昨日、帰宅してみると岳人11月号が届いていた。
今年の5月、飯豊連峰の洗濯沢~北股沢右斜面を滑った投稿記録(短縮版)が掲載さてれた。この北股沢の右斜面はドロップポイントが北股岳から高度を50mくらい下げるので、なんとなくくたびれ損のような気もするが、適度な斜度で斜面はフラットでしかも広く実に快適だ。ドロップポイントでの緊張感もあまり無く、石転び沢上部の急斜面を安定して滑れる方なら誰でも問題ないと思われ、高度感抜群のお勧めコースとして投稿した。この時期のカイラギ荘からのアプローチには多少難が有りますが、体力に自身のある方は是非トライしていただきたいと思います。
最近の岳人誌ですが内容が充実して読み応えが有り、最近の登山関連の動向や興味深い記録が掲載されていて面白い。今までは岳人、山と渓谷共に我々中高年に的を絞った編集方針なのは解るが、受け狙いの妙にワンパターンの内容が多かった気がする。確かに登山人口は中高年が増加したのは事実だが、今は尾根歩き、フリー、インドア、ドライツーリング、アルパインクライミング、沢登り、スキー、ボード、ヒマラヤなど、ジャンルが増えて専門化すると共にマルチ化も進んでいる。そういう意味で今の読者を満足させているとは思えず、特に意欲的な若い現役世代の方にとってはお呼びじゃないという雰囲気だった。今後の編集内容に期待したいと思います。
しかしこの岳人誌、最近では仙台の書店でも扱っている所は少なく、有っても2部位で売り切れると補充が無い。やはり立読みせず購入することが大事ですかね?
反省・・・。