失業率6.5%維持とは、それより減らすことも考えない政策でしょうか。
何%以下に抑制しようとは言われません。6.5%±αの範囲にあれば健全な状態としているのでしょう。
失業している人は、決まった仕事に就こうとしない人と、これからの仕事を探している人です。
これからの仕事を探す人がいなくなれば、新しく人を雇うことができません。そうなれば引き抜きがはげしくなります。
これからの仕事を探す人がいなくなれば、有利な条件で人を雇うことができません。
事業を伸ばすには、新風を呼び入れなければなりません。
失業率は、ある意味では新風の供給源の大きさでもあります。
畑仕事にも、ときには新風が欲しくなります。
土に植わっているということが同じでも、作物とは無関係な畑の花をときどき見かけます。
失業率も、畑の隅の花のように、それをだいじにしている人がいるのでしょう。