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風のささやき 俳句のblog

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色なくす冬の風景、蝋燭のように点りぬ、老い木の緋色 【短歌】

2022年12月13日 | 短歌
冬の風景は
彩り鮮やかな色彩をなくして
どこか灰色の印象を受けます

それが余計に冬を
肌寒く感じさせるのかも知れませんが

そんな冬景色に
灯りをともすように
色づいた一本の木
鮮やかな緋色で
あたりも照らされるよう

燃え立つようにも見えて
そこだけ風景が温もりを持って
感じられました