今年は2年ぶりにホダ木の菌打ちを行った。ナメコ50本、シイタケ50本の合計100本のホダ木はホダギ切り専門の方から格安の@200で譲り受けた。相場の半分程の値段でしかも配達込みとは実にうれしい。自分の雑木林から切り出せば原価はゼロだが、伐採地が作業道から遠く、結局手間、ヒマを考えるとこちらがベター。
直径8~15cmくらいのミズナラの木に8.0mmの穴を電気ドリルで開け、9.2φmmのコマをハンマーでたたき込む。1本辺り30本だから3000発の菌を打つのに二人で6時間ほどを要して終了。ナメコには色、艶が良く出る桜の木が良いとされているが、この地では少なく貴重品。あとはたっぷり散水して杉林に搬入し、少し間隔をあけながら伏せて作業は終了する。
きのこは2年後の秋から収穫が出来て4~5年は楽しめる。木を伏せてからあんまり手入れをしないので形は不揃いのものが多いが、スーパーで売っているようなオガクズ栽培のものと比べて味の違いは歴然とし、毎年秋の大きな楽しみの一つだ。(シイタケは春、秋2回の収穫が出来る)