「いつかはクラウン」というキャッチコピー、むかしクルマのCMでよく聞かれました。
いずれはXXX、いつかはYYY、お楽しみの持ち方は、目標と呼ばなくてもよいのです。
「目標を立てなさい、自分のできることより、ちょっと上に」あの激励の言葉、聞いたときにはほんの少しだけ血が騒ぎます。
もっともらしく聞こえますが、言う人の都合八割で、言われる人にあまり効き目はありません。
目標を立てさせ、それを達成させるという仕事もあるのです。
実力の120%を目標に、そう言われても、確かめるすべさえない自分の実力の、何を100%にするのでしょう。
計算ができたとして、ちょっと上ぐらいは当たりまえのこと、そこにすれすれで這い上がったのでは後が続きません。
目標は、達成できたらその後がだいじなのです。
「いつかはクラウン」「とにかくクラウン」まあ、お楽しみぐらいでよいではありませんか。