知人に誘われて焼石連峰 キッツ川中俣~支流下降の周回コースを歩いたが、下降コースの支流を甘く見過ぎて手間取ってしまった。
キッツ川は岩手の地元の沢屋さんが最近になってSNSに投稿して話題になっている沢です。駒ケ岳に入る登山道口から更に林道を進み、キッツ橋の駐車スペースに車を置いて本流に入る。最初は3.0~6m程度の小滝とミニゴルジュの中を進む。昨夜の雨で増水していて登りごたえが有り楽勝に登れて快適だが、10年ぶりの沢登りの自分はリズミカルな歩きには程遠く、フラフラしながら2人の後をただ付いて行った。
中俣の出会いから先は待ち望んだ滑滝が連続して気分も良く、スロースペースながら標高950m地点から周回コースの尾根筋に少し上がってから下り、最初に出てきた本流迄短かそうな右俣側の枝沢を選択して下降路とする。
しかし、知らない沢を下降するとロクな事は無く、途中に滝が8本程出てきて懸垂を3回強いられる。25mの滝は懸垂で下降してみたが手持ちのロープは届かず、結局登り返してから高巻いて時間を食ってしまった。最後の30mのS字状の滝はクライムダウンして本流に戻り、後は本流の釜に飛び込んで下ったが結局10時間半も掛かる始末だった。
まあ、終わってみると1日で沢登りとミニキャニオニングを楽しめたので良かったという事にしておきます。
【関連サイト】 東北アルパインスキー日誌