新しい世界へ その5
6月26日(木)
今日は、仕事で東京ビッグサイトのある展示会に行きました。たまたま、某企業のブースでディスカッションしていると、その企業は元ミノルタで、ミノルタがカメラから離れた時に、分離したという話になりました。これからのカメラはどうなるのでしょうかと聞くと、<スマホがあるから、カメラは報道陣の為に残るが、それ以外はスマホでいいでしょう>というのです。それではプロとスマホの中間にいる当方のようなアマ写真愛好家はどうするのだというと<あきらめるしかないですね>と、とっても冷たいことをいうのです。ミノルタからカメラが消滅したことから、カメラに恨みがあるのかもしれませんが。
また隣の展示会で、ニコンさんが大型の3Dスキャナーの展示をしていたのでヘエー、ニコンさんも結構新しいことやっているのだ、昨日当方が書いたブログを訂正しないといけないかもしれないと、そのブースの方に色々聞いてみました。数日後の株主総会で、組織改革と社長交代が発表されるのだといいます。ニコンはカメラが売り上げの6割で、それ以外にも医療機器と工業生産向けの計測器(もう一つ言っていたのですがわすれました)部門があって、これまでカンパニー制であったのが、今度は一つに統合されて、全て社長の直下になる、カメラ部門以外の技術系が社長になるとのことです。当方はソニーは分社した方がいいといったのですが、ニコンは逆に統合の道を選択したのです。良く言えば、カメラ以外の部門に重点シフトするために全体のシナージ―効果を狙って、その総元締めにカメラ部門以外の社長をすえると言うことになりますし、悪く言えば、ごちゃませにして、カメラ部門の衰退を外からわからなくして、いつの間にかカメラ中心で無い会社に軟着陸させるということにもなります。いずれいせよ社長の責任はより重大になることはまちがいありません。
この、元ミノルタの方もニコンの方もスマホとカメラは別物で、カメラ屋はスマホに手を出さない、出せない。スマホからカメラ側に発展させてゆくという考えは念頭にないという気がしました。毎日カメラを考えている彼らでさえも、あるいはだからこそ、ガンとして、今のカメラがカメラなのです。みなさんにとっても、当然、今のカメラがカメラなのです。 カメラ雑誌はこれまでと何の変りもなく、ニコンD810が発売されました、最高画質ですばらしい、是非お買いくださいと書くのでしょう。 そして、皆さんは買いたいなとよだれをたらすのでしょう。一見、平和に、変わりなく時は過ぎてゆくのです。
その後、3Dバーチャル・リアリティー展を見て、3Dスキャナー・3Dプリンター・3Dカメラ・3D映像そしてスマート・グラスの世界に入り込むと、とっても未来があって楽しくなります。でも、その多くの製品が海外のものです。大丈夫かな日本は。無論、頑張っている素敵な日本企業もあります。ポコン、ポコンとあるんですよ。
なにが言いたいかというと、ニコンさんやキャノンさんのようなカメラを知り尽くしたメーカーさんがその力をもって、スマホ側から、もっとユーザーが喜ぶ新しい映像の世界を作り出してほしいという願いなのです。スマホと報道陣むけ一眼レフの間を埋めるニーズに対応して、さらにそれを拡大する新しい世界を作ってほしいと思っているのです。おれたちはPC屋・家電屋じゃないなどといわないで、ユーザーのために、M&Aでも何でもやればいい。無い力は獲得して、ある力を融合させればいいのです。富士フィルムだって、もう医薬品の臨床試験を終了して、<富士フィルムの医薬>が上市されようとしているのですよ。
ソニーさんならそれが出来ると思っていたのですが、足元がふらついているので、こちらは足元を固める方が先決です。夢を見過ぎているソニーさんに夢の話をお願いするのは足元が固まってからにしましょう。
現在とってもいそがしくて、載せる写真がなくなってしまったので、すこし古いストックから引っ張り出して載せます。
以下、オリンパスOM-D EM-5 + coBORGの世界
以下、ソニーα7R+コシナ・ツアイス・プラナー100mm macroの世界
6月26日(木)
今日は、仕事で東京ビッグサイトのある展示会に行きました。たまたま、某企業のブースでディスカッションしていると、その企業は元ミノルタで、ミノルタがカメラから離れた時に、分離したという話になりました。これからのカメラはどうなるのでしょうかと聞くと、<スマホがあるから、カメラは報道陣の為に残るが、それ以外はスマホでいいでしょう>というのです。それではプロとスマホの中間にいる当方のようなアマ写真愛好家はどうするのだというと<あきらめるしかないですね>と、とっても冷たいことをいうのです。ミノルタからカメラが消滅したことから、カメラに恨みがあるのかもしれませんが。
また隣の展示会で、ニコンさんが大型の3Dスキャナーの展示をしていたのでヘエー、ニコンさんも結構新しいことやっているのだ、昨日当方が書いたブログを訂正しないといけないかもしれないと、そのブースの方に色々聞いてみました。数日後の株主総会で、組織改革と社長交代が発表されるのだといいます。ニコンはカメラが売り上げの6割で、それ以外にも医療機器と工業生産向けの計測器(もう一つ言っていたのですがわすれました)部門があって、これまでカンパニー制であったのが、今度は一つに統合されて、全て社長の直下になる、カメラ部門以外の技術系が社長になるとのことです。当方はソニーは分社した方がいいといったのですが、ニコンは逆に統合の道を選択したのです。良く言えば、カメラ以外の部門に重点シフトするために全体のシナージ―効果を狙って、その総元締めにカメラ部門以外の社長をすえると言うことになりますし、悪く言えば、ごちゃませにして、カメラ部門の衰退を外からわからなくして、いつの間にかカメラ中心で無い会社に軟着陸させるということにもなります。いずれいせよ社長の責任はより重大になることはまちがいありません。
この、元ミノルタの方もニコンの方もスマホとカメラは別物で、カメラ屋はスマホに手を出さない、出せない。スマホからカメラ側に発展させてゆくという考えは念頭にないという気がしました。毎日カメラを考えている彼らでさえも、あるいはだからこそ、ガンとして、今のカメラがカメラなのです。みなさんにとっても、当然、今のカメラがカメラなのです。 カメラ雑誌はこれまでと何の変りもなく、ニコンD810が発売されました、最高画質ですばらしい、是非お買いくださいと書くのでしょう。 そして、皆さんは買いたいなとよだれをたらすのでしょう。一見、平和に、変わりなく時は過ぎてゆくのです。
その後、3Dバーチャル・リアリティー展を見て、3Dスキャナー・3Dプリンター・3Dカメラ・3D映像そしてスマート・グラスの世界に入り込むと、とっても未来があって楽しくなります。でも、その多くの製品が海外のものです。大丈夫かな日本は。無論、頑張っている素敵な日本企業もあります。ポコン、ポコンとあるんですよ。
なにが言いたいかというと、ニコンさんやキャノンさんのようなカメラを知り尽くしたメーカーさんがその力をもって、スマホ側から、もっとユーザーが喜ぶ新しい映像の世界を作り出してほしいという願いなのです。スマホと報道陣むけ一眼レフの間を埋めるニーズに対応して、さらにそれを拡大する新しい世界を作ってほしいと思っているのです。おれたちはPC屋・家電屋じゃないなどといわないで、ユーザーのために、M&Aでも何でもやればいい。無い力は獲得して、ある力を融合させればいいのです。富士フィルムだって、もう医薬品の臨床試験を終了して、<富士フィルムの医薬>が上市されようとしているのですよ。
ソニーさんならそれが出来ると思っていたのですが、足元がふらついているので、こちらは足元を固める方が先決です。夢を見過ぎているソニーさんに夢の話をお願いするのは足元が固まってからにしましょう。
現在とってもいそがしくて、載せる写真がなくなってしまったので、すこし古いストックから引っ張り出して載せます。
以下、オリンパスOM-D EM-5 + coBORGの世界
以下、ソニーα7R+コシナ・ツアイス・プラナー100mm macroの世界