えて~完成!

 

 

次は直会(なおらい)。
設えた(供える意味がある) ものを体に取り込む
行為。茅乃舎のおだしや調味料を使っています。

お神酒をいただいて、博多雑煮を食べました。
博多雑煮は丸餅に澄まし仕立て。出世魚のブリと
勝男菜(かつお菜) が特徴です。

 

 

その他。黒豆はごはん、干し柿は紅白の柿なます、
田作りはくるみと合わせていただきました。
また、今月の冬至にちなんだこんにゃくもありました。

 

 

食後は冬至にちなんだ柚子、柚子茶を。

 

 

レッスン後に先生とお喋り。
先生の地元福岡での大きな初仕事は、日本習字の
雑誌「水茎」(今は絶版) の表紙撮影のための室礼
だったそうです。わたしも日本習字の会員。
ご縁を感じちゃいました!!

博多阪急に寄り道。
今治タオルで~お猿に桃、を見つけました。
お猿は「魔がさる」桃は「長寿をもたらす」意味。
お正月のタオルにしちゃいましょー。

 

 


 


(27年度) 専攻科火曜日クラス 12月

2015-12-09 15:38:59 | 筆文字を書こう

伊都の里研修所にあるイチョウ。
先月は緑の葉でしたのに、黄葉し散っていました。
落ち葉も絵になります。

 

 

研修所の敷地内は花や実をつける樹がたくさん!
いつも職員さんが花をちょこっと活けて迎えて下さいます。
伊都の四季を感じます。

 

 

来年1月の課題から、楷書、行書、草書を学びました。
楷書は、“新年となり国中に春風が吹き渡る”。
行書は、“白い鶴が高い空に舞っている”。
草書は、“朝日東方より出(い) ず” など、課題に新年の
めでたさを感じます。


わたしは行書をチョイス。
講座の最後に、1人1作品を提出して先生の講評が
ありました。

わたしのは、全体的に文字が細かったようで(離れてみると
よく分かる) 余白がぽかーんと空いて見えました。
白い和紙だったので、それをより目立たせてしまった
ようです。

良く出来ていると褒めていただいたのは、名前(雅号) 。
文字の雰囲気を変えてみては、と提案をいただいたので
練習してみました。霞の雨ダレが変わっただけですが
ちょっと変わった印象になって良かったです。

 

 

研修所の1階がリニューアルされて、小さなギャラリー
に変わっていました。観峰先生の書。お宝お宝!


どうぞよいお年をお迎えください、とご挨拶をして
講座は終わりました。“和ごと” って良いなと思いました。