風のささやき 俳句のblog

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鳴く事を厭わぬ虫の数多なり 【季語:虫】

2018年09月22日 | 俳句:秋 動物
とある空き地の側を通ったら
虫の声が聞こえてきました

何種類ぐらいの鳴き声が
そこにはあるのでしょう
僕の耳ではとても聞き分けられないのですが

その鳴き声は重なり合い
一つの調べとなって
僕の耳を楽しませてくれます

僕はしばらく足を止めて
静かにその調べに耳を傾けていたのですが
その音は休むことなく続きます

きっとどの虫もが
時間を惜しんで鳴いているからでしょう
怠け者の僕にはとても真似のできないことだなと
その勤勉さに頭が下がる思いでした

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