雨宮日記 6月26日(木)の1 夕食後、風が涼しい、女子中学生の声がうるさい
次女の作ってくれた夕食を食べて、2階でパソコンを打っています。
風が涼しいです。雀が鳴いています。
下校中の女性中学生のきんきら声がうるさいです。誰か「まじめに帰れ!」と女子中学生に言ってます。
則子さんは横で、伸びています。今日は7時早番でしたが、疲れたようです。
いま時間は午後7時5分ですが、まだ空は青が残っていて少し明るいです。
夏至から数日ですから、これからだんだん夕陽が早くなっていきます。
雨宮日記 6月26日(木)の1 夕食後、風が涼しい、女子中学生の声がうるさい
次女の作ってくれた夕食を食べて、2階でパソコンを打っています。
風が涼しいです。雀が鳴いています。
下校中の女性中学生のきんきら声がうるさいです。誰か「まじめに帰れ!」と女子中学生に言ってます。
則子さんは横で、伸びています。今日は7時早番でしたが、疲れたようです。
いま時間は午後7時5分ですが、まだ空は青が残っていて少し明るいです。
夏至から数日ですから、これからだんだん夕陽が早くなっていきます。
本と映像の森 304 永井豪とダイナミックプロ『デビルマンレデイ 8』<モーニングKC>、講談社、1999年
帯から引用すると「突如、地球規模で始まった人類の獣人(ビースト)化現象、若い女性高校教師不動ジュンは、奇跡的に人間の理性を保ったまま獣人化する能力を身につけた。そして謎の女性アスカ蘭から人類の未来を守る使命を与えられる。」
「デビルマンレデイ」は、「デビルマン」の続編となりますが、そのことは途中から証されていきます。たとえば、この8巻ではジュンは、グルメク共和国大使館に秘書として入り込み、謎の儀式で十字架にいけにえとしてはりつけの身になる。
人間が変身した怪物ヴラヴァ神に食われる運命だったが、突如、大使館の床が抜けて全員が地下へ落ち込んでいく。
気がつくとそこは暗い、ヌメヌメした、怪物たちがヒトをどんどん食う世界。
ジュンは「まるで‥まるで‥」とつぶやくと
ジュンの後ろから男の声が「まるで‥なんだと思う?」と声をかける。
ジュンが振り向くと若い黒服の男が座っていた。
それは前作「デビルマン」の主人公不動明だった。
「霊界といった方がわかりやすいかな、それとも地獄」
不動明とともにジュンは、地獄をめぐり始める。そして地獄から出るために、地獄の最下層に降りていく。
罪人がここに落とされるの?と聞くジュンに不動明は答える。
「さーてどうかな。俺はダンテみたいに心身深くないのでね」
「地獄とはまさしく地獄。悪意に満ちている」
「地獄に死はない。繰り返し繰り返し食われ続ける」
不動明の、天国論を聞こう。
「天国に俺の行く場などないのだ。地獄が道徳律によってできているのではないように、天国もまた正義による規律であるのではないのだから。地獄が闇の牢獄ならば、天国とは光の牢獄なのだ。神に絶対の服従をしたものだけが入れる牢獄に過ぎない」
「俺の知る限り、天国とはそういうところだ。他に真に天国といえるところがあるか俺は知らない。この宇宙を創造したのが本当に神なのかも知らない。了なら知っているかもしれないが」
地獄の長い坂道を降りながら、不動明のジュンへの独白は続く。
「了は人間ではないんだ。堕天使、暁のルシファー、またの名をサタン‥そして俺の親友、そして最大の敵」
「ヤツこそ俺の怒り!俺の憎しみ!そして なお ヤツが 好きだ。できることなら理解したい」
そして不動明とジュンは、ついに地獄の最下層に氷づけになって凍結されているというサタンに会いに行く決意をする
(第9巻に続く)
◎なお「サタン論」については、平井和正の未完のロング小説「幻魔大戦」シリーズのうち『真幻魔大戦』の「第3部 堕天使との邂逅」を参照(出版されたかどうかも不明。ぼくは雑誌分を所蔵しています)