自然教育園日記 その230 Fujifilm GFX100Sで春の花を撮るーその1
節分(2-3)を境に鳥撮りを花撮りに切り替えました。持って行くシステムが全く違います。
Fujifilm GFX100Sを使って自然教育園の春の花を撮るのは初めてです。どの機材がいいのだろうか? Fujifilm GFX100Sにどんなレンズシステムが花撮りに向いているのかよくわかっていません。
ここ2週間ユキワリイチゲばかりをほぼ毎日撮影しています。ユキワリイチゲは当方の数少ない<テーマ花>の一つ。
機材は以下をとっかえひっかえして撮影しましたが、いまだどのシステムがFujifilm GFX100Sでの花撮影に向いているかわからない?? 後で述べるように色々問題があるのです。
①Fujifilm GFX100S+GF110mm F2+Viltrox DG-GFX Extension Tube 45mm又は18mm
②Fujifilm GFX100S+GF120mm F4 macro ±Viltrox DG-GFX Extension Tube 45mm又は18mm
③Fujifilm GFX100S+GF100-200mm F5.6
④Fujifilm GFX100S+Zeiss Planar 100mm macro F2
今年の春夏写真展用の3枚の絵を用意しなければなりません。鳥と違って、花は誰でも撮れる。誰でも撮れないようなたった3枚の花の絵をどうやって作るか???
第一、今年のユキワリイチゲは悲惨な状態。去年は最高だったのに。今年は花の数も少なく、色も悪い、元気もない。撮り初めのころは、この悲惨な状態に呆然としていました。いや今も同じで、毎日悲惨な気持ちですごすご帰る。
2-8
110mm+ Extension Tube
110mm+ Extension Tube
110mm
この日の夕方の光が少々怪しい雰囲気を醸し出す。
2-9
120mm macro
110mm+ Extension Tube
2-11
120mm macro
昨日の夜から少し雪が降りました。ちょっとは雪が残っていないかと朝一番で園に行ってみました。雪はほぼダメ。しかし、雪でも完全に閉じていないユキワリイチゲの花が少しは存在することがわかりました。
2-12
110mm
お気に入りの定点撮影。
110mm + Extension Tube
110mm+ Extension Tube
横長の絵を多用しているには訳があるのです。気が向いたらその内理由を書きましょう。
2-16
110mm + Extension Tube
110mm + Extension Tube セツブンソウ
110mm + Extension Tube
110mm
2-17
Zeiss 100mm macro
Zeiss 100mm macro
Zeiss 100mm macro
2-18
120mm macro
120mm macro
120mm macro
120mm macro
100-200mm
100-200mm
自然教育園での花撮影は単純でないのです。対象は皆ロープで区切られています。道に全てロープが張られている公園、植物園、庭園はここ以外に見たことがありません。自然教育園の英語名はNational Museum Nature and Science付属 Institute for Nature Studyですから推して知るべし、皆さん勉強にくるのであって、勉強の為に写真を撮るのはOKですが、写真の為に写真を撮る場所ではないのです。ここで、誰でも撮れないような写真を撮るとは、珍しい写真を撮ることで、アート写真を撮る事ではないのです。当方は勝手に場違いなことをして<悲惨>とか言っているだけなのです。
機材に関しては長くなるのでちょっとだけ書きます。
選択の中心は、GF110mm かGF120mm macroかということ。普通ならGF120mm macroが当然の選択ですが、GF110mmのF2の明るさとボケの美しさを生かせるかが課題なのです。ユキワリイチゲのような小さい花は110mmではextension tubeを付けないと撮れません。こいつを付けると焦点の合う距離が極めて限定されます。それでもボケを求めてさまようわけです。最初の写真のように110mmはボケがきれい、しかし拡大して見るといったいどこに焦点がきっちり合っているのか、いないのか? ロウアングルではファインダーで撮れないから、モニターごしできちんと焦点がとれないのか、もともと110mmはextension tubeと相性が悪く焦点が定まらないのかわからない。一方120mm macroはいつでもしっかりと焦点を合わせられ、ピキピキの写真が撮れる。100mm-200mmも優秀で遠くの対象もしっかりと焦点を合わせられる。しかしこういう写真は誰でも撮れる。
長時間花の前を占拠できない自然教育園ではカタクリの花の時に誰かがやっているように、ガバッとグランドシートをひいて、腹ばいになり(狭い道をふさいで)ファインダーでパット撮ってサッと引き上げる。この手がベストかなと思うようになりました。
ようするにこの場違いの園でしっかり花を撮ることは大変のです。
節分(2-3)を境に鳥撮りを花撮りに切り替えました。持って行くシステムが全く違います。
Fujifilm GFX100Sを使って自然教育園の春の花を撮るのは初めてです。どの機材がいいのだろうか? Fujifilm GFX100Sにどんなレンズシステムが花撮りに向いているのかよくわかっていません。
ここ2週間ユキワリイチゲばかりをほぼ毎日撮影しています。ユキワリイチゲは当方の数少ない<テーマ花>の一つ。
機材は以下をとっかえひっかえして撮影しましたが、いまだどのシステムがFujifilm GFX100Sでの花撮影に向いているかわからない?? 後で述べるように色々問題があるのです。
①Fujifilm GFX100S+GF110mm F2+Viltrox DG-GFX Extension Tube 45mm又は18mm
②Fujifilm GFX100S+GF120mm F4 macro ±Viltrox DG-GFX Extension Tube 45mm又は18mm
③Fujifilm GFX100S+GF100-200mm F5.6
④Fujifilm GFX100S+Zeiss Planar 100mm macro F2
今年の春夏写真展用の3枚の絵を用意しなければなりません。鳥と違って、花は誰でも撮れる。誰でも撮れないようなたった3枚の花の絵をどうやって作るか???
第一、今年のユキワリイチゲは悲惨な状態。去年は最高だったのに。今年は花の数も少なく、色も悪い、元気もない。撮り初めのころは、この悲惨な状態に呆然としていました。いや今も同じで、毎日悲惨な気持ちですごすご帰る。
2-8
110mm+ Extension Tube
110mm+ Extension Tube
110mm
この日の夕方の光が少々怪しい雰囲気を醸し出す。
2-9
120mm macro
110mm+ Extension Tube
2-11
120mm macro
昨日の夜から少し雪が降りました。ちょっとは雪が残っていないかと朝一番で園に行ってみました。雪はほぼダメ。しかし、雪でも完全に閉じていないユキワリイチゲの花が少しは存在することがわかりました。
2-12
110mm
お気に入りの定点撮影。
110mm + Extension Tube
110mm+ Extension Tube
横長の絵を多用しているには訳があるのです。気が向いたらその内理由を書きましょう。
2-16
110mm + Extension Tube
110mm + Extension Tube セツブンソウ
110mm + Extension Tube
110mm
2-17
Zeiss 100mm macro
Zeiss 100mm macro
Zeiss 100mm macro
2-18
120mm macro
120mm macro
120mm macro
120mm macro
100-200mm
100-200mm
自然教育園での花撮影は単純でないのです。対象は皆ロープで区切られています。道に全てロープが張られている公園、植物園、庭園はここ以外に見たことがありません。自然教育園の英語名はNational Museum Nature and Science付属 Institute for Nature Studyですから推して知るべし、皆さん勉強にくるのであって、勉強の為に写真を撮るのはOKですが、写真の為に写真を撮る場所ではないのです。ここで、誰でも撮れないような写真を撮るとは、珍しい写真を撮ることで、アート写真を撮る事ではないのです。当方は勝手に場違いなことをして<悲惨>とか言っているだけなのです。
機材に関しては長くなるのでちょっとだけ書きます。
選択の中心は、GF110mm かGF120mm macroかということ。普通ならGF120mm macroが当然の選択ですが、GF110mmのF2の明るさとボケの美しさを生かせるかが課題なのです。ユキワリイチゲのような小さい花は110mmではextension tubeを付けないと撮れません。こいつを付けると焦点の合う距離が極めて限定されます。それでもボケを求めてさまようわけです。最初の写真のように110mmはボケがきれい、しかし拡大して見るといったいどこに焦点がきっちり合っているのか、いないのか? ロウアングルではファインダーで撮れないから、モニターごしできちんと焦点がとれないのか、もともと110mmはextension tubeと相性が悪く焦点が定まらないのかわからない。一方120mm macroはいつでもしっかりと焦点を合わせられ、ピキピキの写真が撮れる。100mm-200mmも優秀で遠くの対象もしっかりと焦点を合わせられる。しかしこういう写真は誰でも撮れる。
長時間花の前を占拠できない自然教育園ではカタクリの花の時に誰かがやっているように、ガバッとグランドシートをひいて、腹ばいになり(狭い道をふさいで)ファインダーでパット撮ってサッと引き上げる。この手がベストかなと思うようになりました。
ようするにこの場違いの園でしっかり花を撮ることは大変のです。