風のささやき 俳句のblog

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子は騒ぎ眠る大人は子の知らぬ労苦に萎み皺深くする 【短歌】

2020年10月28日 | 短歌
騒ぐだけ騒いで
子供たちが眠りました

双子は同じ年の友達と
四六時中一緒にいるような状態なので
調子に乗ると手が負えません

そうして二人が眠り
嘘のように静かになる部屋

それは子供の知らない労苦が
また心に忍び寄ってくる時間でもあります

その労苦に押しつぶされて
萎んで行くように感じられる自分の体

険しくなる顔の皺も
深さを増して行くようです