雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2月11日(土) 昔の「紀元節」今の「建国記念の日」、そして…

2012年02月11日 19時42分29秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月11日(土) 昔の「紀元節」今の「建国記念の日」、そして…

 今日は、たぶん弥生時代に、宮崎辺りから遠征してきて奈良県の辺りを侵略・征服した天皇家初代の神武(じんむ)天皇さんが即位したという日を命じになってから「その日は紀元前660年1月1日で、今の2月11日だ」と「計算」して明治の祝日になった「紀元節」の日です。

 ボクは戦後生まれなので、戦後できた「建国記念の日}(今日です)も反対と言うより、むしろ馬鹿馬鹿しいです。ボクが建国記念の日に反対なのは、それは、たぶんフツーの「左翼」の皆さんとは、まったく別の理由です。

 神武天皇さんの頃の古代、浜松や東海地方の民は、近畿の民もそうですが、西日本の三種の神器(矛・鏡・玉)とは違う銅鐸を神器にしていて民です。なんで、九州から来た武装勢力の天皇家に征服された我々「銅鐸の民」が、天皇の「三種の神器」を拝まなにゃならんのですか。

 天皇家の正式史書の『日本書紀』には、神武天皇さんたちが、あらゆる陰謀・奸計をつかって、仲直りの宴会の場で、相手の住民たちを切り殺したことが得意げに書いてあります。まったく懲りない連中です。

 つまり『日本書紀』という公式史書は、神さま(アマテラス大神など)から地上に降りて土民を支配せよという命令を受けた天皇家は、どんな悪質な方法をとっても、それを実現することは神さまから命令されているのだという史書です。

 中南米のインディオの民が、彼らを征服したコロンブスさんを拝むような話は、まったく理不尽です。

  ☆

 今日は、起きて1階へ降りたら、則子さんが居間にいたので、そこに正座して「いつもありがとうございます」とお辞儀をしました。

 キョトンとしていたので「結婚記念日です」と言いました。

 そうなんですよね。なぜ「2月11日」かというと、結婚する前年の秋1978年に「じゃあ、いつ結婚式にする?」という相談をして、ちょうど1079年には2月11日が日曜日であることに気づきました。

 だいたい日曜日に結婚しても、そのあと結婚記念日を忘れたら、則子さんに糾弾されるじゃないですか。それなら、今は「国民の祝日」で必ず「祝日」になるこの日なら、いいだろう、と、当時の労政会館で「会費制結婚式」をしました。黒字でした。

 えーと、何回目だっけ。

 則子さんがここを覗く前に、確定しておきます。

  ☆
 
 歴史的な資料として、以下に、多分ボクの父や祖父は歌った(歌わされた)であろう「紀元節」の歌詞を掲載しておきます。

 紀元節 作詞:高崎 正風 作曲:伊沢 修二 著作権:消滅(詞・曲)

 一、

 雲に聳(そび)ゆる高千穂の
 高根おろしに草も木も
 なびきふしけん大御世(おおみよ)を
 仰ぐ今日こそたのしけれ

 二、

 海原なせる埴安(はにやす)の
 池のおもより猶(なお)ひろき
 めぐみの波に浴(あ)みし世を
 仰ぐ今日こそたのしけれ

 三、

 天つひつぎの高みくら
 千代よろずよに動きなき
 もとい定めしそのかみを
 仰ぐ今日こそたのしけれ

 四、

 空にかがやく日のもとの
 よろずの国にたぐいなき
 国のみはしらたてし世を
 仰ぐ今日こそたのしけれ

 明治二十六年 官報三〇三七号付録 「祝日大祭日歌詞竝楽譜」

原発の本 田中三彦さん著『原発はなぜ危険か』岩波新書、1990年

2012年02月11日 16時07分59秒 | 地震・原発・津波・防災情報

原発の本 田中三彦さん著『原発はなぜ危険か ー元設計技師の証言ー 』岩波新書、1990年1月22日第1刷~2011年6月15日第16刷、194ページ、定価700円+消費税

 この前、お話を聞いた渡辺敦雄さんも「元設計技師」でしたが田中さんも日立の技術者でした。

 この本では、バブコック日立が製造した原子炉圧力容器の製造で生じた「ゆがみ」をいかに取り除いたかという実体験のお話の第1部と、運転中の原発に生じる原発の老朽化問題、とくに中性子照射による圧力容器の脆化や応力腐食割れなどをとりあげる第2部、原発を作り運転する思想・文化をとりあげています。

 話が具体的で、わかりやすいです。素人には、もう少し勉強しないと分からない点も出てきますが、原発を考えるためのお勧め本の一つです。

 
 


浜松・放射線量測定情報 自宅定点 2月9日(木)、10日(金)

2012年02月11日 05時21分51秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 自宅定点 2月9日(木)、10日(金)

 2012年2月9日(木)17時15分、晴れ(雲量10%)、寒い
 
 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.051 μSv/h  
  最大値 0.056 μSv/h
  最小値 0.045 μSv/h

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.052 μSv/h
  最大値 0.054 μSv/h
  最小値 0.050 μSv/h

 11回目から30回目、合計
  平均値 0.052 μSv/h
  最大値 0.056 μSv/h
  最小値 0.045 μSv/h

 2012年2月10日(金)16時56分、晴れ(雲量2%)、微風
 
 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.053 μSv/h
  最大値 0.058 μSv/h
  最小値 0.047 μSv/h

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.051 μSv/h
  最大値 0.055 μSv/h
  最小値 0.047 μSv/h

 11回目から30回目、合計
  平均値 0.052 μSv/h
  最大値 0.058 μSv/h
  最小値 0.047 μSv/h





雨宮日記 2月10日(金) 則子さんは忙しく動き回って疲れが…

2012年02月11日 05時09分27秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月10日(金) 則子さんは忙しく動き回って疲れが…

 今日は、2月10日で「210(にとう)」で「二刀流」=「宮本武蔵の日」です(うそです)。そうすると、3月10日は「さんとう」=「三刀流」でテレビアニメ「ワン・ピース」のあの3刀流の剣士(名前は知りません)の日ですね。

 則子さんは、午前中は静岡市で原水爆禁止静岡県協議会の第5回理事会に出席して、そのあと介護の仕事探しで、午後3時過ぎにやっと帰って来ました。

 ぼくは、やっとその頃に起きて、則子さんと「あの人に電話した?」と話をしたら「今日は忙しいの!あなたが電話しなさい」というので、そのチラシをもらって電話をしました。

 ぼくはそのまま、事務所に昼間の仕事ででかけて、5時半頃帰ってきて、一人で夕食を食べました。

 午後7時から則子さんが主催の会議に二人で出るつもりで、その前に仮眠を取っていたら、則子さんが来て「今日は疲れたから、会議はやめにしたいけど、いい?」と聞くので、もちろん「いいですよ。ぼくも、もう少し寝るから」と。

 則子さんにしては珍しく、午後8時くらいから寝てしまいました。ぼくは、そのお布団の中で、しばらく一緒に手をつないで仮眠しました。