子供の頃の少女漫画月刊誌は「リボン」と「なかよし」だった。今もあるのかな。
私はリボン派だった。なかよしは付録は充実していたけど、その分紙面が少し幼稚な感じがしておもしろくなかった。
月1回の発売を楽しみにワクワクして待つという、今のこども達からみると、ひじょうーに暇な小学生だった。
そんなある日、父は、私が楽しく読んでいる本をスッと取ると、「この体のバランスがおかしい。目が大きすぎる。頭が大きすぎる。手足が細すぎる」って絵にケチをつけてきて、「こんなの読んでると、絵が下手になる」とたたみかけられ、しょんぼりしてしまった。「女は絵描きになるな」と言うくせに、幼少の頃から塗り絵させてもらえないなど、何かと絵のことで専門的ケチをつけらていた。
それからは、何となく、父の前ではリボンは読まないようにした。
今は漫画まったく読む気にならない。
たまにはリラックスのつもりで漫画本めくってみても、集中できない。
小学生頃なんであんなにワクワクしたのかわからないけど、わかる気がする。
小学生に接していると、あぁ、あのときの私のリボンちゃんがここにいる、と子供の気持ちに寄り添えるときがある。その一方、こんなの読むな、とケチをつけてきた父の気持ちが潜むときもある。
バネやジュニアで小学生に接しているとおもしろい。
大人と子供の間を、いったりきたりできる。
私はリボン派だった。なかよしは付録は充実していたけど、その分紙面が少し幼稚な感じがしておもしろくなかった。
月1回の発売を楽しみにワクワクして待つという、今のこども達からみると、ひじょうーに暇な小学生だった。
そんなある日、父は、私が楽しく読んでいる本をスッと取ると、「この体のバランスがおかしい。目が大きすぎる。頭が大きすぎる。手足が細すぎる」って絵にケチをつけてきて、「こんなの読んでると、絵が下手になる」とたたみかけられ、しょんぼりしてしまった。「女は絵描きになるな」と言うくせに、幼少の頃から塗り絵させてもらえないなど、何かと絵のことで専門的ケチをつけらていた。
それからは、何となく、父の前ではリボンは読まないようにした。
今は漫画まったく読む気にならない。
たまにはリラックスのつもりで漫画本めくってみても、集中できない。
小学生頃なんであんなにワクワクしたのかわからないけど、わかる気がする。
小学生に接していると、あぁ、あのときの私のリボンちゃんがここにいる、と子供の気持ちに寄り添えるときがある。その一方、こんなの読むな、とケチをつけてきた父の気持ちが潜むときもある。
バネやジュニアで小学生に接しているとおもしろい。
大人と子供の間を、いったりきたりできる。