雨宮日記 8月21日(水)の2 わかりました!これ恋文(ラブレター)ですね!
この「雨宮日記」の原形は、2人が結婚してから書き始めた「交換ノート」(と言っても、毎日、ぼくが1ページくらい書いて則子さんが1行くらい書く…)が十数冊残っています。
そのあと、ぼくがパソコンで毎日打って「×××くんより××××へ」という文書に移行して。もちろん、則子さんの返事は歴史として残っていません。
2つとも主な内容は、今日、2人はどうする、子どもをどうする、会議の文書をドウするという中身なのですが、この「雨宮日記」はそれの継続です。
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2013年の8月21日になって、やっとわかったのですが、ぼくは、ずっと則子さんへの恋歌・恋文を毎日、書き続けていたんです。
だから、それ自体として「恋歌」なので、返信があろうとなかろうと、それを発信した時点で満足なんですね。
真夏の蝉が恋歌を歌い続けるように、夜の蛍の雄が光を発し続けるように、ぼくは恋歌を書き続ければ満足で…もちろん、返歌があれば、もう死んじゃうくらい満足かも。