3月も終盤で、気温が上がってきましたので、バイクに乗るのに寒く無くなってきました。ただ、花粉は相変わらずなので、少し憂鬱です。毎年ですが、3月は、各陸運局がとても込みますので、少し面倒です。もう少しオンライン化が進まないかと思います。
お持込部品の交換作業でお預かりです。今回は、MOSキャリパー(フロント)、左右XJR用マスター、左右ホース(スウエッジライン)、オーリンズリアサス、国内仕様ギアケース、ガソリンタンクの交換です。最初に一応、ギアケース点検です。シャフト側を1回転回して、ホイール側の回転角度を比べてみます。
ガソリンタンク交換中です。通常はギアケースは外さなくてもガソリンタンクは交換可能ですが、今回は、ギアケースも交換のため両方同時交換です。ガソリンタンクとギアケース、リアサスを装着後、ギアケースに残っているギアオイルを抜き、新品交換です。
リアサス右側ですが、リアキャリパーの取付ボルトの上側は、リザーブタンクに当たるので、薄型に交換です。フロントブレーキですが、マスターとホース、キャリパーを装着し、新品フルードを入れます。
フロントブレーキフルードは、新規です。次にクラッチマスターとホースの交換です。古いクラッチフルードを抜きます。
クラッチマスターとホースを交換し、新品フルードを入れます。
今回交換した部品の一部です。ガソリンタンク、ギアケースは梱包しました。
試乗後オーナーに連絡したら、シートレール補強ユニットの追加をご希望でしたので、装着し、一応再度確認試乗しました。ホイールやタイヤがノーマルでもシートレールのリアサス取付部の変形が減少しますので、リア周りのグニャグニャ感が減少します。
最終チェックと試乗です。各部正常に作動しています。国内仕様のギアケースですが、ドライブシャフトは移植です。特に異音も無く、大丈夫そうです。クラッチマスターですが、XJR用ですので、グリップが太い(純正)とレバー位置が近いです。フロントブレーキは、正常ですが、パッドの当たりが付いていないので、効きが甘いです。リアサスは、オーバーホール直後なので、少しですが、慣らした方が良いと思います。全体的に良い感じです。納車可能ですので、よろしくお願いいたします。
2021.03.26 作業担当 ヤダ(矢田)