黄檗宗大本山萬福寺がこれ程、壮大な寺院だとは思ってもいませんでした。それと前にも書きましたが、『禅宗には、坐禅の修行を重んじる仏教の1派のことです。ただし禅宗という宗派はなく、日本においては臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の3宗派をまとめて禅宗と呼んでいます。』との事です。萬福寺では二つの御朱印を頂きました。
1 大雄寶殿の御朱印です。
2 布袋尊の御朱印です。
3
4 北回廊です。
5
6
7 日本で言うところの大本山の開祖並びに住職の一覧です。開山は隠元禅師です。
8 中和園と呼ばれる庭園です。井戸の手前に球体が載った石がありました。宇宙でも意味しているのでしょうか。
9 黄色の菖蒲です。訪問したのは5月です。
10 鐘楼として別の棟が建てられていますが、こちらは建物間の回廊に合山鐘が吊るされておりました。高さも高くない為か、ぶつからない為の配慮か、下には鬼瓦が飾られていました。
11 開山堂を脇から卍くずしの眺めた勾欄(こうらん)です。次は引用です。
開山堂・法堂正面の勾欄は、卍及び卍くずしの文様になっています。これらはすでに奈良時代の法隆寺などの南都寺院に使われていますが、江戸時代初期にあらためて黄檗を通じてもたらされたものです。
12 寿堂です。
13 隠元大師が祀られている開山堂です。次に開山堂(重文)をHPから引用します。
三門をくぐってすぐ左に曲がると、通玄門という朱色の門があります。それをくぐると氷裂文の石畳(同じ形の石はまったくない)、白壁・卍の勾欄・白砂などが目前に広がり、真正面に開山堂があります。
ここに黄檗開山隠元禅師をお祀りしてあります。
14
15 扉に彫られた「桃符」と呼ばれる桃の実形の飾りなど、日本の他の寺院ではあまり見かけないデザインです。こちらは『桃戸』です。
16 唐破風様式の入口の先に進むと松隠堂に続きます。
17 松隠堂まえの庭から撮影しました。
18 奥の開山堂の手前の通玄門から撮影しました。
通玄門 重文 開山堂の正門。この門は重要な結界の一つであるため、円柱となっています。奥深く玄妙なる真理=仏祖の位に通達する門。
19 上部しか見えませんが松隠堂です。檜皮葺の素敵な建物ですが入ってみませんでした。
20 萬福寺境内からの帰路の山門の内側に掛かっていた旃檀林(せんだんりん)の扁額を撮影しました。実はこの扁額が何と書かれているのか解読するのに難儀しました。
21 対照的に配置された建物です。文華殿だと思います。
99