雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

震災・くらし情報 浜松市の水道の放射能測定結果

2011年06月21日 06時17分33秒 | 地震・原発・津波・防災情報
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震災・くらし情報 浜松市の水道の放射能測定結果

 浜松市の公式HPに掲載されていましたので、紹介します。
 
 問題は、新聞などで以下のことが公表されたのかどうかです。
 調査しますね。

 新潟県新潟市では、ホットスポットなのかどうか、怖いデータが出ています。
○ 採取日
 平成23年5月27日
○ 分析機関
 (株)同位体研究所
調査結果 (単位:Bq/kg)
施設名 ヨウ素-131 セシウム 合計
戸頭浄水場 101 4,129
満願寺浄水場 554 45,544
※ セシウム合計は、セシウム-134とセシウム-137の合算値です。

 以下、浜松市のコピーです。


 このたびの東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故による水道水への影響について、これまでに実施されている種々の測定結果から、浜松市の水道水は心配ないものと思われます。

 現在、県内および近郊の放射能測定ができる検査機関では、県等からの依頼検査により新たな検査は受け入れられない状況にあります。県外の民間の分析機関へ浜松市の水道水(3/25採水)を送り検査を依頼したところ、放射性ヨウ素、放射性セシウムとも検出されませんでした。

 今後とも、静岡県や他都市等との連絡を密にし、情報収集や対応に万全を期してまいります。

 なお、静岡県のホームページでは、県内の測定結果を公表していますので、参考にしてください。


 浄水汚泥※

※水道水をつくる過程で発生するもので、川の水に含まれる「にごり成分」を凝集沈殿し、乾燥させたもの

 浜松市大原浄水場で発生する浄水汚泥を6月6日に採取し、県外の民間の分析機関へ検査依頼したところ、6月16日に下記のとおり結果の報告がありました。

項目 結果

放射性ヨウ素 検出しない

放射性セシウム 19Bq/Kg

 この値は国が示す飲食物摂取制限に関する指標値にの10分の1以下であり、健康にはまったく影響がない値です。



震災・くらし情報 2千年前に西日本でM9の4連動地震の証拠?

2011年06月21日 05時56分37秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 2千年前に西日本でM9の4連動地震の証拠?

 津波や原発事故の原因となる大地震のことを追っかけているので、すこし書いていきます。

 『中日新聞 5月26日(木)』「29面」に「静岡~四国沖で巨大津波か 2000年前の馳走に痕跡」という記事が掲載されました。

 ☆☆☆

 最初「6月26日」と打ってしまい「未来の日付け」と指摘されました。
 新聞切り抜きを見直したら「5月26日」でした。
 ご指摘ありがとうございました。
 お詫びして、訂正いたします。(6月24日(金))

 ☆☆☆

 ぼくも「中日新聞」でしか見ていないので、他の新聞はもしかしたら無視したかも知れませんが,重大な情報だと思うので、紹介します。

 記事は、千葉市で開かれている日本地球惑星科学連合大会で高知大教授の岡村真さん(地震地質学)のグループが25日に発表した研究を紹介しています。

 研究では、高知県土佐市の海岸から400m内陸にある蟹ヶ池の地層をボーリング調査して、津波の堆積した6つの地層を確認しました。

 1707年の3地震連動の宝永地震(推定M8.4)では堆積した砂層は厚さ20センチ、2000年前の砂層は厚さ50センチあり,宝栄地震の2.5倍、Mは9と推定された。

 記事では東大教授の古村孝志さんが、3連動地震の震源の外側に、1605年に起きた慶長地震の震源域があり、4地震が連動したのかも知れない、と指摘しています。

 
 

遠州古代史の本 12 大庭祐輔さん『竜神信仰』論創社、2006年

2011年06月20日 19時45分42秒 | 遠州古代史
遠州古代史の本 12 大庭祐輔さん『竜神信仰 ー諏訪信仰のルーツを探るー』論創社、2006年5月30日初版第1刷、301ページ、定価3000円+消費税

 遠州古代史を勉強するためには、ぜひ読んで欲しい文献です。
 
 「天白信仰」や「白羽」、ミシャグチ神、諏訪信仰、龍蛇信仰など、浜松の古代史に関連する重要な神や信仰を研究しています。

 宗像・出雲・諏訪を結ぶ道と、大和・伊勢から諏訪を結ぶ道、2つの道を提唱している点もだいじなことと思います。
 
 生産面での、製鉄や織物、造船との関係も考察されています。

 個々の信仰や神社・神さまについては、この「遠州古代史」で考察するときに、大庭さんの指摘を紹介しながら考えていきたいと思います。

 こういう本って、出ているときにすぐに買っておかないとすぐ、品切れ・絶版になることが多いです。

 



 

雨宮日記 6月19日(日) 天ぷらには米粉(こめこ)を使うといいよ

2011年06月20日 19時39分57秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月19日(日) 天ぷらには米粉(こめこ)を使うといいよ

 夕食に珍しく、則子さんが天ぷらを揚げました。
 「天ぷらは、いつも智彦くんが作るから」とめったに天ぷらは作らないのに。

 食べてみたら、えっ?!カラッとしあがって、おいしい!
 「なに?これ、どうしたの?」と聞くと
 「小麦粉(薄力粉)じゃなくて米粉であげるといいって聞いたから、やってみたの」と嬉しそうです。

 あ、うれしいな。
 おいしいからっとした天ぷらがいつも食べられるなんて、幸せです。
 
 写真は米粉でカラッと揚げたテンプラです。
 

雨宮日記 6月18日(土) 忙しい則子さんと里山へ、嬉しいです!

2011年06月20日 06時45分58秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月18日(土) 忙しい則子さんと里山へ、嬉しいです!


 妻の則子さんは、いま土日だけが休みです。
 午前中は、県原水協(原水爆禁止静岡県協議会)の理事会へ参加。
 午後は、3時から4時半まで、ぼくも則子さんも参加する組織の総会。

 それを終えて、2人で里山へ車を走らせました。
 (家にいるおじいちゃんの1日の食事を則子さんがぜんぶ用意してです)

 雨っぽい天候でしたが、蛍のいちばんの時間帯である
 午後7時半から8時半まで、小雨が降ったりやんだりを保ちました。

 もう今週はヘイケの1秒点滅の小さな光りがすてきで、
 ゲンジボタルより多くなりました。
 
 田んぼの上をヘイケが飛ぶと,すぐ下の水面に光りが映ります。

 今日はご家族やカップルなど10数人が参加、
 生命が光り輝くのを楽しみました。

 ホタルさんたち、ありがとうございました。
 明日もよろしくお願いします。

 写真は、里山じゃなくて、西区の道路で
 雨の日の、多分ツチガエルでしょうか。

雨宮日記 6月18日(土)早朝 ブログ17万ヒットありがとうございます

2011年06月18日 06時17分19秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月18日(土)早朝 ブログ17万ヒットありがとうございます

 ブログが17万ヒットを越えました。
 昨日は1000ヒットです。
 
 こんなに見てくれるなんて、適当なことは書けないな、と
 身と心の引き締まる思いです。
 
 (そう書くわりには、適当に書いていたりして…)


 いまは明るくなった早朝
 雨の降らない曇り空…

 則子さんは、今日も朝から忙しいです。
 ちょっと、起こしに行ってきます。
 
 写真は、庭(小さな、小さな空間)に咲いたカンナです。

 
 
 

雨宮日記 6月17日(金)夜 長女のTさんがいる夜、ラーメンを作る

2011年06月18日 05時59分30秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月17日(金)夜 長女のTさんがいる夜、ラーメンを作る

 夜、家に帰ると、6月5日に彼氏とアパートに同居するため「疾風のように去っていった」(おじいちゃんの表現)長女のTさんが帰っていて、台所で、今日の夕食のカレーを食っていました。

 「あ、お帰り」と言い
 Tさんは「ただいま」と。

 これが、いつかは「あれ、いらっしゃい」となるのでしょうね。

 次女のIさんと「8月の結婚式には、誰を呼ぶ」とか「バランスが」とか話をしていたようです。
 
 Tさんも帰って,午後10時頃、お腹がすいたので、ボクが買い置きの(「ボクが」って強調することは必要ないですね)インスタント・みそラーメンをつくって食べました。

 5月頃に、自分でカップラーメンを作って食べていた次女のIさんが「保育園の頃ね、お母さんに、カップラーメンが食べたいって言っても、だめって食べさせてくれなかった」と、うらみつらみを言ってました。

 お母さんの則子さん(ぼくの妻)は、自然志向の保育園の保母さん(当時は「保母」という呼び名です)で、まあ激烈な人なのです。

 「Iさん、それはお願いする人を間違えていたんだ。お父さん(ぼくです)に言えば、たぶん、願いをかなえてくれたと思うよ」

 「お父さんと,お母さん、かなり違うね」
 
 「いや、違わないよ。ただ、月に何回か、カップラーメンと喰ったって、インスタメンを喰ったって、科学的には、そんなに人体に与える影響は変わりないという、柔軟な見極めができるかどうかですね」

 写真は、東海大震災対策で保有している非常用のインスタントラーメンを、ときどき流用して無計画的に食べています。
 
 セブンイレブンで売ってる味噌ラーメンです。



 

雨宮日記 6月17日(金)昼 今年、切りすぎたガクアジサイの花が…

2011年06月18日 05時50分54秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月17日(金)昼 今年、切りすぎたガクアジサイさんの花が…

 梅雨の時期ですが、毎年、たくさん花を咲かせる「庭」のガクアジサイさんが
 2つしか花を咲かせていません。

 則子さんのいうには「剪定しすぎて、フキやカンナに負けちゃったみたい。ごめんね」ってガクアジサイさんに謝ってました。

 日本は「四季」ではなくて、梅雨も入れて「五季」だという説ももっともだと思います。

 

本と映像の森 上映映画紹介「ショパン 愛と哀しみの旋律」です!

2011年06月17日 22時17分51秒 | 本と映像の森
本と映像の森 上映映画紹介「ショパン 愛と哀しみの旋律」です!

 雨宮ブログを見に来る音楽ファン(って、あんまり多くないか?)に送る朗報です。

 浜松の小劇場「シネマ・イーラ」で6月25日(土)から7月15日(金)まで、1日1回(午前10時から)か2回(午後は2時半からか3時から)の上映ですので、時間を調べて行きましょう。

 ポーランド映画なので、かなり現実に近いであろうと期待します。
 (まだ見ていません)。
 上映時間129分。

 次女のIさんに「画面はいらないな。音楽だけでいい」と言ったら
 「映画の意味ないジャン」と笑われました。

 写真は関係ないけど、雨宮家の玄関に飾ったアザミなど。

雨宮日記 6月16日(木) ついにファックス電話がおしゃかに…

2011年06月17日 22時05分06秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月16日(木) ついにファックス電話がおしゃかに…

 買ってから何年かというと、もしかしたら十軒町に引っ越してきて2台目?1台目?
 まさか1台目と言うことはないと思いますが、とにかく、送信用の紙を入れても、紙を飲み込むことを拒否するようになったので、ついに則子さんも切れてしまい、この電話機にお別れを告げることにしました。

 いったい、何枚の紙を送り、何枚の紙を受けたでしょうか。
 お疲れさまでした。

 新しい電話機を買いに、則子さんと高林のコジマに行きました。
 1万円前後で十分、ほとんど機能はいらないと、いちばん安そうなのを買いました。

 

本と映像の森 154 鈴木光司さん『リング』角川文庫、原書1991年

2011年06月16日 06時29分10秒 | 本と映像の森
本と映像の森 154 鈴木光司さん『リング』角川文庫、原書1991年

 やっと読みました!
 わが浜松市出身の小説家、鈴木光司さんの三部作の第1作「リング」!

 夜中に1人で車の運転をしているので、怖い小説を読むと、仕事中ずっと,怖い思いを引きずるので、怖い小説は、まあ5年後に、仕事を引退してからにしようと思っているのですが、それでは、当分は(あと5年は)「リング」を読めないのです。

 中央図書館に、文庫本があったので、つい借りてしまいました。
 
 小説は、なにが原因か、10代の4人の若者、女子高校生と、バイクの男性、車の男女のカップルが、9月5日の夜に、同時に別の場所で、死因不明で死んでしまうことから始まります。
 
 女子高校生の叔父さんで、同時にバイクの若い男性の死に遭遇したタクシー運転手と会ってしまった新聞記者の浅川さんが主人公です。
 
 あんまり読みたくなかったのは、やはり暗い怨念の設定で(おまえは何をしておんねん)、普通の人にはない超常能力をよりよい未来のために使うという発想がないからでしょうか。

 ぼくの好きなSF小説、平井和正さんの『幻魔大戦 12 大変動への道』(角川文庫)で、敵役の青年に念をかけられて死にそうになった松岡さんに、主人公の一人の井沢郁江さんが言います。

 「松岡くんたちが手出しをすると問題がこじれて大きくなるわ。彼は制裁を加えられたってびくともしないし、反省どころかすごい復讐心に燃え上がるだけよ。殺したって無駄。それこそもの凄い音量になってしまうわ。」(p24)

 こういう問題に「幻魔大戦」の続きは、どうなっているかというと…うーん。

震災・くらし情報 原発周辺自治体は放射能汚染以前に終末期だった…

2011年06月16日 06時15分08秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 原発周辺自治体は放射能汚染以前に終末期…

 「生きている」ということは、生命それ自体で、自立的に生きていると言うことです。

 終末医療で問題になっているように、栄養補給などでかろうじて生きていることは、自立して生きてることにはならないと思います。

 医学でいう「終末期(ターミナル)ケア」の時期です。

 ところが、ニホン列島の原発周辺自治体は、どこも、原発建設による補助金その他のお金で潤ってしまい、自立できなくなっていました。

 つまりは、自治体として、自らを治めて生きているとは言えない、電力会社と国によってかろうじて生かされている状態だったのではないでしょうか。

 電力会社や国に放置されれば死にます。

 そういう自分たちの根本的な反省抜きに、未来の再生はあり得ないと思います。

 ところで、あなたは自立していますか?

 ボクは自立しているんでしょうか?

 そう思っていますが、則子さんに頼っているかも…。

 書き終わって、すごく冷酷なことを書いたかも…と思いましたが。
 自治体を、踏んだり蹴ったり、したのは財界・政府であって、ぼくではないですので。

 観測者(オブザーバー)を非難するのはお門違いと思います。


雨宮日記 6月15日(水) 行動型直列の則子さんと並列のぼく…

2011年06月16日 05時51分29秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月15日(水) 行動型直列の則子さんと並列のぼく…

 乾電池をつないで灯りをつけるときに、乾電池を直列にするか、並列にするか、ということがあり、人間にも直列の行動型と、並列の思考型の人間がいると、体験から感じます。
 
 30数年妻(あたりまえですが)の則子さんは,行動タイプの人間で、いろんなことを同時に思考することはたぶん苦手だと思います。
 ぼくは思考タイプの人間で、ひとつころだけを考えて行動することは苦手です。

 そういう2人が、なんで30数年も夫婦しているかというと、違うタイプのAとBをかけあわせると大きな力になるからです。

 行動型の則子さんは、まずこれをやって、これが終わったら次に…ぼくはぜんぶ並列に同じ時間に同時並行で考えているので、一つ事に集中していません。

 たぶんスポーツマン・スポーツウーマンは、みんな一つのことに集中しているのでしょうね。

 ぼくは、2つ以上のことを感じて、考えて、時空の始まりから、☆の彼方のことまで同時に考えないと、頭が1つことに固定してしまうと鬱症状になります。

 そういう2つのタイプをうまく組み合わせて行動すると、大きな力を出せるのですが、さすがに、これだけ違うと,時々、うまくかみ合わなくて、うわ、どうしよう、ということもあります。

 車の中で、会話をしながら上の空で、まったく別の思考をたどっていて、則子さんに感づかれて、つねられることもあります。

 「痛!、ちゃんと考えてますって!」
 「智彦くん、そっちの方が重要だって思ってたでしょ?」
 「いえ…そんな…」

 

震災・くらし情報 浜岡原発から「風が吹くとき」…

2011年06月16日 05時42分17秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 浜岡原発から「風が吹くとき」…

 「風が吹くとき」は、悲惨な核戦争で自国政府の言うことを信じて
 放射能のなかで死んで行く老夫婦を描いた絵本です。

 浜岡原発でなにか起こったときに、「浜岡から風が吹いたら」
 すぐに逃げようと,家族や知り合いみんなに言っています。

 で「浜岡原発から浜松に風が吹く時」があるのでしょうか?
 あります!

 「浜岡原発 風向き」で検索すると、
 「原発震災が起こったら・避難の手引き」
 http://www.stop-hamaoka.com/kaisetsu-5.html
 がヒットします

 「浜岡原発サイトは風が強い。上空100mの年間の風向きは、北15%:東25%:南15%:西45%の割合で西風が多い。平均風速は約7m/毎秒。時速に直すと25km/毎時である。この速さで放射能が運ばれると、放出1時間後に島田~掛川~袋井、2時間後に静岡~浜松、4時間後に熱海~飯田~岡崎、5時間後に甲府~名古屋、7時間後に東京~松本~彦根~尾鷲に達する。ただし夏は風が弱く冬は強い」と書いてあります。

 つまり、浜岡から浜松へ吹く風があるということです。

 実際は「東海大震災」あるいは「西日本大震災」(3つ以上連動)がおきたときに、
 すぐ逃げるかどうかは、悩ましい問題です。

 ぼくや則子さんは、地震対策のために、ここに残るべきとは思うので
 長女や次女は、すぐに避難して欲しいと思いますが…。
 

雨宮日記 6月12日(日) 福島原発事故の原因となった犯罪と罪

2011年06月14日 05時58分17秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月12日(日) 福島原発事故の原因となった犯罪と罪

 福島原発事故の原因は、電力会社(財界)と政府・与党の「犯罪」にあると、ぼくは思います。
 このことについて、異論はあろうかと思いますが、今日書きたいことは、ぼくたちの側にも反省すべき点はないのかということです。

 われわれは正義の神さまで,東電や政府は地獄の悪魔みたいに言う人もいますが、ぼくは、ぼくらの側にも、原発の建設と継続を許してきた「罪」はあるだろうと思います。

 誤解の無いように、「罪」というのは東電や政府のような、法律上の「犯罪」ではありません。
 あくまでも、道義的・精神的な「それを食い止められなかった」責任です。

 でも、少数者の「犯罪」と多数者の「罪」がからみあって、「破局災害」に至ったという事実は、きちんと認識したいと、ぼくは思います。

 そう思わない方に、強制するつもりは、まったくありません。

 ナザレのイエスさんのいう「汝らのうち、罪のなきもの、女を石で撃て」という、あの「罪」です。
 あ、キリスト教徒のみなさん、解釈が間違っていたらごめんなさい。

 言いたいことは、過去に過ぎ去ったことについて、何も「反省」のない人は、ボクとしてはあんまり「仲間」になりたくない、というだけです。
 
 それを条件にするつもりはないです。

   *

 昼間は暑くなってきたからか、あせもなのか、手の指のあいだが紅く腫れてかゆいです。
 虫さされではないと思いますが。