朝夕が大分肌寒くなってきました
いつもの如く夜遅くまで眠らない三男を
眠らせようと一緒に眠っていました
本当は一番早く眠らせたいのですが
夜になるとハイテンションになって
子供たちの中で一番遅くまで起きています
俺、夜行性だからと言うので
昼に生活をしろと怒るのですが
それを聞いてゲラゲラと笑っていたりします
特に週末は遅いことが多く
その日も11時を過ぎていました
声を出さずに静かにしていると
やがて静かな寝息が聞こえてきました
ようやく寝たようです
それを確かめようと枕元のスタンドの灯りををつけると
毛布にくるまって首だけ出している三男の姿
まるで首だけを出している蓑虫のように見えました
そうしてその向こうには
同じような姿で寝ている長男と次男も
僕はその三人に挟まれて
窮屈な思いをしながら眠りにつきました