風のささやき 俳句のblog

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蒲公英や猫の額に点描す 【季語:蒲公英】

2024年05月04日 | 俳句:春 植物

駅の階段から見下ろせる小さな空き地
少し前までは何かがあったはずなのですが
それがすっかりと思い出せません
僕の記憶も当てになりません
ここの所、自信を持ってもの覚えが悪いと開き直れます

その空き地は春になり自然と緑に覆われて
その中に幾つかのタンポポが花を開いていました

猫の額ほどの小さな緑の空き地に
映えるタンポポの黄色
草の緑だけであれば、きっと立体感のない
のっぺりとした感じになっしまうのでしょうが
いいアクセントとなって
雑草の緑を引き立てていました



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