小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

四国の旅 リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズームは旅カメラで活躍したか? 

2013-04-30 22:40:44 | 日記
四国の旅 リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズームは旅カメラで活躍したか? 
その1

2013-4-21(日曜日)


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

高松空港に降りるときに窓際の家内にリコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズームで撮ってもらった写真です。よく撮れているでしょう。
カメラの話の前に、まず<恐怖のトラ旅>の話をしましょう。 トラ旅とは阪急トラピックス・ツアーのことで、安いことが特徴のツアーです。恐怖というのは若い人にとって恐怖のツアーという意味です。70±4歳の高齢者集団and/or団塊の世代(64±2歳)引退世代がツアーを埋め尽くすために、特有の雰囲気が支配するツアーなのです。高齢者集団は苦しい、貧しい戦後時代に小さい頃を過ごした人々の集団であり、団塊の世代とは、戦後60年後半に働いて、働いて、全てに競争して、晴れて引退した世代ということです。彼らの特徴は、1)仕事を引退しても常に競争する習癖をもち、たとえば、バイキングでもっとも高い食材に突進して、他人を押し分けてでも自分の取り分を確保しようとする。2)とにかく安く物を買う行為そのものが好きで、旅に出ると、やたらお土産を買いまくる。仲間に配るのも大変好きである。もちろん試食は大好き、食べまくる。3)周囲の人間に対する配慮は極めて少なく、己の視点で行動する、しかし、規則に対しては盲目的に従う。この落差が奇妙である。たとえば、行く先が分からなくなると出口で立ち止まる。一人立ち止まると、みなそこに固まる。といって、集合時間には遅れることはない。4)全てにやたらせっかちであり、皆、集合時間の10分前に集まる。よって、予定時間の前に出発することが多い。5)皆と同じことをするのが好きであり、自分固有の趣味はあまり持っていない。6)一般に礼儀正しいということはなく、どちらかというと傍若無人であるが、といって、それは困ると主張すれば、喧嘩をしかける人は少なく、愛想よく対応してくれる。この落差がまた奇妙である。7)女同士は一日でも喋りまくるが、食事の時、夫婦間はほぼ無言である。この落差もまた奇妙である。男性の中にぺちゃぺちゃ音を立てて食べることを礼儀正しくないと認識していない人が少なくない。子供のころ、美味しいものを食べることを心から喜ぶという習性によるものと推測される。いいだせば<恐怖のトラ旅>の特徴はきりがない。一度<トラ旅>に行けば、<近頃の若い人は>という年寄りは若い人以上に変であることに気が付く。そういう当方も年寄りであるから、<恐怖のトラ旅>はさして恐怖ではない。なぜ<トラ旅>が高齢者で埋めつくされるかといえば、第一に安いから、第二に若者が逃げるからである。この旅は四国の香川から始まって、愛媛、高知、徳島の全ての県をまわって、3回の朝飯、2回の夕食がついて3泊4日で29900円ぽっきり。なぜそのような驚異的価格が達成できるかというと、3泊4日のあだにバス休憩のドライブインをふくめて、お土産を買うお店に総計20件以上立ち寄る、このうちいくつかのお店から、紹介料をもらっているからに違いない。決して<トラ旅>を悪く言っているのではありません、そういうものであることを理解の上、上手く利用することが肝心であるといっているのです。前回の台湾の旅も驚異的に安い<トラ旅>でとっても楽しい旅でした。今回の四国はあまりにも典型的<恐怖のトラ旅>であったので、こんな出だしから始まったわけです。驚異的安さ故に、高齢者がさっとうして、バス3台、総計120人のツアーに膨れ上がったのです。このツアーが毎日遂行されるのだからすごい。<トラ旅>は地方産業の支援として大変な貢献をしているのです。
羽田から香川県高松空港に到着して、まず金刀比羅宮(ことひらぐう)へむかいます。まずは讃岐うどんで力をつけます。785段の階段を上る必要があるのです。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

家内は好物の竹輪の天ぷら、讃岐うどんでご満悦。まじに美味しい。我々は極力<恐怖のトラ旅>集団から脱出して行動することにする。ここは、集団がさっとうした、<トラ旅>指定のお土産屋さんを脱出して入ったうどんやさん、将八うどん。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

参道を歩きながら、色々きょろきょろする。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

テレビで有名になった、さぬきうどん作りの名手がつくる<るみおばちゃんのおうどん>。これは購入。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

なにか分からぬがユニークなので撮影。後に松山で<姫だるま>に遭遇するが、それと関係があるのか? なるほど、感心する発想である。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

いよいよ、785段の階段である。階段を上がれない人はカゴがあります。料金は往復6800円なり。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

階段が連続でなく平たいステップがあることが、とても有りがたい。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

最近は、地下鉄でエスカレーターを使わずに階段で鍛えているので、なんなく785段を登りきる。この階段トレーニングは短くても毎日やると、とても有効ですよ、推薦です。展望台から高松の街とわずかに瀬戸内海が見えます。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム <金刀比羅宮>


オリンパス μ

4月下旬というのに東京は寒く、四国も、連日20℃を下回る気候でした。カメラは、確立したミラーレス本格撮影セット(富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mmおよびリコーGXR+マウントA12+ツアイス100mm macro)と、旅カメラとしてのリコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズームを使い分けてみました。リコーGXRのカメラユニット交換を最大に利用することになります。AFズームが入ったおかげで、とても便利になりました。A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム・カメラユニットは画質もよく、本格撮影セットでは面倒な部分をカバーして活躍しました。この選択は正しかったと思っています。詳しくは後程書きましょう。

<金刀比羅宮:明治維新の神仏分離・廃仏毀釈が実施される以前は真言宗の象頭山松尾寺金光院であり、神仏習合で象頭山金毘羅大権現と呼ばれた。現在は神社本庁包括に属する別表神社、宗教法人金刀比羅本教の総本部。全国の金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮でもある。海上交通の守り神として信仰されており、漁師、船員など海事関係者の崇敬を集める。> 
そうか、もとはお寺さんだったのだ。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

帰りは、階段でなくて、だらだら坂をのんびり下る。


富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm

瀬戸大橋記念公園にいって、瀬戸大橋タワーに乗る。108mのタワーをドーナツ状の観覧ドームが回りながら登って、降りるという、定員100名。ロンドンアイに乗って、結構面白かったという経験から、乗ってみたがここも結構面白い。ドーナツドームはガラスで覆われて、丸く一列に席がならぶのだが、これが100席あるというから、100人が丸く並ぶという感じが奇妙に面白い。約10分で800円である。ブームは去り、最近はめっきり乗る人が減ったというから、ここでも我々ツアーはおおきな貢献をしたのである。




富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm <瀬戸大橋>


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

これはバスからの撮影。
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チューリップをニコンD800Eが撮る その4 (最終回)

2013-04-19 16:56:40 | 日記
チューリップをニコンD800Eが撮る その4 (最終回)

最後に、ニコンD800E で撮った、チューリップ以外の花を載せましょう。


シバザクラ


アイスランドポピー




クルメツツジ


ヤマブキ


ネモフィラ




ナノハナ


ハナミズキ


シャクナゲ


ミツバツツジ






シャガ

華やかなチューリップの渦の中ではシャガは全く目立たずに、ひっそりと咲いていますが、シャガは当方の陶芸のテーマ花なのです。近づいてみると、その繊細な形はとても魅かれるのです。



もっと目立たない花がありました。台場公園で会った、<ニワゼキショウ>がここにも咲いていました。だれも気が付かないだろうな。これも陶芸の花にしようかな。この写真だけはリコーGXRです。



シャガをテーマにした陶板。以下、写真はリコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズームでちょこっと撮ったもの。



シャガ陶板にチョウチョ・コーヒーカップ


シャガ陶板にトンボ・コーヒーカップ。このトンボは昭和記念公園の日本庭園で見たお羽黒トンボからのインプレッション。だんだん、写真と陶芸が融合してきましたよ。



もう一つのテーマ花は蓮の花。蓮の花陶板に穴窯茶碗の組み合わせ。



蓮の花陶板。金ぴかバージョン。




蓮の花陶板に穴窯茶碗の組み合わせ。この陶板は当方の初めて販売した焼き物第一号。


そうそう、カメラの話を書かなくては。
前回、ニコン、マクロ200mmを付けて、ニコンD800Eと富士フィルムX-E-1を比較した時に、富士フィルムX-E-1の圧勝と書いたのに、今回はその真逆で、ニコンD800Eの圧勝。どうなっているのかね? とにかくニコンD800Eの色には慣れました。人は変わるものですね。無難に落ち着いているので、気にならなくなりました。一方、富士フィルムX-E-1の絵は撮る対象によって、評価がバラバラ。使うレンズによっても評価がバラバラ。といっても、どこも取り立てて悪くないのですよ。当方の望んでいるのは、<オッ!> と思う絵が撮れるかどうかということです。腕のせいだと言われたら、もう何も言えませんが、腕が悪くても<オッ!> と思う絵を撮らせてくれるカメラを望んでいるのです。一回それに出くわせば、そのカメラは好きになるのです。富士フィルムX-E-1はツアイスのズームで失敗したけれど、ツアイスの単焦点で、これまでに一番気に入った絵になっていたように思います。ペンタックスの77mm limitedも良かったかな。だけど、いいことが長続きしないのです。皆が口をそろえて<素晴らしい>という富士フィルムX-E-1で、当方だけがブツブツ言っているのは何故か? どこか使いかたを間違っているのではないかと自分を疑っているのです。 だれか原因を教えてください。なんとなく思っているのは、富士フィルムX-E-1は水面とか濡れた面や金属が異常にリアルに撮れるのです。 いいじゃない、ローパスレスのおかげだよ、というかもしれませんが、絵全体になにかバイアスがかかっていて、濡れた面にそれが目立って見えてくるという感じがするのです。 いってみれば、強制的にどこかに引っ張られて行く感じが、ときどきイラットして、放り出したくなるのです。ニコンもリコーもローパスレスですが、そんな印象を持たないのです。 我ながら言っていることがめちゃくちゃですよね、下手なのにうまく見せろといった次に、勝手なところへ連れてゆくなといっている。でもね、そのバイアスが上手い結果を生む時と、生まない時があるから評価がバラバラになるのではないですか。
4月、5月、6月で、四国バスツアー、軽井沢・高峰高原ほっつき歩き、ミュンヘン・アルプスのんびり旅と続けて旅に出ます。 何時も3台連れてゆくわけにはいかないですが、今からどういう組み合わせて連れてゆくこうか、色々考えをめぐらせています。機材としても、ニコンD800Eの広角側が欲しいし、富士フィルムX-E1を一回純正レンズで撮ってみないと文句も言えないと思うし。でも、みんな高い、もっと安くならんかね。 リコーGXRはAFズームを与られたし、他社レンズは何でも来いで、みんなの出来ないことを淡々とこなして、<オッ!> という絵を作りながら、わが道を行く。




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チューリップをニコンD800Eが撮る その3

2013-04-18 20:07:53 | 日記
チューリップをニコンD800Eが撮る その3

今日はリコーGXRです。リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズームを家内に貸したので、当方は使うつもりはなかったのですが、家内が早々と撮影を切り上げてしまったので、帰り際にリコーGXR+マウントA12+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8で撮りまくりました(最初の2枚は違います)。この組み合わせは軽くて、三脚無しで、自由に撮りまくるにはとても気に入った組み合わせなのです。夕方の光のせいかもしれませんが、リコーGXRは独特な絵を作りました。本当にリコーGXRは不思議な存在感のあるカメラです。



リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム  これは家内の撮影。結構、雰囲気が出ています。 使えるのはこの写真だけ。



これは試しに、リコーGXR+マウントA12にニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを付けて撮ったものです。ちゃんと撮れています。このニコンズームを富士フィルムX-E1に付けると色がくずれます。 リコーGXR+マウントA12は何度もいうようにすごいカメラですよ。 今日、カメラ雑誌、ミラーレス特集を立ち読みしましたが、リコーGXRは全く登場無しでした。リコーGXRはミラーレスカメラではないのですかね? 書く人がリコーGXRは変わっていて、書きにくいから外すのですかね? 世の中、もうわかりませんは。



ここから、リコーGXR+マウントA12+ニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8です。

























なにか、チューリップを撮っているのではないような、不思議な生き物を撮っているような感覚で、私は好きだな。

明日はチューリップ以外の花と、今回の3種のカメラの印象を述べてみましょう。お楽しみに。
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チューリップをニコンD800Eが撮る その2

2013-04-17 20:25:15 | 日記
チューリップをニコンD800Eが撮る その2

今日は富士フィルムX-E1+ニコンAi AF Micro-NIKKOR 200mm f/4D IF-EDの写真を載せます。昨日のニコンD800E+ニコンAi AF Micro-NIKKOR 200mm f/4D IF-EDと比べてください。場面もレンスも同じです。


シクラメン























ニコンD800Eと比較すると、200mmマクロが300mmとして使え、引き寄せることによる迫力が出てきます。絵としては、使い始めてからの印象はかわりなく、平和な絵で、問題はないのですが、当方はポヨポヨ感といって、時々ほうりだしたくなります。 はっきり言ってしまえば、いまのところ、ニコンD800Eの相手にはなりえません。

明日はリコーGXRを載せます。ご期待ください。


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チューリップをニコンD800Eが撮る その1

2013-04-16 20:32:23 | 日記
チューリップをニコンD800Eが撮る その1

昭和記念公園に1月末に行ったときは、唯一期待のアイスチューリップの咲くのが遅れて、まだ覆いのなか。花は何もなく、誰もいなく、それでも楽しかった。その時にここのチューリップが春に咲いたら、きっと素敵だろう、その時はまた来ようと思ったのです。4月13日土曜日、いい天気です。今日は混むなと思いつつ、タイミングとしては今日しかないと昭和記念公園に出かけました。
  カメラはニコンD800E、富士フィルムX-E1、リコーGXR総出です。ニコンD800EにはニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDからスタートして、途中でニコンAi AF Micro-NIKKOR 200mm f/4D IF-EDにスイッチしました。富士フィルムX-E1はニコンAi AF Micro-NIKKOR 200mm f/4D IF-EDを受け持ち、リコーGXR+マウントA12はニコンAF MICRO NIKKOR 105mm F2.8を受け持ちました。

昭和記念公園では、チューリップだけでなく、クルメツツジ、ミツバツツジ、ヤマブキ、アセビ、アイスランドポピー、ハナミズキ、ツバキ、セイヨウシャクナゲ、シャガ、シバザクラ、ネモフィラ、クリスマスローズ、ハナモモ、シクラメン、サトザクラ、大丁字がまずみ、ナノハナを見ました。1月の時とは大違い、花の爆発です。

まずは、ニコンD800E+ニコンAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDの写真です。











ここから、
ニコンD800E+ニコンAi AF Micro-NIKKOR 200mm f/4D IF-EDの写真です。









































続きは明日。



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