小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その147 Fringer マジックで飛び鳥は撮れたか? その4

2020-01-21 17:13:10 | 写真日記
自然教育園日記 その147 Fringer マジックで飛び鳥は撮れたか? その4

2020-1-13~1-19
鳥撮りはポーズの収集と言ったてまえ、収集の具合を載せます。
機材は全て、Fujifilm X-T3 + Fringer FR-FX10 + Canon EF 400mm F5.6L をプレ撮影仕様で撮影。

シジュウカラのポ―ス
何故か、シジュウカラはヒメガマの穂を食い散らかしています。穂の中の虫を探しているのかな?


2020-1-17


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メジロのポーズ

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2020-1-13


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2020-1-19


ヒヨドリとツバキのポーズ
ネットには、ヒヨドリはツバキの花を食べてしまうから、受粉には役立たないと書いてあります。当方は、地味な冬には珍しい赤、ツバキの赤とヒヨドリの獰猛な顔がマッチするので、この組み合わせにいつも反応します。


2020-1-13


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2020-1-13


2020-1-13

最近、カワセミが森の小道脇の小川によく出没しています。川岸の木々で遮られて撮影困難です。たまたま良く見える所に出てきたときに、となりのおばさんのが見えないというので、一生懸命説明しました。池の真ん中の石が見えますか? そこから出ている木を上にたどってください、カワセミが見えるはずです。と何回も言うのですが、見えない、見えない、の一点ばり。何でこんな単純なことが伝わらないのだろうと、当方の説明能力にがっかりしたのです。それから2日後、同じ場面で、ハタと気が付きました。視点が違うのです。低い視点では木の影で池の真ん中の石が見えないのです。<視点の違い>これは恐ろしいことです。視点が違えば、いくら説明しても伝わらないのです。こちらが相手の視点に合わせるか、相手がこちらの視点に合わせるか立場はイーブンですが、とにかく合わなければ話は通じません。芸術もそうです、政治もそうです。この歳になって、カワセミのおかげで、こんな単純で、しかも超重要なことに気が付きました。<視点が違えば、いくら説明しても伝わらない>。


2020-1-17
ゴイサギはなかなか飛びません。平気で数時間同じ格好でいます。この方に付き合うことは
できません。


2020-1-19 これはシメですよね。
ヒョウタン池の上の木にシメがいます。鳥撮り愛好家はカワセミとオオタカしか興味ないようですし、一般の方は大きな鳥、サギと今年やたら数が多いカルガモしか見えていません。でもシメもいるのです。


2020-1-19


2020-1-16


2020-1-16
ルリビタキ・メスのテリトリーをヒョコヒョコあるいていたので、撮影してみたのですが、どやらハグレ・ツグミらしい。ツグミは群れる鳥なのに。かならず群れないアマノジャクがいる。どの世界も群れないヤツがいるようだ。

レンズ一体化の1型(1インチ)デジタルカメラは1kgくらいで超望遠、高速連写が可能で、鳥撮りの連中が最近よく持っています。ニコンのCoolpixにはプレ撮影が付いていることに気が付きました。Nikon1の技術が移行したのでしょう(逆かな?)。それに比べソニーのサイバーショットRX10にはプレ撮影はついていません。ソニーのカメラにプレ撮影システムを付けてほしいので、これまで一生懸命にプレ撮影システムについて書いてきたのですが、いっこうにソニーのレスポンスはなく、皆様の支援の声もありません。<視点が違えば、いくら説明しても伝わらない>ということなのでしょうかね、いいかげん疲れてきました。RX10でも十分飛び出し鳥が撮れるというなら、そう教えてください。RX10を買いますよ。なんたってツアイスレンズですから。しかし、以前の1型デジカメはめっぽう暗い所に弱いから、良く調べてからですが。この直ぐ上のツグミの写真やシメやヒヨドリとツバキはいずれもISO6400で撮っていますが、 APS-C, Fujifilm X-T3なら一応みられるのです。以前の1型デジカメだったら、荒れてしまってダメです。今回のブログに載せた写真の大半は撮れないのです。




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自然教育園日記 その146  Fringer マジックで飛び鳥は撮れたか? その3

2020-01-13 17:25:46 | 日記
自然教育園日記 その146  Fringer マジックで飛び鳥は撮れたか? その3

2020-1-5, 9, 10
1-5に自然教育園が開園となりました。色々用事があって、園に入るのはいつも午後をかなり回ってからです。
7日間も休園だったので、鳥さんは我が物顔に飛び回っていると思いきや、ここのところいつもいったって静か。入園者はたいへん少なく、そのかわり巨大レンズを背負った鳥命カメラマンが数人出没しています。オオタカの水浴びとかカワセミの飛び込みがお目立てでしょう。
とにかく、とっても静かなんです。自然教育園ウォーキングの大半は収穫なしで、鳥さんはどうしちゃったのだろうと思うのです。毎年現れるはずの鳥さんが今年は見当たりません。
台風の影響で木の実が例年より異常に少ないのでしょうか?

しかし、時折ひょっこりといつものメンバーが顔を出します。どうやらいることはいるらしい。写真クラブの鳥撮りの名人はさっさとといつものメンバーを見つけてさかんに撮影しているに違いない。

機材は全て、Fujifilm X-T3 + Fringer FR-FX10 + Canon EF 400mm F5.6L をプレ撮影仕様で撮影。

2020-1-5
今年のカワセミは一か所にじっとしていなく、園内のあちこちに出没してはすぐ移動する。巨大レンズの鳥命カメラマンはエッコラエッコラレンズをかついで移動する。









どうもシメらしい。これもいつものメンバー。しかし、なかなか動かないから飛び鳥撮影は難しい。








メジロ



2020-1-9, 10



この時期になるとツバキの花をヒヨドリやメジロが食べに来る。いずれも警戒心が強くて明るいところに出てくることはまれで、なかなか撮れない。


ヒヨドリのポーズ



イロハモミジの林の奥にツグミの集団が移動して飛び回る。これが一段落すると大半のツグミは忽然と消えてしまうのです。このあとカワラヒワが来るはずですが、まだ見えない。



森の小道から武蔵野植物園に抜けるところの林にはメジロ、シジュウカラ、ヒヨドリが集まっています。こういう、常連が集まって騒ぐ場所があり、それは毎日違う。林の中をヒョコヒョコ飛び回る豆粒大の鳥の飛び鳥撮影は容易でない。



















50m先にモズ(でしょうね? この場所の常連ルリビタキメスはもっとカワイイ顔してますよね?)がちょこんといました、これもいつものメンバー。しかし飛び鳥はピンボケ。







アシの茂みでシジュウカラがアシの茎の中の虫をさがして?飛び回る。





いもりの池の一番奥、50mm先の暗がりでカワセミが盛んにダイビング、しかし全てピンボケ。体勢を立て直すことも出来ないうちに、また移動してしまう。





いつものメンバー、アオジがヤブから道に出てくる。よほど人通りが少ないのだろう。




野鳥撮影ハンドブックという本にプリチャプチャー(当方はプレ撮影と呼んでいます)の説明が載っていました。さすがに鳥撮り専門の撮影本だけあって、正しいことが書いてありました。

これ以外のプレ撮影に関するネット上のコメントは正しい理解をしていないと思います。
当方がこのブログでいう飛び鳥撮りとは、鳥の飛び出しを撮ることで、飛び出した後の鳥が飛ぶ場面の撮影ではありません。100m競争で、スタート時点を撮ることで、走っているランナーを撮ることではありません。この比喩もちょっと違います。100mのスタートは予測がつくからフェイント撮影できるけど、鳥の飛び出しは予測がつかないのです。予測の出来ないスタート時にのみプレ撮影システムが役立つのです。飛び始めてからは、連写スピードとAF性能だけが撮影の優劣を決めます。動画を撮って切り出してもいいのです。

ソニーRX10M4のサンプル映像でいかにも鳥の飛び出しを撮っているようにみえるのは、おそらく鳥のホバリングやチョイ飛びを得意の高速連写と高性能AFで捉えている絵と思います。鳥を撮るに、大半は高速連写と高性能AFがあればいいのです。
ただ、ネット上のコメントの殆どはプレ撮影システムがないカメラでも飛び出し鳥を撮影できるような表現をしています。これは飛び出し鳥と一般の飛び鳥をごちゃまぜにしているのです。 まあ、どうでもいいのです。 とにかく当方には、プレ撮影システムがあったほうが楽ちんで、これがついていないカメラを鳥撮りに使う気にはなりません。

みなさん、いい写真しか表にだしませんから、すごいなと思われるでしょうが、当方みたいにピンボケでもあれこれ載せるとへたくそと思われるに違いありません(実際へたくそですが)。でも当方の目的が、鳥撮り愛好家とはちがうのです。いろいろな鳥の表情とポーズを集めるのが目的だから、 いろいろとブログに載せて記録しておきたいのです。一回一回整理しておかないと、膨大な写真に埋没してしまい、何にも生まれてこないのです。無論その目的は、陶芸や絵画のモチーフにするためです。それもただの記録ではありません、脳ミソに記録する為です。


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年賀ブログ 2020年

2020-01-01 14:56:07 | 日記
年賀ブログ 2020年



2020年の年賀状です。今年もよろしくお願い申し上げます。



<海のデッサン>

昨年、石垣島へ行って収集した、貝やサンゴの残骸がやっと作品になりました。
(もっと作品撮影をちゃんとやらねばいかんな、これでは何だかわからない。元々何だかわからない作品だから撮りようがないともいえるか?)

自然の中の抽象をモチーフにすること
額も陶器にすること
額も一体化した彩色をすること
陶器ブロックの集合で陶板をつくること
以上の方針で作りました。各ブロックを継ぎ足すことにより、いくらでも拡大できます。またブロックごとに色々思い切った試みができ、失敗しても入れ替えることが出来ます。
現在、この拡大版をガラスブロックも含めて作成中です。
この陶器ブロックを巨大化した陶板<海のデッサン>と、思い切った造形集合の<海の律動>とストレートな巨大な貝の残骸<貝の記憶3>の3種を展覧会応募用の候補として作成に入ります。
ガラスをクロスオーバーさせるか否かは考慮中です。おそらくクロスオーバーありと無しの2種をつくるでしょう。展覧会応募が、入り口で拒否されてしまっては元も子もないですからね。

再び沖縄、これまで行ったことのない宮古島に行く計画をしています。これで、万一、沖縄にスタジオを作るときにどの島にするかを決心する為です。
自分の家から歩いて行ける場所にスタジオを作るのが現在の最大の目標で、これはやるつもりです。チャンスをうかがっています。沖縄は万一の夢です。

LifeSeq㈱の仕事は、今年が正念場。亀のごとくじっくりと、しかし歩みを止めることなくしかし、大転換を図ってゆく年です。

撮影は海です。伊豆7島へ中判カメラを持ち込みます。

好き勝手な今年の目標を書きました。

皆さんの2020年が良い年でありますように!


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