雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

原発ニュース 放射性がれきの焼却受け入れ問題

2012年02月20日 18時18分09秒 | 地震・原発・津波・防災情報

原発ニュース 放射性がれきの焼却受け入れ問題

 静岡県内では先行的に実施している島田市で大きな対立に発展していますが、なぜ当事者で加害者の東京電力がその責任を取らないのか、大きな疑問です。

 それで、検索してみたら、妥当だと思われる講演を見付けましたので紹介しておきます。 

 「被災がれき受入れは復興につながるのか」青木泰さん講演会その1http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1529.html

 つまり、なぜ福島県内は福島県内処理で、宮城や岩手は県外処理なのか、です。宮城県や岩手県のがれきもそれぞれの県内で、あるいは東電の責任で処理させるべきではないでしょうか。

 

 

 


本と映像の森 190 押井守さん著『トウキョウ・ウォー』エンターブレイン

2012年02月20日 05時22分23秒 | 本と映像の森
本と映像の森 190 押井守さん著『トウキョウ・ウォー』エンターブレイン、2005年(平成17年)7月12日初版、365ページ、定価1700円+消費税

 押井守(おしい まもる)さんは「軍事アニメ」制作者なのかと思っていて、平和運動に長い間かかわっていて、「平和運動家は、軍事兵器に詳しくなければ平和運動をする資格がない」と異端の主張をして、半分「軍事オタク」であるボクにとって、関心がかなりある作者です。

 2月18日(土)午後に、浜松市立中央図書館に、則子さんと車で行きました。土曜の午後なので、駐車場に入る車列がいっぱいで、即、則子さんが「智彦くん、浜松市役所の駐車場に行って」と即決して、すぐそばの浜松市役所へ回りました。

 市役所から図書館まで数分ですが、真冬の寒い道をあるいて、「浜松城出丸」と書いた石を見て、図書館への階段を上りました。

 則子さんが「出丸ってなに?」というので「本丸から離れた砦のことじゃないかな」と答えておきました。

 図書館で前に予約した「小説 神曲 地獄編」を聞いたら「まだ前の方が借りてます」でした。

 今日は、ぼくは、結局、押井守さんの小説3冊と、北森鴻さんの小説5冊など、10冊を借りました。

 則子さんは2冊しか借りないので「12冊借りれるよ」と言ったら「そんなに読めないから」と。

 ぼくは「1日1冊」「1年に365冊」を唱えているので。

 もちろん、だいじな本は、何回も読み返します。

  ☆

 押井さんの「東京戦争」ですが、ぼくの大好きな「機動警察パトレイバー」が全面展開というだけで感激しちゃいます。

 とくに、ニヒルな後藤さん、可愛いノアさん。

  ☆

 読後感ですが、もっと現代社会の矛盾とからませて、その「謎」を解き明かす設定が必要だったのではないでしょうか。

 相手側の主人公の「柘植」さんの意図の範囲内での描写(つまり、小説の4分の3の範囲)は、すごくクリアーですよね。

 ところが、柘植さんの攻撃する相手である、日本政府、警察、自衛隊などの「意図」がわからないです。

 さらに、この事態に介入しようとするアメリカ軍の意図と目的も、明確にはされていません。

 ボクなら、柘植さんを米軍の命令での作戦をしながら、自分独自の作戦をしようとする独自勢力として描くのですが。

 後藤さん、あなたはどう考えますか?