他店購入の車両の整備や修理の依頼をよく受けますが、基本的に、明らかに違法な場合や、危険と判断した場合以外は、大体受けています。修理の際に、エンジンを掛けたり、試乗することが多いので、マフラーの音量については、騒音規制値以下(バッフル装着状態等)の状態でご来店頂くことでお願いしています。
エンジン不調でお預かりでしたが、マフラーが4インチスーパートラップスリップオンでした。スーパートラップタイプは、4インチ、5インチとも消音しにくいので作業しにくいのですが、今回は、エンドに穴が開けてある状態でしたので、こちらで消音し、作業のみ行い、試乗はできませんでした。
スパークプラグは、純正でしたので、NGK製JR8Cに交換しました。
エンジンから異音がするので点検すると4番のインシュレーターのアルミ部分が割れていました。カバーのネジの脱着時に割ってしまったようで、接着剤が付いていました。このままだとキャブレターの点検もできないので、中古の部品に交換しました。
パイロットスクリュー部に圧入栓が入ったままだったので、抜いて、パイロットスクリューの動作確認を行いました。
マフラーエンドの穴を一時的にふさいで、キャブレターの点検調整と同調を行いました。
今回交換した部品です。ブレーキレバー周りもカラーが足りなかったので、追加しかしました。
最終チェックはしましたが、マフラーの音量が大きく、試乗は行いませんでした。納車時に、お客さんが穴の無いエンドをお持ちでしたので、交換して、無事、納車になりました。
2019.06.09 作業担当 ヤダ(矢田)