小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その114 春の足音 その2 (18mm~135mmレンズで花撮り)

2018-03-19 17:24:07 | 日記
自然教育園日記 その114 春の足音 その2 (18mm~135mmレンズで花撮り)

2018-3-1~3-17
ユキワリイチゲを追ってカタクリの花が咲きます。


Sony alpha7RIII + Zeiss Distagon 18mm F3.5

偶然に太陽がカタクリの花のバックに入りました。この線でさらにいい絵を撮ろうとその後も試みたのですが、この丁度いい位置のカタクリの花の元気がなくなって、この偶然はこれでおしまいになってしまいました。

花の個体x花の状態x周囲の状況x天気x光xカメラxレンズx撮影条件x撮影アイデアx撮影者体調 少なくともこれだけのファクターが絡み合って一つの写真が撮られるのです。一つのファクターに少なくとも3条件あるとしても3の10乗=約60000通りの可能性がある。1シーズン6日, 1日に100ショット撮ったとしても全ての可能性を試すには100年かかります。毎年同じようなことをしているようでも意味あることなのです。毎シーズン撮っても撮り足りないのです。


Sony alpha7RIII + Zeiss Distagon 18mm F3.5


Sony alpha7RIII + Zeiss Distagon 18mm F3.5

Sony alpha7RIII + Canon FE 85mm F1.2 Lのボケ写真はどうでしょうか。このレンズはいい色を出しますね。


Sony alpha7RIII + Canon FE 85mm F1.2 L


Sony alpha7RIII + Canon FE 85mm F1.2 L


Sony alpha7RIII + Canon FE 85mm F1.2 L


Sony alpha7RIII + Canon FE 85mm F1.2 L


Sony alpha7RIII + Canon FE 85mm F1.2 L

次に、めずらしくSony alpha7RIII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0を使ってみます。Leitzの不思議な力を期待して。


Sony alpha7RIII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0


Sony alpha7RIII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0


Sony alpha7RIII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0


Sony alpha7RIII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0


Sony alpha7RIII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0


Sony alpha7RIII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0 アオイスミレ


Sony alpha7RIII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0

スミレはこれからが勝負です。とかいっているうちにもう桜の開花が報じられました。足音ではなくて、すでに季節は春です。

Zeiss Distagon 18mm F3.5はヘリコイド付レンズアダプター
Canon FE 85mm F1.2 Lは接写リング
Leitz Tele-Elmar 135mmはヘリコイド付レンズアダプターと接写リング
を使って接近撮影しています。これらのレンズはレンズだけではこのような絵は撮れません。念のために。皆それぞれ面白い絵をつくりますね。


2018-3-18 さらに追いかけます

Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro + 接写リング で超接近撮影。以前CP+2018レポートでご紹介したLAOWA 60mm F2.8 Ultra-Macroですと接写リングを付けないで、超接近撮影が出来るので魅力的ですね。

次にSony alpha7RIII + Sony Sonnar T 135mm F1.8+ 接写リングでボケ写真を狙います。Sony Sonnar T 135mm F1.8はとんでもなく重たいという問題点以外はとっても魅力的レンズです。この問題が無ければ、頻繁に使いたいレンズですが、事実上重たくて無理。このレンズと格闘したあとにminiBORG 55FL250mmに付け替えると、とっても軽く感じます。
望遠かつ大口径レンズが理論的にはもっともボケを作りやすいとされているのですが、接近撮影は無理でした。しかし、接写レングでSony Sonnar T 135mm F1.8をマクロ的に使えるようになりました。


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro + 接写リング ヤマルリソウ


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro + 接写リング


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro + 接写リング


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro + 接写リング


Sony alpha7RIII + Sony 135mm F1.8+ 接写リング


Sony alpha7RIII + Sony 135mm F1.8+ 接写リング


Sony alpha7RIII + Sony 135mm F1.8+ 接写リング


Sony alpha7RIII + Sony 135mm F1.8+ 接写リング


Sony alpha7RIII + miniBORG 55FL 250mm  コブシ+ヒヨドリ

ヒヨドリがコブシの花を食べ始めました。コブシの花も食べごろがあるようです。なんとかコブシとヒヨドリ飛び鳥を撮りたいのですが、なかなかチャンスに巡り合えません。



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CP+2018  今年もSony α7RIII vs 中判カメラ、フジフィルムGFX-50S

2018-03-12 21:12:25 | 日記
CP+2018  今年もSony α7RIII vs 中判カメラ、フジフィルムGFX-50S

今年のCP+は以下の3つにフォーカスして情報収集しました。
1、ソニーαの活用へのヒントと最新情報
2、交換レンズ、特に中国製レンズの情報
3、フジフィルム中判デジタルカメラ、GFX 50Sは買いか? 買いのタイミングはいつか?

1、ソニーαの活用へのヒントと最新情報
昨年のCP+2017に続いて、柏倉陽介が写真を撮り、この光景を打田武史がプロモーション動画とするという、コンビの講演を聞きました。今度は小笠原での撮影です。写真は当方と同じ、Sony α7RIIIでの撮影。柏倉氏のネーチャーフォトがSony α9ではなくSony α7RIII 中心に撮影されていたことに、成熟したSony α7RIII への信頼を感じました。やはり高画素数とAFや連写の高速化、そして高感度特性の向上がこの成熟・信頼を生んでいることが感じられます。これは当方のSony α7RIII に対するこれまで使ってきた感想と一致します。Sony α9はまだ初期トラブル/練れていない部分が取りざたされており、もう少し待ちましょう。現状、ハイアマ用カメラはニコン・キャノンと比較してもSony α7RIIIがベストバイと思います。
残念ながら、Sony α9のプレゼンは聞けませんでした。プレゼン自体がとても少なかったように思うのです。Sony α7RIII より前に発売されているのに、これも不思議です。現状では、ソニー自体があるいは写真家がSony α7RIII の方をより信頼しているのかな??



柏倉氏は目的地に行く途中で何気なく撮った写真であるが、これがベストショットと言っていましたが、当方もこのような写真が最も好きな写真の一つです。



柏倉氏はシーカヤックで撮影、打田氏がそれをドローンにSony α7RIIIを載せて撮影しています。柏倉氏のスチール写真と、打田氏の動画がほとんど同じ画質・色調で表現されることを打田氏が称賛しています。



ドローンによるフルサイズ撮影





Sony α7RIIIの機動性を称賛するショット。



小笠原に行きたいな。片道、船で25時間を乗り切る意欲が無くならない内に。



これは高橋裕也氏のポートレート作品の一枚。Sony α7RIIIの白の階調性のメリットを追っています。

2、交換レンズ、特に中国製レンズの情報





当方は中国製のLaowaに大変興味があります、当方はまず最初にこのブースを尋ねました。会社の設立者は熱心なフォトグラファーたち。マクロ撮影が大好きで自分たちの欲しい最高のマクロレンズを作るために2013年に会社を設立しましたとあります。こんなレンズがあったらいいなと思うレンズをLaowaが作っているのです。中国製レンズ、サムヤンと違って、Laowaは高品質・高価格帯をねらっています。
いくつかの広角レンズ、15mm F4, 15mm F2, 12mm F2.8, 3本を発売しています。ソニー・フルサイズマウントもあります。当方の興味はどこまで被写体に近づけるかです。ソニー・マウントでワーキング・ディスタンス(レンズ前面から被写体までの距離)は15mm F4が0,47cmと圧倒的に近寄れます(Wide Macroという名前がついています)。これは実際にブースで確かめました。15mm F2, 12mm F2.8はいずれも5cmくらいで、これも他のレンズよりは圧倒的に近寄れますが、なんといっても15mm F4の0,47cmが魅力的。ほとんど被写体とレンズは接触する状態まで近寄れます。シフト機能搭載も搭載しており、デストレーションをまっすぐに修正できます(当方はシフト機能に興味ありません、広角レンズはデストレーションがあるから面白いのです)。 他の2つはシフト機構無しで、極めてZEROに近いディストーションをうたっています。マクロレンズも面白い。60mm F2.8 MACROはマクロ撮影で、0.1倍から2倍(1:2)の範囲で撮影可能。エクステンションチューブやテレコンバーターを使用しなくても倍率を可変でき、シチュエーションに合わせ瞬時に倍率を変更できます。これも、これまでのマクロの問題点を解消しています。遠景、マクロ、さらに超マクロまでを切り替えることができるのです。マクロは遠景がまともに撮れないので、遠景が撮れるマクロを探しまわったこと、またマクロが不十分でさらに接写リングを付けたりはずしたりして撮影したこと等々これまで当方が苦労してきたことが、これ一本で解決できるかもしれません。105mm F2 ‘The Bokeh Dreamer’は魅力的ボケをたたき出すアポダイゼーションフィルターを持ち、フィルターをかましてもF3.2と明るく、10万円切る値段で買える。ちなみに、ソニーのアポダイゼーションフィルター付きレンズ、FE 100mm F2.8 STF GM OSS.は14万円、フィルターをかますとF5.6と暗い。




LAOWA 15mm F4 Wide Angle Macro with Shift





さらに面白いのは、ファイバースコープから生まれたRelay lens。最大撮影倍率が2倍。その長い形状から撮影の難しい場所、例えば岩のすきま、アリの巣などを撮影できます。また水中の撮影も可能。防水キャップの先端にはLEDライトが付いています。
当方ばかりでなく、結構、ヒトが集まっていました。中国製だからと毛嫌いしないで、内容が面白ければ人は集まるものだと思いました。


つぎはZeissのブース。まずは、かわいいお姉さんが持つ3Dビュアー(と思うのですが)で客を集めています。 当方は興味ないので通り過ぎ。Zeiss はTouit, Loxia, Batis, Milvus, Otusと並びます。Milvus, Otusはソニーマウントが無いのですが、ニコンマウントこそが、ヘリコイド付レンズアダプター(KIPON N/G-S/E Mレンズアダプター)を用いた超接近を可能としてソニーミラーレスで活躍できるのです。しかし、手に持って、値段は無論、その重さに最初から戦闘意欲を消失。Touit、3種はすでに全て持っていて、非常に満足しています。 ソニーマウントAFであるBatisは18mm を買いましたが、いろいろ疑問があって、現在その後、25mmへの展開計画がスロ-ダウン。今回は以前興味なかったLoxiaを重点的にいじりました。21mm, 25mm, 35mm, 50mm, 85mmいずれも興味あります。ZeissはやっぱりMFだよ。Loxiaは軽量小型でZeiss画質をたたき出しているのがいい。当方の軽量化の流れにLoxiaは考慮の対象となると思いました。








Loxia 2/50


次はコシナのブースへ。
ここで興味があったのは、コシナ・フォクトレンダーHELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6。コシナ・フォクトレンダーの超広角レンズはこれ以外にULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 IIIとSUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 IIIがある。当方はULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6の一つ前のバージョンIIを持っているが、バージョンがIIIとなっても暗いのはかわらない。いずれのレンズもやっぱり暗いのがつらい。Laowaなどの中国製が明るい超広角レンズや個性的レンズを出してきて、またZeissがAM, FM種々様々なレンズを次々にしてきて、高級レンズ分野は競争が激しくなり。コシナは一時のようなSonyαが生み出したミラーレス特需が減少しているように見える。もっとも、出口のメーカー名は色々違っても、実際作っているのはコシナかもしれないので、裏で儲けているかもしれない。
当方が最もビックリしたのは VM-E Close Focus Adapterと組み合わせて使うことを前提としたレンズHELIAR (ヘリアー)40mm F2.8。  沈胴スタイルの超小型レンズ(132g)。超小型、超軽量ですが、VM-E Close Focus Adapterが必須(レンズにはヘリコイドが付いていなくて、このアダプタヘリコイドで焦点をあわせる)ですから、アダプター重量を足して+120g=252gとなり、 一般的な50mmレンズと同じ重さになってしまいます。 認知度の低い、ほとんど市場に出まわらないレンズで、気にはしていましたが、購入の検討をしたことなかったのです。しかし、実際に覗いてみるとこのレンズはビックリするような不思議な立体感を生み出します。HELIAR (ヘリアー)40mm F2.8は4万円くらい。しかし、必須のVM-E Close Focus Adapterが3万円くらいしますから、合計すれば決して安いレンズではありませんが、すでにVM-E Close Focus Adapterを持っている者にとっては、これはぜひ手に入れたい、とっても興味あるレンズです。ほんとマニアックの極地だよ。


HELIAR (ヘリアー)40mm F2.8



当方がなぜレンズを探し回るかというと、ヒトと違う写真を撮る近道だから、新しい色と形を発見する一つの手段だから。超広角レンズを使いこなしている方はまだまだ少ないと思いますよ。超広角レンズと超マクロレンズでの超接近撮影が当方のテーマの一つなのです。

3、フジフィルム中判デジタルカメラ、GFX 50Sは買いか? 買いのタイミングはいつか?

最後に、いよいよフジフィルムのコーナーへ。 小松ひとみ氏の自然からの贈り物というプレゼンを聞きました。この方の目的はフジフィルムの新製品カメラX-H1の宣伝なのですが、スライドの1/3はフィルム撮影の絵でした。フィルムで育ったカメラマンがデジタルに移って、ずいぶんと時間が経っているのですが、このような写真家の絵はフィルムカメラの絵とデジタルカメラの絵にいまだギャップを感じるのです。だからこそ、彼らはどうしてもフィルム撮影の写真を出してしまうのでしょう。申し訳ないが、彼らの絵はフィルム撮影のほうが全然いい。事前に練りに練ってプランを立て、現場でも練りに練ってワンショットを作り上げるフィルム撮影と、なんの障害もなくスパスパ撮りまくれるデジタル撮影は本質的にとり方が違ってくるはずです。フィルム育ちのカメラマンはデジタルカメラになって急に制限がなくなると、昔の練りに練ってというスタイルをとれなくなり、といってデジタルむきの新しいスタイルもとれず、なんとなく中途半端な作風に陥っているように見えます。しかし、最後の写真のように、さすがにプロはデジタルカメラに順応しつつあるように見えます。
何度もいいますが、フィルムカメラの良さを再現しようとする方向はフジフィルム・デジタルカメラ自体に関してはいい影響を与えていると思えます。しかし、フジフィルムのプレゼンで登場する写真家はフィルム時代の付き合いから選ばれてくるのでしょうし、フジフィルム主催の写真展はフィルム時代の付き合いの審査員が選ぶのでしょうから、フィルム感覚とデジタル感覚のギャップがもろに見えてきます。これが、当方には決していい印象を与えないのです。フィルム時代の感覚を引きずった写真家のプレゼンはどうしてもしっくりこない。彼らがデジタルカメラに順応するのにもう少し時間が必要なのでしょうか?


フィルム


フィルム


フィルム


中判カメラ、フジフィルムGFX-50S

このような全面細密な表現がGFX50Sに向いているように思える。


フジフィルムX-H1
やっとデジタルカメラに順応してきたかなと思える絵。

次に辰野 清氏 <FUJIFILM GFX50Sが魅つめた風景>









著名な写真家であり、素晴らしい写真であるのですが、どうしてもFUJIFILM GFX50Sの優位性の表現が迫ってこないのです。この方もフィルムカメラ出身で、まだ本当にデジタル中判カメラを使いこなしていないのでないかと思ってしまう。



この写真はトークショウの写真ではなく、GFX50S用の立て看板です。この看板や、トークショウから推測するにGFX50S中判カメラの魅力を引き出す光景の一つは、細かい葉っぱや花の集合体、全体を細密に描写することにあるように思えます。辰野清氏は中判カメラの階調性や高感度におけるノイズの低さ、画面全体にわたる細密性を述べています。その通りと思いますし、それを表す絵を示しているのですが、<オー>という驚きを持って見られる写真が少ない。GFX50Sそのものがその程度なのか、写し手がGFX50Sを使いこなしていないのか? Sonyα7RIIIのシーカヤックからドロ-ンまで持ち出した柏倉氏らのプレゼンに比べて、過去の延長線上から突き抜けない旧体然としたフジフィルムのプレゼンは不満です。
デジタルカメラはメカ的にフィルムカメラ画質に回帰しようとするのは、フィルムカメラの方がある面で画質がいいのですから、その方向はOKです。しかし、デジタルカメラの使い方をフィルムカメラに回帰するのでは意味ないと思うのです。

それでも当方はGFX50Sを買いだと思っています。命をすり減らしたに違いない4か月にわたる直近のバルキーな仕事を完成させて、当面の資金、100万円を用意しました。最近はソニーよりフジフィルムの色調に魅かれるし、ソニー中判カメラの噂も一向に伝わってこない、GFX50Sに手振れ補正が付くのもそう遠くはないかもしれないが、といって、まだ新バージョン発売には1年以上先になるだろうし、花鳥風月用カメラは不便な方がいい写真が撮れるという気もするし。どのタイミングで100万円をなげだしたらいいのか? 今回のCP+のトークショウでは明日にでも買おうという気にはさせてくれず、いまだぐずぐずしています。


FUJIFILM GFX50S

CP+2018レポートは以上です。




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自然教育園日記 その113 春の足音 

2018-03-08 15:49:07 | 日記
自然教育園日記 その113 春の足音 
2018-2-27~3-4

色々な機材を日替わりで持って、春を撮ります。
今年は節分とセツブンソウ開花がよくシンクロしました。自然教育園の春はセツブンソウから始まります。


Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro セツブンソウ


Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro セツブンソウ

セツブンソウを追いかけるようにユキワリイチゲが咲きます。
ユキワリイチゲは日が陰ると花びらを閉じる為か花が長持ちし、次々と開花する花が加わって、もう何週間も元気に咲いています。


Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro ユキワリイチゲ


Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro ユキワリイチゲ


Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro ユキワリイチゲ


Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro ユキワリイチゲ


Fujifilm X-T10 + Zeiss Touit 50mm macro ユキワリイチゲ

これだけコンパクトな機材で、これだけ生き生きと花を撮れる機材は他にはないかもしれません。


Sony alphaRIII + Canon EF85mm F1.2 L ユキワリイチゲ

接写リングを使っています。ピントが極めてシビヤーなキヤノンF1.2で液晶を見ながら小さな花をローアングルで撮るのは、本当に疲れます。でも、Canon EF85mm F1.2 Lはいいですね。これは罪なレンズです。この絵を得るためにはこの重たさと、シビヤーさに耐えなければなりません。



Sony alpha7RIII + Kipon NIK-S/EM + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF フクジュソウ

最近、Kipon NIK-S/EMという新兵器を買ったのをわすれていました。これはヘリコイド付のニコンマウント→ソニーFEマウントのレンズアダプターで、広角レンズで超接近撮影が可能となります。長年の付き合いの広角レンズZeiss Distagon 18mm F3.5 ZFを持ち出して、 今日は珍しく気を入れて、早春の花撮りに挑戦します(2018-3-4)。


Sony alpha7RIII + Kipon NIK-S/EM + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF ユキワリイチゲ


Sony alpha7RIII + Kipon NIK-S/EM + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF ユキワリイチゲ


Sony alpha7RIII + Kipon NIK-S/EM + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF  キクザキイチゲ


Sony alpha7RIII + Kipon NIK-S/EM + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF キクザキイチゲ


Sony alpha7RIII + Kipon NIK-S/EM + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF アズマイチゲ

昨年は全くの不調でしたが、今年はユキワリイチゲが元気に数多く咲いています。さらに、新顔のイチゲが咲き始めて、めずらしいイチゲの世界を展開します。


Sony alpha7RIII + Kipon NIK-S/EM + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF ユキワリイチゲ


Sony alpha7RIII + Kipon NIK-S/EM + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF ユキワリイチゲ

極めてオールドな設計であるZeiss Distagon 18mm F3.5 ZFの解像力を現代のZeissは再現出来ているのかと思うほどZeiss Distagon 18mm F3.5 ZFはものすごい解像力をもっています。


ここからは新顔の望遠鏡レンズminiBORG55FL 250mmの登場です。BORGはこれまでcoBORG200mmで大変お世話になってきました。中禅寺湖のしぶき氷でのcoBORG200mmは最高でした。超軽いのに、魅力的絵を作るのです。さて、そのお兄さん、miniBORG55FL 250mmは期待に応えてくれるでしょうか?

今手掛けているLifeSeq㈱の新商品を発売したら、晴れて、沖縄、伊豆七島、小笠原、三陸、山陰、北海道と日本中の海々を撮り歩くのだ!という夢に向かって、毎日つらいLifeSeq㈱の新商品開発の仕事を続けているのです。体力と意欲が残っているうちに、なんとかライフワークの海撮りを開始しなければ、 わずかに残る意欲をかき集めて。
その日の為に海撮りの準備は進めています。miniBORG 55FL 250mm F4は海の波撮りの為に買いました。Sony FE 70-300mm F4.5-5.6 Gは望遠にしては軽いですが、望遠レンズはあくまでサイドである当方にはこの重さは不満です。Sony FE 70-300mm F4.5-5.6 G が940gであるのに対して、miniBORG 55FL 250mm F4は640gと300gの軽減(将来的には、部品を省いてもっと軽量化できるはず)。Sony alpha7RIII込みで1.3Kg。しかも明るい。たった1, 2枚のレンズで構成される望遠鏡メーカーの作るBORGは驚くべき解像力を持っています。FLとはフルオライト(蛍石)のレンズという意味です。Sony alpha7RIIIをAPS-C仕様、デジタル・ズームを1.6~2.0倍として使っています。こうすれば250mmが明るさを落とさずに600~750mmとして使えるのです。

Sony・カメラリュックが長年の酷使でバラバラに壊れたので、マンフロット・カメラリュックに買い代えました。これで100g軽くなりました。ありとあらゆる手段を持ちいて、機材の軽量化を図っています。重たいものを持ちたくないと理由もありますが、老人が持って体を壊さずに10000歩、歩ける重さ(マックス5Kg、出来れば4Kg)の中で、どれだけ撮影のバラエティーを生み出す機材を持てるかが重要なのです。皆さんが好む、重たいプロ仕様ニコン一眼レフとでかい望遠ズームを一本だけドテット持ったアマチュア撮影スタイルを当方は忌み嫌っています。これでは望遠ズーム以外は持てないではないか、高い機材を持っているというただの自己満足とチャウカ!



Sony alpha7RIII + miniBORG 55FL F4 ユキワリイチゲ


Sony alpha7RIII + miniBORG 55FL F4 ユキワリイチゲ


Sony alpha7RIII + miniBORG 55FL F4 アズマイチゲ


Sony alpha7RIII + miniBORG 55FL F4


Sony alpha7RIII + miniBORG 55FL F4 エナガ


Sony alpha7RIII + miniBORG 55FL F4

これが一つ前のエナガのトリミング前、元の絵です。BORGは驚くべき力を持っています。
すでに、元の絵もAPS-C仕様、デジタル・ズームで250mm を600mm、2.4倍に拡大して撮影しているのです。


水温が上がれば、魚も動き出す。魚が動き出せば、カワセミも毎日お出まし。


Sony alpha7RIII + miniBORG 55FL F4


Sony alpha7RIII + miniBORG 55FL F4


Sony alpha7RIII + miniBORG 55FL F4

BORGはMFです。チョコチョコ動かないカワセミはMF/BORG向き。カワセミ・ダイビングを置きピンで撮るにもMFが有効です。といってもBORGのスライド式MF焦点合わせ(軽量化の為にヘリコイドを捨てています)とSony alpha7RIIIの10コマ/秒程度の連写ではなかなか見せられるショットは撮れません。まあ、何度もトライすればその内、何かは撮れるでしょう。

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