駅前広場のシバザクラ

今年は３月１７日に開花宣言された静岡のサクラは３月２６日に満開となりました。
これでは４月初めにはほとんど散ってしまうのだろうと思っていました。

ところが、４月初めには一部は散り始めたものの
その後小寒い日が続きなかなか春めいた日がなく、いまだにサクラを見ることができます。

ところで、静岡駅前にはサクラはありませんが
数年前に再整備された広場にはシバザクラが植栽されています。

白い花は、まだこれからという体裁であまり咲いていませんが
赤いものは３月下旬から咲き始め、４月初めには咲きそろったようです。

この駅前広場は
機能一点張りで旅人や通勤客の心を癒す装置など全くないのが
どうも好きになれないのですが
このシバザクラだけは、なかなかいい風景です。

七間町のひかりとかげ

七間町通りと昭和通りとの交差点の位置には
昭和初期に昭和通りが拡幅される以前から金魚屋（陶器の店）があったということです。
拡幅される前は角から３軒目だったのが、拡幅で２軒立ち退いたため角に位置するようになり
以来、七間町の角と言えば金魚屋という風景があったということになります。

その金魚屋が昨年初めに閉店し、以来この角に灯りがともることはありませんでしたが
６日の夕方、久方ぶりに灯りがともりました。
この新しい店は９日から営業するそうです。


※七間町（しちけんちょう）のアクセントは錦糸町型でなく有楽町型です。
先日地元某ＴＶ局のアナが七面鳥のごとく発音していてびっくりしました。
地名アクセントは地域の財産であるので地元のアクセントを侵さないようにしてほしいものです。
（呉服町のアクセントがＴＶの影響からか、変わりつつあるのはいまいましいかぎりです。）

雨の古式稚児行列

４月５日は、輿に乗った稚児が山車をしたがえての古式稚児行列が行なわれます。
（昨年のようすはこちら）
朝からかなりの雨が降っていますので当然中止なのかと思いきや
はげしい雨をついて敢行されました。

今年は七間町(しちけんちょう）から出る年なのですが
さすがに輿に乗った稚児は馬場町（ばばんちょう）からとなり
七間町からは山車だけが出発しました。

▽七間町交差点、華やかさが欠けてしまったのは仕方がないがちと残念。


▽七間町通り


▽札之辻交差点


▽馬場町からは先頭に稚児が


▽輿に乗った稚児

お踟の巡行

▽４月４日、追手町（おうてまち）を行く青葉中商連のお踟の動画です。（ちょいと短いのですが）

踟勢揃（ねりせいぞろい）

３日午後、追手町（おうてまち）の市庁舎前でお踟（おねり）が勢揃いする踟勢揃が行われました。
（踟とは山車、又は山車を引き回すことを言います。）
かつては数十台あったと言われる駿府の山車ですが、多くの山車が１９４０年の大火と１９４５年の空襲で失われ
残念ながら現在は５台のみです。


▽左：暫車（しばらくぐるま）、神武車（じんむぐるま）
　　　〔暫＝鎌倉権五郎景政〕


▽左：稲荷車（いなりぐるま）、中：咲耶車（さくやぐるま）、右：木花車（このはなぐるま）


▽面踊り競演


▽二人による競演（共演？）


▽市庁舎本館あおい塔（葵タワーとは違います。笑）前を通ってそれぞれの方向へ


▽呉服町一丁目のアーチをくぐって帰途へ


▽こちらは提灯（ちょうちん）にあかりがともった伝馬踟（18：30ごろ呉服町二丁目）
　最近は多くのお踟が６時までには終わるのでこういう姿はなかなか見られない。

お踟（おねり）の出発風景

３日朝行われた今年の当番踟の新通学区連の新通公園での出発風景です。
（新通は「しんどおり」ではなく「しんとおり」、アクセントは「高低低高高」）

▽駿府の山車はすべて江戸型です。左稲荷車（いなりぐるま）、右咲耶車（さくやぐるま）


▽出発に際し清祓式が行われます。


▽木遣りとともにいよいよ出発、駿府の山車は木遣を唄いながら引くのが特長です。


▽牛に引かせるのも駿府の山車の特長だったのですが、近年は牛の調達が困難なようで最近はほとんどの山車が人力のみです。


▽山車の上ではお囃子にのって面踊りが行なわれます。

青葉・中商連の山車

▽七間町の会所で一休みしていました。山車は木花車（このはなぐるま）です。



▽あ！　木花咲耶姫命のお顔と衣装が去年と違います。


▽新調されたのでしょうか？




▽こちらは人宿町商店街を行く神武車、元宮ケ崎町所有の神武車（じんむぐるま）は豪壮で大きい。

静岡まつり開門式と近隣の夜桜

静岡まつりで開門式を実施するようになったのは
かなり前のことだと思いますが、今回初めて見ました。


▽閉まっていた東御門の戸が開いて筧利夫氏が扮する大御所（家康）がキリの中から登場。


▽筧利夫の大御所は、けっこうおもしろかったのですが、この行事を毎年見てみたいとも思わないというのが
　率直な感想です。


▽大御所に登城（？）を許された一般市民が続々と入っていきます。



▽こちらは旧清水門（西門橋）のサクラです。


▽西草深町１０番にある樹齢２５０年のシダレザクラです。個人の家ですがライトアップされています。

駿府城址のサクラが散り始め

今朝のアラシのごとき風雨のためもあってか
駿府城址のサクラがさかんに花びらを散らしていました。

▽３月２６日の中堀・旧清水門（西門橋）
＜満開のサクラを背景に大勢の人が記念撮影＞


▽４月２日の同じ場所
＜花びらをはらはらと散らして地面を彩っています＞


▽外堀・追手門（大手門）
＜サクラが散るなか災害復旧工事が進められています＞



▽外堀・城代橋
＜散るサクラを惜しんで撮影する人が目だちます＞

葵タワーが竣工 II

前回のつづきです。

▽地階部分の店舗（４月１日現在、まだ開業していない店舗があります。）