小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

5月連休、京都・奈良 <真春物語> その7

2011-04-29 20:55:01 | 旅行
5月連休、京都・奈良 <真春物語> その7

5月2日
京都、西陣の散歩
連日ハードだったので、今日は、半ばお休み。部屋の掃除をして、お昼近くから、のったりと動き始めました。一番、探検したことの少ない西陣に行ってみることにしました。まずは堀川通りの西陣織会館へ。着物ショーの撮影が目的です。


Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)

チャンスがあれば人物を撮る練習をしています。Zeiss 50mmにリアコンバーターをつけて70mmにして撮影しています。オートフォーカスが使えません。人物を撮る場合は、結構細かい早い動きや表情があるので、やはりオートフォーカスが必要だと痛感しているしだいです。50mmから70mmあたりを強化しないと人物撮影は難しいことを悟りました。それと、人物も仏像も石像も結局はライティング技術につきることも気が付きました。
西陣織会館はこの着物ショー以外には見るべきものもなく(このショーが無料で見られるのですから文句をいう筋合いではないのですが、あえていわせてもらうと)、とても西陣を代表する会館という場所ではなくなっていました。訪れる人は、中国や韓国の団体さんで、観光ルートとしてバスでやってきて、着物ショーを見て、日本土産を買う場所という設定になっています。会館は完全に日本人を対象にしていないで、海外からの、特に中国系の観光客を対象とする商品がおいてあります。売り場の着物もみるに耐えない品物です。会館を維持するためにいつのまにかそうなったのでしょうが、これではますます日本人はおとずれなくなり、みっともない商品を売る国辱的会館に堕落の一途をたどっています。後で、たずねた西陣の美術館の方も、西陣織会館の存在すら忘れているようでした。西陣の方々、なんとかしなさい。自分だけよければいいというものではないでしょ。西陣織会館を立て直す、資金も気力もないというのでしょうか。お金だけが問題じゃないでしょ。お金がなくたって、やれることはあるはずです。だめなら、国辱的会館はつぶしてしまいなさい。和風建築のもっと小さな建物で、着物ショー中心のお店をやったら、受けますよ(着物ショーが有料になってしまうのは残念だけれど)。
堀川通りを北に上がって、寺之内通りに左折します。去年、暑い中死にそうになりながら、芙蓉を撮影した(京都夏の花をご覧ください)妙蓮寺を過ぎて松翆閣に出会います。


15mm limited

西陣織工芸美術館<松翆閣>(ショースイカク)
詳細をしらなかったので、入り口ではいろうかやめようかあれこれ議論していたら、後で、美術館の人に、ずいぶん迷っておられましたねと言われてしまいました。入場料が安いだの高いだのいっていたのをみんな聞かれていたようです。赤面のいたりです。


15mm limited


15mm limited


15mm limited
商品を撮影していいといわれました。めずらしいことです。どんどん宣伝してくださいともいわれました。すなわち、他の追従を許さない技術をもっているという自信からきているに違いありません。


15mm limited

これもその技術をあらわしたものです。織り物で、有名な絵を再現しています。さらに光線によって光る糸を使っています。


15mm limited


15mm limited

モネの睡蓮です。
尾形光琳、俵谷宗達、モネ、ゴッホ、ルノワール等々、有名な絵が織り物で再現されています。墨の文字とか掛軸とかなんでも再現してしまいます。この技術が<再現>に終わってしまってはもったいない。新しいアートへ展開できないか、当然考えます。着物は伝統の上に、多くの人が現在もとりくんでいるので、当方の入りこむ余地なぞ微塵もないけれど、この技術をアートへ展開することならお手伝い出来る余地があるかもしれない。この美術館を案内してくれた方と、少しそういう話をしました。とっても、間口の広い方で、楽しくお話させていただきました。将来、そんなことも考えていきたいと希望がわいてきました。








美術館の廊下です。




俵谷宗達の風神雷神図屏風



入るのを迷って、結局はいらなかったら、こんな楽しい思いはできなかったでしょう。

さらに寺之内通りを少し行くと、石畳のきれいな道に出会いました。浄福寺通り(石畳の道というらしい)を左に曲がります。西陣らしい建物が並んでいます。


15mm limited


15mm limited

次に、織成館(オリナスカン)にはいりました。


15mm limited

織り物をジャガード織機というやつで織っているのをみせてもらいました。糸巻きの順序は模様によって紙の穴としてパターン化されており、それをみながら殆ど手作業で織りあげてゆくのです。現在はこの紙パターンはコンピューターによる数字の列で表わされていますが、結局手作業であることにはかわりありません。この織機はもう生産されていませんから、これが壊れて動かなくなると、本当の西陣織は消滅するということです。


15mm limited


15mm limited
ここには結構な台数の織機がならび、職人さんも十数人いるようです。まだまだ西陣織の需要は継続されて、ビジネスとして成り立っているようですが、先が見えない状況にあることは間違いありません。(ここは撮影禁止ですが、案内の方に許可をもらって撮影しています。)


15mm limited

織り方をみせてくれた織工さんは、とても熱心に、説明してくれました。


15mm limited


15mm limited


15mm limited
この糸は、光をあてると色が変化します。天皇だけが用いることのできる超特別な色で、黄櫨染<コウロゼン>というのです。家内がその色の名前と意味を知っていたので、織工さんはますます、元気に説明してくれました。



当方が、アリャこれは伊藤若冲ではないかといったら、ぞろぞろと伊藤若冲のパターンをつかった反物がでてきました。伊藤若冲は末裔がいないもので、そのパターンをつかっても問題ないのだそうです。いいことを聞きました。


15mm limited

これも伊藤若冲パターンです。


15mm limited

伊藤若冲のパターンをつかった色々なグッズが売っていました。当然買いです。これは当方が買ったふろしきです。テーブルクロスに使うつもりです。家内は伊藤若冲パターンの手提げバックにしろとしきりに主張して、風呂敷とバックで相当もめましたが、当方がおしきりました。いずれも5000円もするのです。女性はバックの方が使う頻度が高いので、当然の主張ですが、飽きたらおしまいですから、テーブルクロスの方がしゃれています。


15mm limited

これも若冲パターン。まさに、当方の考えていた、織物からアートへという動きが静かに進行していることを知りました。


15mm limited

風呂敷の若冲パターンも数種あって、どれにするか結構まよいました。


15mm limited


15mm limited


15mm limited

ここは須佐命舎(スサメイシャ)といって、出雲地方の小学校が廃校になった時の廃材でつくったそうです。さらに興味深いことには、日本に来て宮大工になったマイケル・アンダーソン(米)さんという方が設計したそうです。とてもいい建物だと思います。しかし、小学校の廃校と聞くと、出雲に行った時の、若い人がいない、どころでない、西出雲の人のいないゴーストタウンのような雰囲気を思い出して、建物の中に出雲の苦しみが見えてしまいます。


15mm limited

織成館はとてもいいところでしょう。推薦です。お店の方は皆親切で、楽しい時間をすごしました。
今出川通りまで下って、右におれ、上七軒までゆきます。昼ごはんを食べてから、上七軒の道をあるきます。結構な数のお茶屋がならんでいます。行き先は北野天満宮です。なんで昔は、お寺のそばに遊郭があったのでしょう。祇園も建仁寺や八坂神社のそばですし。


15mm limited


15mm limited

お茶屋がならびます。


15mm limited

紅梅庵では以前、紅梅弁当を食べたことがあります。いいところですよ。


15mm limited
<北野天満宮>


15mm limited
菅原道真を祭った神社で、学問の神様です。当方も一生懸命、お線香の煙を頭につけたり、牛の像の頭をなぜたりして、知恵がでるようにお祈りします。


15mm limited

北野天満宮をでたところのお店のエクステリアを参考に撮影。

京都道シリーズ3、一条通りで出会った美味しい豆腐屋さん<とようけ屋山本>の出店が、北野天満宮の入り口にありました。あいかわらずお客さんを集めていました。家内が豆腐はもういいというのを押し切って、豆腐と厚揚げをかいました。京都は豆腐が一番。今日は早い帰宅です。楽しい西陣でした。


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5月連休、京都・奈良 <真春物語> その6

2011-04-29 11:23:19 | 旅行
5月連休、京都・奈良 <真春物語> その6

室生寺
長谷寺の参道に室生寺へのシャトルバスがありますという立て札がありました。バス停まで結構な道のりがありましたが、バス自体は30分程度だったか。室生寺の前までバスが行きます。


K20D 10-17mm Fish Eye

室生寺はシャクナゲでうずめつくされています。


K20D 15mm limited


K7 100mmマクロ


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ


K20D 15mm limited

本堂の中の仏像達は大変魅力的です。


<十一面観音立像、国宝、平安時代、室生寺の佛たちより、撮影小川光三>


<十一面観音立像、国宝、平安時代、室生寺の佛たちより、撮影小川光三>


<釈迦如来立像、国宝、平安時代、室生寺の佛たちより、撮影小川光三>


<釈迦如来坐像、国宝、平安時代、室生寺の佛たちより、撮影小川光三>

いずれもきれいな木造で彩色も部分的に残っており、見事な作です。


<十二神将立像、重文、鎌倉時代、室生寺の佛たちより、撮影小川光三>

鎌倉時代の作ということで、国宝になっていませんが、この十二神将像は、とっても優れていると思います。特に足の表情がはっきりと打ち出されています。古い仏像はとかく足の表情がないがしろにされます。顔の表情も、ほとんど現代彫刻と同じ意図で作られています。重文でなく国宝にしなさい。


<十二神将立像、重文、鎌倉時代、室生寺の佛たちより、撮影小川光三>


<十二神将立像、重文、鎌倉時代、室生寺の佛たちより、撮影小川光三>


<十二神将立像、重文、鎌倉時代、室生寺の佛たちより、撮影小川光三>


<十二神将立像、重文、鎌倉時代、室生寺の佛たちより、撮影小川光三>


あとでまたゆっくり書きますが、先日、白洲正子生誕100年記念記念展(2011-4)にゆきました。この時、白洲さんの意見ですが、この手の神将立像は一般に、上半身の動きは激しいのに、下半身の動きは少ない。三十三間堂の国宝の立像も見事であるのに、下半身の動きが止まっている。なぜだ?ずっと疑問でした。正子さんはこう言っています。<動きを出す技術は十分あるのに、そうしないのは、立像とは地面から生える木が神であるから、木に回帰して、地面から生えていなければならないという思想があったのではないか> なるほど、ものすごく合点がいきました。しかし、この鎌倉時代の立像は下半身が十分動いています。どこかで、仏師の考え方が変化していったのでしょうか?

この撮影者はとてもうまく仏像達を捉えています。この写真を見てから、本物を見ると、遠くに並んでいるので、どうも写真のような迫力が伝わってきません。仏像は見世物ではないでしょうが、遠路ここまで来る参拝者のために、もっと演出して見せるのが、お寺の役目ではないでしょうか。仏像一つを見て、救われる方々がいっぱいいるのです。このお寺は、何かを忘れているのではないでしょうか。


K20D 15mm limited

有名な五重の塔です。最近、台風で木が倒れて、この五重の塔が破壊されてしまいました。その後、全国から寄付があつまって修理されたのです。室生寺を愛する人が大勢いるのです。


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ


K20D 10-17mm Fish Eye

桃の花ですか、これは?


K20D 15mm limited


K7 100mm マクロ


K20D 10-17mm Fish Eye


K20D 15mm limited

室生寺では、シャクナゲの撮影がとても難しく、投げやりになってきました。もう夕方で、強い横からの日差しが、花をみな影の中に埋没させてしまいます。花は日陰で撮れといっても、これだけコントラストが強いと色が出ない。
帰り際にまとまってシャクナゲが咲いているところがありました。この強い日差しを逆手にとって、逆光で花を浮かびあがらせてみました。場所が狭くて、さがれず、100mmマクロが使いにくい時には、35mm limited マクロをつかいます。素直できれいな絵が撮れます。


K20D 35mm limited マクロ


K20D 35mm limited マクロ


K20D 35mm limited マクロ


K20D 35mm limited マクロ


K20D 35mm limited マクロ


K20D 35mm limited マクロ


K20D 35mm limited マクロ


K20D 35mm limited マクロ


K20D 35mm limited マクロ

実を言うと、室生寺は、記憶にあるイメージとだいぶ違っていました。昔々、35年近く前、当方が大阪、堺に住んでいたころ、そのころは会社から大阪府立大学に出向していたのですが、母がたずねてきて、この室生寺と有馬温泉に泊まった記憶があるのです。母と二人だけで旅をした最初で最後の旅でした。山の中のお寺で、穴場中の穴場に母を案内したかったのです。今の室生寺は、なにか、山奥の秘めたるお寺と観光がうまく融合していない。沢山くるお参りの人達をうまくもてなしている長谷寺の次に室生寺にくると、比較するものではないと思いながら、いろいろ気になるところがあるのです。たとえば、なんで大きな声で構内放送してるんだ、ここには合いません、おねがいだからやめてくれ、と思ってしまうのです。観光客がバスで大勢くるから、いろいろトラブルがあって、構内放送しなければならないのだという主張はわかるのですが、ここほど構内放送が気になったところはありません。スピーカーを多くして、音を小さくするとか、やりようがあるでしょう。もともと構内放送しているお寺なぞ、そうは無いのです。仏像は魅力的でも、なんであんなに遠くから見なければならないのだ。あれではよくわからない、とか、いろいろあります。お参りはお参り、観光は観光と別物とおもっているのでしょうか。別物かもしれませんが、お寺はそう思ってはいけないとおもいます。観光に訪れたって、仏さんを見て救われる人はいっぱいいるのです。また、一人で来ようと決心する人だっていっぱいいるのです。

そんな、わだかまりを救ったのが、帰りによった食事所。もう夕方なので、他の客がだれもいない、広い座敷に足をなげだして、アユの甘露煮とにゅう麺で日本酒をちびちびやります。山の中の小さな門前町の静かな、のどかな、流れのなかに、何か幸せな時が過ぎてゆくのです。目の前の苔玉というよりは苔土手には色々な小さな植物が、意図的か自然にか知らないけれど、生き生きした小宇宙を作っており、遠くの山々では夕日の中に青葉が光っている。

K20D 35mm limited マクロ


K20D 35mm limitedマクロ

終点、室生寺前からバスにのって、夕暮れの中を近鉄室生寺へ、そして京都へ帰ったのです。竹の子3本をかかえて。

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5月連休、京都・奈良 <真春物語> その5

2011-04-28 22:23:05 | 旅行
5月連休、京都・奈良 <真春物語> その5

K7 100mm マクロ  Stock Photo用

花の写真はいっぱいあるのでStock Photoとしては採用しないといわれていますが、これだけ綺麗な花の写真はそうそうないですよ。Stock Photoとして採用しなさい。


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited
それまで、よたよた登って来た家内が、最後のところだけ、一気に駆け上がって、階段をものともしないという形だけのパフォーマンスをしているところ。この後、危険なので、この行為を禁止しました。


K7 100mm マクロ


K20D 15mm limited

御本尊はこの本殿の中にあり、巨大な本尊がいっぱい、いっぱいの部屋におさまっています。我々も、この写真のように仏様の足をなぜてお祈りをさせていただきました。手を清めるお香と数珠のように手首にかける三色の組紐をいただきました。写真は当然禁止、外から窓ごしにお顔を拝めるのですが、これも撮影禁止。この写真のように撮ろうとおもうと、全面の扉を開けて、相当特別なことをしないと、大きすぎて、写真におさまらない。なんともすごい本尊です。しかし、手でふれられる本尊とは、初めての経験です。とても仏様と近い関係になったようで、長谷寺の根底に流れる慈悲が一瞬で理解できます。


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited


K7 100mm マクロ


K7 100mmマクロ

光に輝く瓦のパターンは、何よりも強く、当方の日本DNAをしびれさせます。


K7 100mmマクロ


K20D 15mm limited

ここを歩くと、巡礼の旅をしたことになるそうです。


K20D 15mm limied


K7 100mmマクロ


K7 100mmマクロ


K7 100mmマクロ


K7 100mmマクロ


K7 100mmマクロ


K7 100mmマクロ


K7 100mm マクロ

少々、飽食ぎみ、という気持ちはわかりますが、こんなに美人が並ぶことはそうそうありません。これは大変なことなのですよ。しばらくすれば、皆散ってしまう、一瞬の栄華なのです。どこまでも、どこまでも見つめてあげなければ。
今回初めておとずれましたが、長谷寺はとてもいいお寺でした。寺全体に自然への愛情、人への愛情、ゆるぎない信仰と伝統が調和しながら、貫かれています。
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5月連休、京都・奈良 <真春物語> その4

2011-04-27 22:18:20 | 旅行
5月連休、京都・奈良 <真春物語> その4

2010年 5月1日
長谷寺


K7 15mm limited

長谷寺は、三条から京阪で、丹波橋までいって、近鉄大阪線、長谷寺駅から歩いてたずねることが出来きます。長谷寺だけで、こんな立派な門前町が出来あがって、十分活気があります。長谷寺の底力はこのあと十分味あわせていただくことになるのです。


K7 15mm limited

竹の子にタレを付けて串にさしたやつが、100円。とてもおいしい。帰りに大きな竹の子3本、300円で買い込んで、数日間、夕食は竹の子づくしでした。


K7 15mm limited
とっても味のある門前町です。


K7 15mm limited

長谷寺は初めてです。牡丹だけが目的でしたが、右の看板にあるように、御本尊特別公開や色々な秘仏の公開を見て、この日の長谷寺は強烈な印象を残したのです。


K7 15mm limited

長い階段を前に、内心、恐怖をかみ殺している家内。両側は牡丹の花がずっと続きます。


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)
左を空けているのは Stock Photo用です。


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter) Stock Photo用


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter) Stock Photo用


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)Stock Photo用


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)Stock Photo用


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter) Stock Photo用


K20D Zeiss 50mmx1.4 (rear converter)

ここまで、ペンタックスK20DとZeiss 50mmx1.4 (rear converter)の組み合わせ。ボタンはこの組み合わせの圧勝に見えます。ブログ画面ではこの息をのむ美しさが半減してしますのが残念です。

これ以降はペンタックスK7とペンタックス100mm マクロの組み合わせ。マクロはマクロの強み(接近、立体感、ボケ)で勝負します。


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ


K7 100mm マクロ  Stock Photo用


K7 100mm マクロ  Stock Photo用


K7 100mm マクロ  Stock Photo用


K7 100mm マクロ  Stock Photo用


K7 100mm マクロ  Stock Photo用


K7 100mm マクロ  Stock Photo用
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5月連休、京都・奈良 <真春物語> その3

2011-04-27 01:42:00 | 旅行
5月連休、京都・奈良 <真春物語> その3


K7 35mm limited マクロ <瓊花:ケイカ>

ケイカの花はガクアジサイそっくりですが、木はカン木というより、もっと大きくなるようです。


<御影堂:ミエイドウ>

御影堂には、鑑真和上坐像(国宝)や東山魁夷の襖絵がありますが、特別公開は夏です。今日は見られません。残念。ここは、もともとはお寺の偉い人の住家ときいていますが、京都御所紫宸殿とか仁和寺南庭とか平安神宮とかのように、右近橘、左近桜がちゃんと作られていて、とっても立派ではないですか。すなわち、このお寺の住職はとっても偉いということですね。こんな立派な寺の住職の住家は見たことがない。


<鑑真和上坐像>



だけど、唐招提寺を建てた、唐から来た鑑真和上さんは本当にすごい人です。こういう方のおかげで、今日の日本があるのです。なんで、中国や朝鮮との古代日本との関係をもっと明らかにして、日本のルーツを中国や朝鮮の方と共有することをやらないのでしょうか?いいんですよ、サッカーやフギャースケートで日韓がいがみ合たって。だけど、親子同士、兄弟同士で、本気になって喧嘩しちゃいけません。中国が怖いだの、朝鮮が怖いといって、原爆をつくろうなどと言い出す前に、もっとコツコツと、親子同士、兄弟同士であることを両国が認識し合う働きかけをしてゆかねば。喧嘩することもあるでしょう、しかし、親子の縁、兄弟の縁は切れないのですよ。


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited

さっきから、このペンタックスK20Dと15mm limitedの組み合わせに驚いているのです。このとき2台カメラをつかっています。もう一台はペンタックスK7と100mmマクロの組み合わせです。ペンタックスK20Dと15mm limitedの組み合わせは、その時感じた印象をぴたりと表現しています。ペンタックスが自信を持っている、limitedというレンズはこういうことだったのかと、これだけ撮って来てやっと気がついたのです。また、うすうす感じているですが、おそらくK20Dの方がK7よりいい絵を作るような気がします。ブログの写真となると、この違いなどは解らなくなってしまうのです。写真の香りが消えてしまうのが残念です。


K20D 15mm limited


K20D15mm limited

唐招提寺を跡にして、直ぐとなりの薬師寺によります。もうかなり歩き続けており、2人とも気力で歩いているという感じとなりました。

薬師寺


<東塔>K20D 15mm limited

疲れて、気力で撮影しているという感じになってきました。


K20D 15mm limited


K20D 15mm limited

東塔内部が特別公開されていました。これだけ並んで、結局、塔の中に何を見たのか、まったく記憶に浮かびません。よく見ると、とにかく、東塔はもうボロボロです。芯柱もボロボロだそうです。早く修理してやってほしいと思います。


K20D 15mm limited

凍れる音楽です。確かに、魅力的塔です。


K20D 15mm limited

再建の西塔は元気です。昔のままの東塔と再建された西塔と、どちらが魅力的か?という議論があります。当方は東塔、家内は西塔。瓦の形一つ一つがばらばらで、歴史の重みがある東塔が魅力的か、色がきれいな西塔が当然魅力的という考えも、素直な考えでしょう。


K20D 15mm limited

金堂内でお坊さんの本日、最後の訓話があるという呼び込みで、入ってみました。話上手なお坊さんが、いろいろ受けを狙って、話しています。一つだけ面白かったのは、<観光客は京都ではお寺を見に行き、奈良では仏像を見に行くのである>というくだりです。そう決めつけるには異論がありますが、そういえば、奈良のお寺は、京都でいうお庭がありません。全部のお寺にお庭がまったく無いというわけではありませんが、確かに、お庭を見るために奈良のお寺にゆくという感覚はありません。一方、奈良のお寺の仏像はどれもこれも、圧倒されます。金堂にある仏像、日光、月光の菩薩さま、阿弥陀如来さま、いずれもどうしようもなく魅力的です。申し訳ないが、お坊さんの訓示を聞く時間もおしく、仏像を見つめていました。


<薬師三尊像、国宝:月光菩薩、薬師陀如来、日光菩薩:日経おとなのOFF 2007年6月号より>


<薬師如来像:薬師寺公式ホームページより>


K20D 15mm limited

薬師三尊像に会った後、二人とも、もうこれで十分という気分です。さらに、とうとう、家内の足は曲がらなくなりました。ヨタヨタと西の京までもどって、三条に帰りました。結局、平地ならいくら歩いても平気といっていた家内の言も信用が無くなったということです。食べ物とか、水のとり方が不十分だったのでしょうか? お昼も平城宮跡でいっぱい食べさせたはずなのですが。さっそく、帰りがけに、三条の好日山荘でピンク色のトレッキンング用ステッキを家内に買いました。










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