昨日2日は半夏生(はんげしょう) という雑節でした。
雑節は日本独自の暦。
農作業の目安として設けられました。
半夏生は、田植えの終わりの目安。
この頃に降るのが半夏雨(はんげう) という雨。
7月上旬の雨で、梅雨の終わりの目安だそうです。
梅雨の末期の雨なので大雨になることが多く
「天から毒が降る」という言い伝えもあるそうです。
以前、半夏生までに田植えを終えていないと収穫が
半減すると聞いたことがありました。
田植えを終えたところでは農作業の無事と豊穣を願って
神様にたこを供えて直会するとかで。
たこの八本足に習い、稲が根をはることを願う。
また、たこのたくさんの吸盤に習い、稲がたくさん
実ることを願うそうです。
薬膳として食べるたこは、タウリンが豊富なので
疲労回復効果。気を養って体に元気をつけます。
次に不足している血を補うので頭痛、めまい、
生理不順に効果的。また、皮膚に潤いを与えるので
乾燥肌や肌のくすみ予防に役立ちます。
お料理歳時記は、たこ!
札幌ドームで食べたタコザンギが美味しかったので
それかな、と思ったのですが、サラダな一品が
なかったので、あっさり変更。
梅雨どきなので、脾胃に注意。
解毒や和胃の効能をもつ紫蘇、和胃の効能をもつ玉ねぎ
を合わせて家庭薬膳風に仕立てました。