ものごとを説き明かし理解させる、これはマスメディアのはたらきの基本です。
しかし、ものごとには理解などと事を構える必要のないこともあります。
論議の必要のないこと、話を持ち出せば慮外者と責められてよいこともあります。
たとえば、女系天皇という、何やら怪しげな話もその一つです。
千年を超える皇統は、国の在り方の根幹なので、わざわざ理屈をつける必要のないことがらです。
あるがままに受け入れればよいことに、わざわざ曲げた解釈をし、いじりまわして楽しむのは、外国人の珍奇趣味にのみ許されることです。
もしそれをしたければ、どこか外国に帰化してもらうほか、許される道はないでしょう。