先日、バス停でこんな事がありました。20230216212153
バス停でバスを待っていると私の後に白杖を持った若い女性の方と、私と同世代の女性の方が並びました。母親にしては歳をとられているようですし。そなな事を思ううちにバスが到着しました。先にどうぞとと順番を譲りましたが、大丈夫ですと、二度程譲りましたがバスを待たせる訳にも行かず自分が先に乗車しました。
降車ドアのある前方部には一席空いていました。直ぐの三停留所目では降りますので奥には入りませんでしたが、席に座る事はしませんでした。後に乗って来た白杖を突いた方が同行の方に勧められて席につきました。
自分は全く気になりませんが、気の弱い方であれば次から善行をすることを辞めてしまうのではと思ってしまいました。清水の舞台から飛び降りる覚悟で声掛けをする人であれば、困っている人と遭遇したくないと思う日本人も多いのではと感じた次第です。
自分は善行などとは思っていませんし、自分の思いが100人の人に通じなくても、その中の困った一人の方のお役に立てれば良いと思っています。
何事に於いても遠慮してしまう遠慮深い日本人です。
他人は善行を受けた人も、善行を行った人も何とも思っていないのが現実ですし、善行など存在しません。極当たり前の日常の出来事なのです。
外出すれば一度や二度は世間で言うところの善行を行っているかも。
日本では弱みを見せずに、そんなに強く生きねばならないのでしょうか。
重複になりますが・・・ そんなに強く生きないと、いけないですか?
ホンノ少し手を差し出してくれた手を握っては、いけないですか。
より良い社会は一人一人の総合の和です。
関東、特に東京人より大阪人の方がオープンで溶け込みやすいと言う外国人が多いのも何処か頷ける気がします。でも、自分は生粋の江戸っ子です。