小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その111 雪の風景

2018-01-27 20:12:31 | 日記
自然教育園日記 その111 雪の風景

今日は一仕事終わって、忙中に閑ありというところ。ブログでも書きましょう。

2018-1-23
自然教育園の定休日、月曜の晩に雪が降って、火曜に開園という雪の自然教育園撮影にはベストな条件がそろいました。すぐ溶けてしまう程度の雪でもつまらないし、閉館になるほど降られても困ります。最近東京ではめったに雪が降りません。数年前の大雪の時には車で出かけて帰る途中に大雪に会い、途中のパーキングに車をおいて、歩いて帰りました。これはとってもいい決断で、家の車庫の前には高級外車がスタックして動かなくなっているという具合で、大変でした。この時は次の日用事があったか、教育園が定休日だったかで、園の雪景色は撮れなかったのです。
 一体、雪の自然教育園にはどんな撮影対象があるのかさっぱり予測がつきません。当方はオールマイティーなニーズに対応できるズームレンズ中心のカメラ機材を持っていません。しかたなく、鳥用にNikon1 V3+Nikon1 70-300mm、風景用にFujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro、Fujifilm X-T10+Zeiss touit 12mmの3台をぶら下げての撮影となりました。

当方、毎日朝飯を作っている為に、9時開園に20分くらい遅れたら、すでに大勢のカメラファンが来園しており、道は踏みならされた状態で、まっさらな魅力がうすれてしまっていました。

余談ですが、なんで自分で毎日朝飯を作るかというと、野菜を食べるために、 自分で野菜を大量に使った朝食を作るのです。ほぼ365日。ここのところ野菜が高くて大変、自然教育園散歩の帰りに安い野菜を求めて遠くまで野菜を大量に仕入れに行きます。冷蔵庫に多量の野菜があると安心するのです。


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 12mm


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 12mm


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 12mm


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 12mm


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 12mm


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro

杭の上の雪帽子が、昨日は雪が結構降ったことを示しています。しかし、今日は気温が上がって木の雪がみるみる溶けるのは、撮影にとって残念しごく。


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro

ただの単純に雪景色を撮っても、珍しいから写真にはなるが、それは自然教育園に通っている人にとってのことで、雪を見慣れた人には何の変哲もない写真にすぎない。


Nikon1 V3+Nikon1 70-300mm BMC ヒヨドリ

わずかな出遅れのために、木に積もった雪が大変なスピードで溶けてゆき、あっというまに残り少なくなってしまった。 こんな時、鳥なぞいないと思ったら、比較的大型の鳥は元気にえさをあさっていました。みるみる雪は溶け、雪と飛び鳥を同じ画面に入れるのは一苦労。小型の鳥はメジロが少々頑張っているのを除けば、静かに隠れています。そりゃそうですよ。落雪に打たれて羽でも折ったら、飛べなくなった鳥はもう死ぬしかないのですから。


Nikon1 V3+Nikon1 70-300mm BMC


Nikon1 V3+Nikon1 70-300mm BMC


Nikon1 V3+Nikon1 70-300mm  BMC キジバト


Nikon1 V3+Nikon1 70-300mm  BMC メジロ


Nikon1 V3+Nikon1 70-300mm  BMC メジロ


Nikon1 V3+Nikon1 70-300mm メジロ

まともな雪のメジロを撮るまでねばるべきだった。メジロの動きは速いし、なかなか明るい所に出てこない、根負けして引き揚げてしまったのは敗因であった。


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 12mm

ヒョウタン池では木の雪が池にばさばさ落ちる様が面白いのですが、その面白さを表す写真が一向に撮れません。雪はみるみる溶けてゆき、一か所でねばっているわけにもゆきません。


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 12mm

太陽を撮るにはZeiss touit 12mmがベスト。F22まで絞って撮ります。


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro

雪にツバキは定番撮影対象ですが、たまたま今はきれいな花がないし、雪がすぐ解けるので、定番撮影もままなりません。園の入り口に白いツバキがあった、こちらの方がよかったのに、忘れていました。


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro

ヒョウタン池への落雪にフォーカスしても、木の雪が溶けてバックが雪景色とはいえないのでおもしろくもない。


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro

確かに、バックに雪を入れた方がましになる。これは水鳥の沼。


Nikon1 V3+Nikon1 70-300mm BMC

落ちる雪がとらえられて、BCMの効果が見える。


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro

水鏡で攻めてみる。水鏡に重点を置くと雪と関連付けることが出来なくなってしまう。


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro

雪をいれようとすると水鏡が上手くゆかない。水鏡と雪を両立させるのは相当難しい。


Nikon1 V3+Nikon1 70-300mm BMC


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro

写真クラブの先輩は溶ける雪と闘いながら水滴を撮っていましたが、この線は雪撮影を面白くするかもしれない。次回の雪撮影には三脚とSony alpha7RIII+マクロレンズを持って出かける必要があるようだ。しかし、この方向の撮影だけですべての時間を使ってしまうかもしれない。


Fujifilm X-T10+Zeiss touit 50mm macro

というわけで、カメラ3台もってドタバタしても、雪の自然教育園はいい写真が撮れませんでした。園の入り口の雪だるまが、残念でしたね、ご苦労様と言っています。

今年は、もう一回くらい雪が降ってくれないかな。自然教育園の雪景色をどう撮ったらいいか、ちょっとばかりはヒントを得たと思うのですが??? もし次回があったら、今度こそ頑張ろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水鏡への挑戦 その3  自然教育園セレクション

2018-01-15 20:07:47 | 日記
水鏡への挑戦 その3  自然教育園セレクション

カメラはSony alpha7RIIIを買う前ですからSony alpha7RII 。 組み合わせたLeicaテレエルマー M135mm F4の不思議な力が垣間見えます。 この当時は紅葉がまだ十分でなく、撮るものもないので、主として、Nikon1 + Nikon1 70-30mmとFujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro、2台という軽量機材で軽く流していました。しかし、Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macroで十分いい絵が撮れますね。水鏡のような抽象的絵は色々画像修飾しても嫌味にならないので、Fujifilm X-Tシリーズの記憶色を前面に出す方向がマッチするようです。この絵を見て、同じ方向のフジフィルム中判カメラ、Fujifilm GFX 50Sで撮ったらどうなるかに興味がわいてきたのです。
   Sony アルファシリーズの率直な絵(これはソニーが当初、色が派手なツアイス・レンズが純正装備だったから、結果的に丁度良かったからと思います)に比してFujifilm X-TシリーズのJPEGは明らかに本物以上の絵を与えます。これを称賛する人が多いのですが、当方はこれを余計なお世話だといって嫌っていました。年取ってくると、ほっといても魅力的な絵を与えてくれるなら、それでいいじゃないか、という気がしてきてFujifilm X-Tシリーズに戻りつつあります。プロカメラマンもFujifilm X-TシリーズのJPEGで十分だという方が少なくありません。


2017-11-24 Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro


2017-11-24 Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro


2017-11-24 Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro


2017-11-24 Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro


2017-11-16 Sony alpha7RII + Leicaテレエルマー M135mm F4


2017-11-16 Sony alpha7RII + Leicaテレエルマー M135mm F4


2017-11-16 Sony alpha7RII + Leicaテレエルマー M135mm F4


2017-11-16 Sony alpha7RII + Leicaテレエルマー M135mm F4


2017-11-16 Sony alpha7RII + Leicaテレエルマー M135mm F4


2017-11-16 Sony alpha7RII + Leicaテレエルマー M135mm F4


2017-11-20 Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro F2.8


2017-11-20 Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro F2.8


2017-11-20 Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro F2.8


2017-11-20 Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro F2.8


2017-11-20 Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro F2.8

水鏡の写真は好き嫌いがハッキリわかれると言われます。当方には無限の興味をわかせてくれます。


最近、六本木ヒルズのツタヤで当方の方向とよく似ていると思って、アーティスト岡崎乾二郎(OKAZAKI Kenjiro)の本を買いました。OKAZAKI Kenjiroの作品をネットから少し拾ってみましょう。


<自然はアートだ!>
<人は苦心して芸術作品を作るのに、自然はいとも簡単に芸術作品を作る>

OKAZAKI Kenjiroの作品と当方の水鏡を見て、
<自然はアートだ!>
<人は苦心して芸術作品を作るのに、自然はいとも簡単に芸術作品を作る>
を再び述べたくなりました。



OKAZAKI Kenjiro


OKAZAKI Kenjiro


OKAZAKI Kenjiro


OKAZAKI Kenjiro


OKAZAKI Kenjiro


OKAZAKI Kenjiro


OKAZAKI Kenjiro

OKAZAKI Kenjiroに関しては、次回に深く語りたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然教育園日記 その110

2018-01-09 20:16:51 | 日記
自然教育園日記 その110
2018-01-07

久しぶりに自然教育園に出向きました。この時期は雪が降らない限り、撮影対象は鳥しかないのでSony α7RIIIは脱落、 Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm BMCオンリーの撮影です。

いきなりワカケホンセイインコのお出まし。野生化したインコで、近くの東工大の敷地で大繁殖していることが知られています。毎年、この時期にこの場所に、食べる実が美味しくなると現われ、実がなくなると姿を消す。







皆さん高い木の上のワカケホンセイインコに気をとられていますが、この下の木々ではメジロが集団で飛び回っています。みなさんはなんだメジロかと言いますが、当方はヒョウキンなメジロが好きなのです。メジロは木陰で動き回り、突然表に飛び出し、また突然木陰に戻るという行動を繰り返します。高い所からストンと石を落とすように移動する。このスピードが速いので、なかなかまともな絵が撮れません。



来園者の殆どが、高い所のインコにも目の前のメジロにも気づかずに通り過ぎて行きます。気を付けていれば、ずっと自然教育園を楽しめるだろうに、と思うのですが。



これも今頃現れるツグミです。次第に数を増し、そのうちツグミ鈴なりの木が出現。集団で一本の木に集まって、集中的に木の実を食べつくして、園内の食べ物がなくなると、忽然と大集団は他の場所に移動してゆきます。







イイギリの実に群れるヒヨドリはますます元気です。



3時半を過ぎると、暗いところに弱いNikon1ではまともに撮れなくなります。このころにエナガがまとまって現れるのですが、Nikon1では毎回悔しい思いをすることになります。

プレ・キャプチャーを持つのはオリンパスOM-D, EM1 Mark2だけなので、Nikon1から切り替えることをいつも考えるのですが、レンズが重たくて高い、カメラ本体も高いし、中古が値下がりしないのが気に入らない。オリンパスの印象は、カメラをよく知って、ユーザーのニーズに合わせるのはうまいが、先進的基本技術の開発能力がプアーであることが、高いお金を出す気にさせないのです。

軽量小型のNikon 1で、オリンパスOM-D, EM1 Mark2と同様の性能を達成できるだろうし、そうすれば圧倒的に支持されるに違いない。しかし、Nikon 1 V4の発売のうわさは一向に現れません。レンズ交換可能な1型カメラは撤退したという噂が流れている。

ニコンさんは、高級一眼レフはプロの言うことだけ聞いて、一般ユーザーには上から目線で商売する。一方、一般ユーザー向けのNikon 1のような小さなカメラになると、どういう商売したらいいかまったくわからなくなって、ウロウロする。なにか偉いさんが古い頭で牛耳っている風通しの良くないメーカーさんという印象。

なんだかソニーがニコンに似てきているのがとっても気がかりだ。

Sony α7RIIIはこいつを生かした使い道が思い浮かばず、こんな元気の出ない高い買い物は初めてだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年賀2018

2018-01-01 23:34:56 | 日記
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。



今年の年賀状です。 昨年の年賀状とほとんど同じ。 陶芸の個展開催と新製品発表が2017年度に達成できなかったので、2018年度に持ち越し。 この年賀状に書いたように達成するのも大変なのです。 とにかく頑張ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする