雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 6月26日(火) 民主党の終わりの日です。野田ブタさん、わけわからない

2012年06月27日 06時12分01秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月26日(火) 民主党の終わりの日です。野田ブタさん、わけわからない

 いよいよ今日が、消費税値上げ法案と、社会保障改悪法案の衆議院採決の日です。

 なんか、小沢一郎さんを応援したくなるのが、自分でもおかしいですね。それくらい野田ブタさんが変なんですね。だから、その変な人に反対する人は、まともなように見えてしまうんです。

 ぼくは「敵の敵は味方じゃないよ」理論ですが、世間にはそう見えるでしょうね。

 これだけ民主党・自民党・公明党がおかしい、めちゃくちゃな三党の「野合」なので、大阪の橋下さんの「維新」がまともなように見えちゃうんですね。日本の「勘違い」悲劇です。いや、喜劇ですね。

 日本は悲しい国です。いや笑うべき国ですか?

 名古屋の演劇者の兄へ。やはり、この政治の「喜劇」と原発の「悲劇」は表裏一体ですね。こういうのをシェイクスピアさんみたいに演劇にシテ欲しいです。

 大飯原発の再稼働でもそうですが、野田ブタさんは「事故が起きたら責任を取る」と言いながら「安全が確認された」と言って、わけわかりません。日本語に訳すと「事故が起きるまでは安全です」ということでしょうか。

 一度、毒をまきちらしたら、オウム真理教の麻原さんのように逮捕して裁判に掛ける意外に「責任を取る」方法はないのですが、野田ブタさんや前原番長さんは、わかっているのでしょうか?
 
 

浜松・放射線量測定情報 6月24日(日) 雨宮自宅定点 A地点 0.048μSv/h

2012年06月27日 06時07分53秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 6月24日(日) 雨宮自宅定点 A地点 0.048μSv/h

  2012年6月24日(日)17時35分、くもり、微風

 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.049 μSv/h 
  最大値 0.052 μSv/h 
  最小値 0.046 μSv/h 

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.047 μSv/h 
  最大値 0.052 μSv/h 
  最小値 0.041 μSv/h 

 11回目から30回目、20回合計 
  平均値 0.048 μSv/h 
  最大値 0.052 μSv/h 
  最小値 0.041 μSv/h 

 測定器 :堀場製作所「RadI PA-1000」
 単位  :μSv/h (マイクロシーベルト/時)
 測定精度:±10%
 測定回数:スイッチオン後10回(1分40秒)パスして、
      10秒ごとに60秒積算値を自動表示、20回観測
      11~20回と21~30回に分けて結果を表示します
 (注:昨年は10回パスして10回観測でしたが、今年1月5日(木)から20回観測に切り替えました。)
 測定高さ:地上1m
 測定位置:雨宮夫妻自宅の駐車場(コンクリ舗装)のA地点
 測定者及び記録者:雨宮

原発と放射能の本 10 小野周監修・天笠啓祐文『原発はなぜこわいか』高文研

2012年06月27日 05時49分03秒 | 原発を考える1
原発と放射能の本 10 小野周さん監修・勝又進さん絵・天笠啓祐さん文『原発はなぜこわいか』高文研、1980年12月5日第1刷、220ページ、定価1000円、

 増補版が1986年に発行されています。今現在で、ネットで見たら、在庫があるようなので、紹介します。

 今から32年前ですから、ぼくが結婚した直後に買った本です。なぜ買ったのは今となっては記憶の外です。でも、原子力と放射能の本としては、わかりやすい本です。帯に「絵と文章で立体的に説く万人のための入門書」とありますが、的確だと思います。

 目次は以下の通りです。

 1 原子の世界へ
 2 原子力の発見
 3 原爆から水爆へ
 4 原子力発電の歩み
 5 原子力発電の宿命
 6 見えない恐怖・放射能
 7 破局への予感

 目次でわかるでしょうか?できあがった完成形として原発を描くことが多い本と比べても、原発をその発生から展開へとプロセスで描くという点は、非常にすぐれている点だと思います。

 高速増殖炉が挫折して現在の軽水炉に移行していくことも、リアルに事故も含めて叙述されています。

 原発労働者が作業中に「生理的要求」(つまり「オシッコをしたくなったら」)というマンガは傑作です。

 巻末の「参考図書」も参考になります。まあ、「全部読むべし」ですね。

 同じような原子炉開発のプロセスをリアルに描いた本としては、高木仁三郎さんの『プルトーンの火』教養文庫、がお勧めでですが、単行本としては出ていないようなので、高木さんの著作集(1巻5000円と高いので、図書館で借りてください)で読んでください。