こんばんは
とりあえず試験を受けてきました。あとは明日面接です。
とりあえず、少し疲れているのか眠いので、さらっと記事を書きます。
池田清彦教授 「奨学金で大学に行くのはサラ金でパチンコしているのと変わりはない?」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120415-00000002-sasahi-soci
週刊朝日 4月15日(日)7時3分配信
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日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金の返還を滞納して、金融機関や信販会社に情報を提供された人が一万人を超えたとニュースがあった。奨学金は本来は国家有為の人材を育成するために、優秀でかつ親が手元不如意の学生を支援するためにはじまったのだろう。
滞納している人の大半は経済的に苦しいのだろう。信用情報機関に登録されると住宅ローンも借りられず、クレジットカードも使えなくなるかもしれない。私が借りた頃は無利子のタイプだけだったが、今は年利最大三%の利子が付くものが主流というから滞納している間に利子が膨らんでさらに苦しくなるに違いない。将来を夢見て奨学金を借りて、大学や大学院を出たものの就職もままならず、奨学金が返せずドツボにはまるとは気の毒なことだ。
自己責任と言えばそれまでだが、多くの人は大学卒や大学院卒という幻想に騙されているのではないかしら。成績優秀で、貸与ではなく返還義務がない給付奨学金がもらえるならばともかく、学問に興味はないし、勉学に励むつもりもないのに、みんなが行くから私も行きたいという理由だけで、親のスネをかじるだけでは足りず、借金までして大学に行っても無意味ではないか。怒る人もいるかと思うが、はっきり言ってサラ金でお金を借りてパチンコしているのとさして変わらない。
奨学金1万人滞納 金融・信販会社に登録
日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金制度で、返還滞納者の個人信用情報機関への登録が1万件を超えたことがわかった。金融機関や信販会社に情報が提供されるため、「ブラックリスト化」とも呼ばれる。機構や大学から奨学金を受ける学生の割合も増えており、機構の調査で初めて5割を超えた。
機構は、2010年度末時点で123万1378人に総額1兆118億円を貸し出し、3カ月以上の滞納額は約2660億円に上る。回収強化のため、10年度から3カ月以上の滞納者の情報を信用情報機関に登録し始めた。一度登録されると、返し終えても5年間残り、クレジットカードや住宅ローンの利用が制限される可能性がある。
機構によると、10年度の登録件数は4469件、11年度は今年2月現在で5899件で計1万368件に達した。
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今後の生活に支障が出るようなことを国がしなくてもよいではないかとも思うが、もしかするとそれ以上の経済的な破綻をしないようにするための親心かもしれない。しかし、そのきっかけが奨学金でそのような方が10000人もいるというのは驚くほかない。
ただ、何らかの理由で3か月滞納した場合は5年も影響が出る可能性があるのか…ということが一つ。
あと、奨学金を借りて、大学院にいった場合はどうなるのか・・・ということ
大学院に行った後に就職先が見つからないということもありうるかと思うが、そういう人がなっていた場合は何とかしてあげてほしいように思う。
ただ、1つめの記事に書かれているように「皆が行くから大学に行く」というような方がいるのは確かだと思う。
昔英語のPrivate teacherを頼んでいた方は大学の講師だったが、(家が近かったので)飲んだりした時に「日本の大学生はすぐ授業中に寝る。アメリカではありえないことだ」と言われ、恥ずかしくなった(ちなみに日本語が8割、英語が2割の会話ですw)。
僕は過去に一番勉強したのは大学の3年、4年だといっていい。だって医学って面白いんだものw
僕は「志望の大学に入ればいい」くらいの感覚で小中高の勉強をしていました(まぁ、今にして思うとそれぞれもっと深めてもよかったと思いますが)。英語以外はそれでも後悔はないですね。英語と言っても英会話の勉強をしておけばよかったとw
大学は本来勉強しに行く所であって、遊ぶくらいだったら働けと言いたい。これは本当(まぁ、小中高も勉強するところですけどね)。就労できる年齢の人が借金しながら遊んでいるだけなら、その時間が無駄。社会的にも有意義ではないではないか。しかも、自分の首を将来締めるようなことになるなら、本当に意味がない。
そういう意味では大学の進級・卒業基準を厳しくした方が、社会的にはよいのかもしれませんね。まぁ、今は大学を作りすぎなのかもしれませんが・・・・。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。