静岡市は、お茶栽培発祥の地です。
当然、今でもお茶の栽培は盛んで
特に山あいの本山茶(ほんやまちゃ)や両河内茶は
里のお茶とは一線を画す品質の高さを誇っています。
紅茶に例えれば、ダージリンといえるでしょう。
また、古くからお茶の集散地でもある静岡市は
全国で生産されるお茶の3分の2が
いったん静岡市へ集められ、市内の製茶問屋で仕上茶にされ
全国へ出荷されています。
紅茶に例えればロンドンといえるでしょう。
(やや乱暴な比喩であり、紅茶に例えなければならないのは少々もどかしいのですが・・・)
それはともかく19日に北番町の静岡茶市場で新茶の初取引がありましたが
きのう、きょう(22日、23日)静岡駅コンコースで恒例の新茶のサービスがあります。
やはり新茶独特な甘みとさわやかな香りは独特なものがあります。
お茶と言えば、宵越しのお茶(ペットボトル入りのお茶のことです)ばかりの昨今ですが
これを機会にぜひ多くの人に新茶のおいしさを知ってもらいたいものです。
個人的には
自宅で宵越しのお茶(ペットボトル入り)は飲みたくないと思っています。
▽葵区の安倍・藁科筋の本山茶(ほんやまちゃ)のPRポスター
▽新茶のサービスとは関係ありませんが
お茶を意識しているのか、静岡市のポスターは緑のものが多いようです。(静岡駅前地下道)