Sony α7RII 試写 ~その17 再びオールドレンズ ~
2015-9-28
今日はペンタックスlimited3兄弟をSony α7RIIに付けて試写を行い、これでSony α7RII 試写を終了にしようと思っていました。しかし、最近買った3本のオールドレンズが気になって、結局、Zeiss Distagon 18mm ZM, Zeiss Distagon 21mm ZF, Leitz Tele-Elmar 135mmの3本をもって、またもや浜離宮庭園に出かけました。自然教育園が休みの月曜は浜離宮が定着しつつあります。ここは海風が気持ちいいし、いつも何かしら花を演出していて楽しい。自然教育園の<ここは教育園だ、無用なおもてなし無し>という雰囲気とはだいぶ違うように思います。
今日はなんだか<Leica day>でした。このレンズおそらく50年経っているのでしょうが、なんとも驚いています。
ヒガンバナに2匹のアゲハチョウがたわむれていたので、遠くから撮りながら近づいて行きました。逃げられたらそれまでですから、撮りながら近づきます。
以下、Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm
かなり近づいたところで、逃げるどころか、一匹とびこんで、3匹のたわむれとなりました。
大サービスです。
コスモス畑では、チョウがいっぱい。チョウ撮りには天国でしょう。
MFのLeitz 135mmはチョウ撮り用とは言えません。しかし、遠くから撮っているのに、ちゃんと撮れています。手持ちMFで、一枚づつ撮っていますから、これ以上拡大すれば、ピントが取れていないことが露見するのに、これだけ絵を載せてしまうのは、ただただ、その色が美しいからです。Leicaとはいったい何者なんだ!
こういう偽色が出やすい場面もきっちりこなしています。
次は、Zeiss Distagon 21mm ZF。 今日はこの名レンズがなにか不調。ピントが取れません。出足すぐだったので、調子乗らなかったのか? コスモスは見下ろして撮るというスタイルになるので、MFが難しい。 とにかく手持ちMFは調子乗るまで大変。 使っている安物KIPONレンズアダプターはもうちょっと高いのに代えないとまずいかも知れない。
以下、Sony α7RII + Zeiss Distagon 21mm ZF
この場面は各機材で撮っていますが、このケースが一番周辺減光も少なく、きれいに撮れていると思います。比較してみてください。
次はSony α7RII + Zeiss Distagon 18mm ZM + フォクトレンダーVM-E・クローズ・フォーカス・アダプター。 今日はなぜか、このレンズが快調。 さんざん文句をいったこのレンズ、今日はぜんぜん文句ありません。なんてこった?? どういうこっちゃ??
今日は、Zeiss Distagon 21mm ZFをSony α7Rに付けてみました。これはSony α7RIIに付けた時に偽色が気になったので、Sony α7Rならどうなるかと思ったからです。しかし、今日は双方ともに偽色は出ません。偽色、パープル・フリンジは暗い所から突然明るい空が見えるような枝の間などで顕著に起きるのですが、今日はそういう場面が無いからでしょう。とにかくZeissは光が豊富にあれば問題がすっ飛んでしまうのです。
もともとSony α7R でもZeiss 18mm、21mmは周辺減光だの色かぶりはほとんど出ないから、Sony α7Rで何ら問題なく撮影できるはずです(フォクトレンダーはSony α7R で色かぶりがヒドイ、Sony α7RIIとSonyα7SではOK)。
一つだけSony α7RIIに比して、Sony α7Rのファインダーを一時代前のファインダーと思わせるような、Sony α7RIIのファインダーの進歩が見られます。
<世界最大(*)のファインダー倍率0.78倍を実現したZEISS「T*(ティースター)コーティング」採用「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」
高解像度・高コントラストの有機ELパネルに加えて、接眼レンズには両面非球面レンズを含む4 枚レンズによる新規光学系を採用した「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載。世界最大(*)のファインダー倍率0.78倍(全表示域の対角視野約38.5度)を実現し、隅々までクリアな映像を映し出します。さらにZEISS「T*(ティースター)コーティング」を採用し、のぞいた際の映り込みも大幅に低減。各種設定値の反映・拡大表示機能やピーキング機能による微細なピント合わせ、撮影画像の確認、また撮影される映像をぼけ像まで忠実に再現するなど、電子ビューファインダーならではの特性と合わせて、高解像性能を生かした撮影をより強力にサポートします。> と宣伝しています。
撮れる絵には関係ありませんが。
以下Sony α7R +Zeiss Distagon 21mm ZF
シチュエーションによって、機材の評価が違ってきます。元来、そんなものです。適材適所で機材を使って行くのです。どこでも使えないと、さようならということになります。とにかく今日はLeicaにびっくり!
そろそろ、Sony α7RII試写にも飽きてきたとおもいますが、Sony α7RII + ペンタックス3兄弟の試写は、3兄弟に敬意を表して、頑張ってやりましょう。
2015-9-28
今日はペンタックスlimited3兄弟をSony α7RIIに付けて試写を行い、これでSony α7RII 試写を終了にしようと思っていました。しかし、最近買った3本のオールドレンズが気になって、結局、Zeiss Distagon 18mm ZM, Zeiss Distagon 21mm ZF, Leitz Tele-Elmar 135mmの3本をもって、またもや浜離宮庭園に出かけました。自然教育園が休みの月曜は浜離宮が定着しつつあります。ここは海風が気持ちいいし、いつも何かしら花を演出していて楽しい。自然教育園の<ここは教育園だ、無用なおもてなし無し>という雰囲気とはだいぶ違うように思います。
今日はなんだか<Leica day>でした。このレンズおそらく50年経っているのでしょうが、なんとも驚いています。
ヒガンバナに2匹のアゲハチョウがたわむれていたので、遠くから撮りながら近づいて行きました。逃げられたらそれまでですから、撮りながら近づきます。
以下、Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm
かなり近づいたところで、逃げるどころか、一匹とびこんで、3匹のたわむれとなりました。
大サービスです。
コスモス畑では、チョウがいっぱい。チョウ撮りには天国でしょう。
MFのLeitz 135mmはチョウ撮り用とは言えません。しかし、遠くから撮っているのに、ちゃんと撮れています。手持ちMFで、一枚づつ撮っていますから、これ以上拡大すれば、ピントが取れていないことが露見するのに、これだけ絵を載せてしまうのは、ただただ、その色が美しいからです。Leicaとはいったい何者なんだ!
こういう偽色が出やすい場面もきっちりこなしています。
次は、Zeiss Distagon 21mm ZF。 今日はこの名レンズがなにか不調。ピントが取れません。出足すぐだったので、調子乗らなかったのか? コスモスは見下ろして撮るというスタイルになるので、MFが難しい。 とにかく手持ちMFは調子乗るまで大変。 使っている安物KIPONレンズアダプターはもうちょっと高いのに代えないとまずいかも知れない。
以下、Sony α7RII + Zeiss Distagon 21mm ZF
この場面は各機材で撮っていますが、このケースが一番周辺減光も少なく、きれいに撮れていると思います。比較してみてください。
次はSony α7RII + Zeiss Distagon 18mm ZM + フォクトレンダーVM-E・クローズ・フォーカス・アダプター。 今日はなぜか、このレンズが快調。 さんざん文句をいったこのレンズ、今日はぜんぜん文句ありません。なんてこった?? どういうこっちゃ??
今日は、Zeiss Distagon 21mm ZFをSony α7Rに付けてみました。これはSony α7RIIに付けた時に偽色が気になったので、Sony α7Rならどうなるかと思ったからです。しかし、今日は双方ともに偽色は出ません。偽色、パープル・フリンジは暗い所から突然明るい空が見えるような枝の間などで顕著に起きるのですが、今日はそういう場面が無いからでしょう。とにかくZeissは光が豊富にあれば問題がすっ飛んでしまうのです。
もともとSony α7R でもZeiss 18mm、21mmは周辺減光だの色かぶりはほとんど出ないから、Sony α7Rで何ら問題なく撮影できるはずです(フォクトレンダーはSony α7R で色かぶりがヒドイ、Sony α7RIIとSonyα7SではOK)。
一つだけSony α7RIIに比して、Sony α7Rのファインダーを一時代前のファインダーと思わせるような、Sony α7RIIのファインダーの進歩が見られます。
<世界最大(*)のファインダー倍率0.78倍を実現したZEISS「T*(ティースター)コーティング」採用「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」
高解像度・高コントラストの有機ELパネルに加えて、接眼レンズには両面非球面レンズを含む4 枚レンズによる新規光学系を採用した「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載。世界最大(*)のファインダー倍率0.78倍(全表示域の対角視野約38.5度)を実現し、隅々までクリアな映像を映し出します。さらにZEISS「T*(ティースター)コーティング」を採用し、のぞいた際の映り込みも大幅に低減。各種設定値の反映・拡大表示機能やピーキング機能による微細なピント合わせ、撮影画像の確認、また撮影される映像をぼけ像まで忠実に再現するなど、電子ビューファインダーならではの特性と合わせて、高解像性能を生かした撮影をより強力にサポートします。> と宣伝しています。
撮れる絵には関係ありませんが。
以下Sony α7R +Zeiss Distagon 21mm ZF
シチュエーションによって、機材の評価が違ってきます。元来、そんなものです。適材適所で機材を使って行くのです。どこでも使えないと、さようならということになります。とにかく今日はLeicaにびっくり!
そろそろ、Sony α7RII試写にも飽きてきたとおもいますが、Sony α7RII + ペンタックス3兄弟の試写は、3兄弟に敬意を表して、頑張ってやりましょう。