川の水は、川上から海に向かって流れます。
あたり前のことですが、あたり前でない流れ方には、あまり目が向けられていないようです。
洪水をうまく流す設計になっている河川堤防が、津波に対して弱い構造であったために、被害が大きくなったところもあると聞きます。
逆流は、障碍として顕れることが多いようです。
河の流れも、人の動きも、物の運ばれ方も、カネの流れも、情報の流れも、すべていったんは双方向で捉えて見ると、安全性を高める上で、だいじな何かが見えてくるかもしれません。
めがねを裏表にかけて見ても、頭がくらくらするだけで、効用はなさそうですが。