小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その172 色々苦心しています

2021-01-25 19:37:23 | 写真日記
自然教育園日記 その172 色々苦心しています

Fujifilm X-T3+ mimiBorg 55Fl F4.5からFujifilm X-T3+fringer レンズアダプタ―+
Canon 400mm F5.6 Lにシフトしています。MFなら前者、AFなら後者の選択になります。すなわち、前者はMFで撮ることが有利な場面、後者ではAFで撮ることが有利な場面に自然にシフトすることになります。そりゃ後者が楽ですが、誰でも撮れますから、前者で勝負も面白いでしょう。込み合った自然教育園では枝の中の鳥の場面が多くMFでないと撮れないことが多いのです。海辺、河原、草原で大きな鳥を撮って、どや、これでどうだといってアップしているネットを見ても、自然教育園ではそんな具合に上手くはゆきません。

以下、Fujifilm X-T3+fringer レンズアダプタ―+Canon 400mm F5.6 L





以下の連続写真、これなんか、良く撮れていませんか? Fujifilm X-T3+fringer レンズアダプタ―+ Canon 400mm F5.6 Lはいいクオリティーの画像を得られます。



















当方はメジロがひょうきんで好きです。時折、超近くに来てくれます。これはメジロがマユミの実の残りをあさっているところです。
















さて、鳥撮しながら、なにかあまり面白くないのです。ただ運任せ、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる、機材の良し悪しが大半を決めてしまう。これが面白くない。 毎回これで鳥撮りは終了しようと思うのです。しかし、また鳥撮りの機材を持ち出します。それ以外に撮るものが無いからしょうがない。

この日は決心して、鳥撮りの機材を持たずに、最近購入した、Sony/Zeiss AマウントDistagon 24mm F2をFujifilm GFX50Sに付けて試写を行いました。Sony/Zeiss AマウントSonner 135mmF1.8も持ちます。ちょうど写真を撮り始めたころの、 Zeiss 100mm Planar F2と18mm Distagon F3.5、2本を持って行くスタイルに戻った感じです。中判カメラでは実質、ちょうどこの程度の焦点距離になるのです。

Fujifilm GFX50SにSony/Zeiss Aマウントが付けられるというので、すでに持っていたSony/Zeiss AマウントSonner 135mmとSony 135mm STFを付けた試写は昨年行いました。問題なく撮れました。その後単焦点で最後に残ったSony/Zeiss AマウントDistagon 24mm F2をどうしようか色々迷いました。これは以前Sony alphaR7に付けていたのですが、パースが出ないので売ってしまったレンズです。再購入に抵抗があることと、広角レンズAマウントが645中判カメラでケラレない保証がないということが大きなブレーキになっていました。結局、酔ぱらった勢いで、5万円代(新品は10万円)なら買おうとネットをひっくり返して、中古Sony/Zeiss AマウントDistagon 24mm F2を見つけ5万円代後半で購入。
結果はケラレました。 少しですが、はっきりとケラレます。 以下の絵はかなりトリミング拡大しています。Zeiss distagonはめっぽうトリミング拡大に強い。その細密なビビッドな描写はZeissです。純正Fujifilm GF23mmがとっても重いので(845g)、軽く済ませたいときに(555g)、少々ケラレても使える可能性があります。微妙なところです。19cmまで近づけることもメリットになります。まあ使えるのではないでしょうか。

Fujifilm GFX50S + Sony/Zeiss AマウントDistagon 24mm F2











ここからはSony/Zeiss AマウントSonner 135mmです。Fujifilm GFX50S+ Sony/Zeiss AマウントSonner 135mmは2kgに達します。とっても疲れます。これは特別な時に使うシステムでしょう。Fujifilm GFX50S に付けるとDistagon 24mm もSonner 135mmもとってもピントが薄いので、真面目に撮るには三脚が必須でしょう。










Fujifilm GFX50S には少し軽いSony 135mm STFがいいように思います。純正レンズにはないフィーリングですから。今度はSony 135mm STFをさらにトライです。
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自然教育園日記 その171  軽量鳥撮りシステム

2021-01-17 15:45:23 | 写真日記
自然教育園日記 その171  軽量鳥撮りシステム

最近はもっぱら、Fujifilm X-T3 + miniBorg 55FLの組み合わせで鳥撮りです。
miniBorg 55FLはフローライトレンズ、F4.5 , 250mmで、この組あわせで、総重量1.2Kgに納まります。Fujifilm X-T3のプレ撮影システム(30コマ/秒)にすると、画像がクロップされて、実質1.8倍の焦点距離となり、450mmになります。鳥撮りにはちょっと短いので、テレコ1.4x で600mmを越えます。こちらもトライしようと思っていますが、なにしろ軽いので、このスタイルを続けています。ヘリコイド部分もはずして、銅鏡スライドによるMFオンリーで徹底的に軽くしています。


Fujifilm X-T3 + miniBorg 55FL



20~30m先のカワセミ。これをトリミング拡大すると以下の絵になります。焦点がちゃんとあえば、まずまずの絵になります。





ここからFujifilm X-T3のプレ撮影が活躍します。この状態で半押しして待ち、飛び出しと同時にシャッターを切って撮った実際の連続画面です。シャッタースピードは1/1000, F4.5一定ですから、ISOをオートで明るさは自動調節しています。連写速度は30コマ/秒。





















ここで、鳥はファインダーから消えます。ここまで11コマ。つまり0.37秒ということ。この後は水に飛びこんだ鳥を追います。16コマすなわち0.53秒後は以下の絵です。残念ながら焦点は固定でオートフォーカスしませんから、ボケ写真で使えません。













シャッターを押している限り連写しますが、まずフォーカスは合っていませんから1秒くらいでシャッターをはなしています。
通常の1眼レフで、この飛び出しはどこから撮れているのでしょうか? この後半に関しても、後追いでAFできれいに撮れるのでしょうか? 

以下、また別のケースです。




この場合はここからなかなか枝から飛び出さずに23コマ後にやっと以下の状態になります。














ここで鳥はファインダーから消えます。ここまで飛ぶそぶりを見せてから30コマ、すなわち1秒かかっています。
きっとこういう場合は、プレ撮影システムが無い一眼レフでも、良いAF追尾システムと高速連写があれば、もっときれいな絵が撮れるのでしょう。
ようするに、ケースバイケースで、プレ撮影でも一眼レフでも使える絵を得るには数打つ必要があるということでしょう。








Fujifilm X-T3 + miniBorg 55FLシステムは本気で鳥撮りする方に推薦する気はありませんが、他の目的で撮影中や旅行中に、鳥のいい場面に出会ったとき、620gのminiBorg 55FLを持ってゆけば多少は残念な気持ちを回避できるかもしれません。

55FLを手持ちのちっちゃなcoBORGに付けるアダプター(M57→M42ラッパ【4257】)が発売されていることに気が付きました。このシステムを大幅に軽くできるかもしれません。1.4テレコも含めトライしましょう。



もうユキワリイチゲが咲き始めました。春の花の撮影準備に入らなければなりません。大型陶器の作成とLifeSeq㈱の仕事が重なって忙しいこった。



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コロナ対策2021-1-3

2021-01-03 13:29:55 | 日記
コロナ対策2021-1-3

菅政権は緊急事態宣言を渋っているそうです。はっきり言ってバカです。感染は家庭内感染が主流になっている時に、止める手段はないのです。家庭でみなマスクをしましょうだの、高齢者が最初にお風呂に入りましょうだの言ったって無理に決まっています。家庭で広がって、また無症状者を生んで、それが外に出てまた感染者を増やすわけだから、もう打つ手はないのです。経済と感染症対策のバランスだのいっている状態ではないのです。一刻も早く感染の広がりを止めないと、経済もへったくれもありません。
さらに、新たな変異種が子供に感染するとすると、もう無茶苦茶になります。現状の子供たちの感染症対策は殆ど無防備です。あっというまに広がって、パニックになります。知っていますか、東京の子供たちの日常を。休日は狭い空き地に集まって、お兄さんが野球やバスケットを指導して、ワイワイ騒ぎ、親がそれを取り巻いて喜んでいるのです。下校する時は友達どうしてワイワイさわぎながら帰るのです。とんでもなく無防備なのです。

コロナ対策にかかわっている現政権、官僚、専門家は全員クビです。こんなことになる前に止められなかったことは重罪です。このダメージはコロナ対策にかかわっている現在の連中の責任です。もうすでにクビに値します。

さて、最も重要な②の問題に入ります。
②の問題とは昨日書いたブログを見てください。
① 現在、緊急に行うこと
② 感染者数増加を抑え込んだ後行う感染症対策
この2つを分離して考えることが重要であるといいました。
当方は色々忙しいのです。何で、コロナ対策なぞ考えねばならないんですか。頭にきています。



感染症対策に重点を置くと経済活動は阻害される。どちらに重点を置くかによって主張は真っ向から対立する。一気に経済活動を止めて、感染者を0にすれば、その後経済活動を正常に戻せる。ニュージーランドや台湾を見習え。 コロナは風邪とおなじだ、ワイドショウでさわぐから多くのお店が困窮し、ばたばたとつぶれる。ワイドショウをボイコットせよ。
この議論は他の方に任せて、当方はその真ん中にある矢印に注目したい。緑の矢印、医療体制の強化は当然であるが、これはお医者さんに任せたい。ワクチンに関しても同様である。行動変容のプロパガンダは小池知事にまかせよう。

議論を赤矢印にフォーカスします。さらに以下2点に絞ります。
1,無症状者をいかに見つけるか?
2,新たな変異株が子供にも強い感染力があった場合のシミュレーション

まず言っておきたいのは、<皆の平等を前提としたコロナ対策をとる>を捨てることです。
これだけ対策が上手くゆかないのだから、発想を逆転させなければ。

1,地域が実情をもっとも知っているのですから<競争的資金提供>を行います。
地域ごとにコロナ対策のアイデアを出させて競争させる。良いアイデアから資金を提供してゆく。地域の首長の力が試されます。勝ち組と負け組が生まれます。
目的は必死に考えさせることで、負け組にはベースの支援金は用意してありますからそんなにひどいことにならないようにしてあります。それでも格差が生まれます。それでいいのです。地域が自ら考え競い合う風土が地方創生につながるのです。災い転じて福となすです。

2,コロナが広がるビジネスは限定されており、もうわかっています。例えば食事ビジネスにおいては、コロナ対策の優秀性で店のランク付けをします。優良可、不可です。虹のマークを付けているお店に検定員を派遣して、基準を決めておいて、それに照らしてランク付けをし、店に表示します。ミシュラン☆のようなものです。 ネットでも情報を流します。ランクの低い所は補助金を支給してランクを上げることを支援します。1か月ごとに巡回してランクを確認します。巡回する人は民間から雇います。ちょうど駐車メーターを見回る民間の監視員と同じです。これで職の無い方が少しでも救われます。店に格差が生まれます。それでいいのです。努力したところが報われ、しないところは淘汰される。一律に規制するのはやめましょう。ちゃんとしたホテルのバイキングであれだけの人数が食事をしても感染は発生しなかったではありませんか。やればできるのです。オーバーナイトで営業したっていいじゃないですか。

3,GoToトラベルで移動することが感染を拡大してはいません。人の移動を全て止めることが感染防止に必須だというのは間違いです。騒ぐ若者と一部の年寄りが問題なのです。
(GoToキャンペーンの負の効果をキチンと測定することをないがしろにしたことが、GoToキャンペーンの最大の問題点です。理論的政策でなくパワーバランスしか考えていない証拠です。)

食事ビジネスが悪いのではなく、ルールを守らない若者と一部の年寄りが問題なのです。ルールを守らない人間にはきちんとペナルティーを与えましょう。大人数や騒ぐ客、ルールを守らない人を追い出す権限を店や輸送機関に与えましょう。いうことを聞かない人は警察が排除して罰金をとります。

飴と鞭は休業補償金と休業要請ではなく、推薦の店を優遇することとルール違反者に与える罰則です。

4,業態を変えることを支援しましょう。ビジネスは世に合わせて存在し得るので、全て補償金支援で対処することはおかしい、自然の摂理に反しています。自分で稼げるように支援しましょう。たとえば、屋形船がピンチだというなら、昔の江戸にでてくる二人で密会する小舟にしたらいいビジネスになるでしょう。その転換の資金を貸し付ける。転換できないところはつぶれてゆく。格差ができる、それは仕方ないことです。居酒屋も個室にしたらいい。それができない小さなところは 居酒屋料理とお酒のテイクアウト・出前や屋外、移動の屋台営業ではどうですか? 業態変容が出来なくて、 コロナ対策ランクがさがってもそのまま営業し、ビジネスがなりたたなければ仕方がない、廃業が自然の摂理です。

5,コロナ感染の危険があるビジネス、たとえば食事ビジネスに参加するお客は、その店にある程度の個人情報を提供することを義務付ける。飛行機だって船だって宿だってお客は個人情報を提供しているのだから出来ないわけはない。もちろん、感染が発生した時に、濃厚接触者を追う為です。GPSですべての人間の全ての行動を追いかけられるのはごめんこうむりたい。外で会食するなら、それだけの対価を払えばいい。個人情報のリークを防止する方法は専門家に任せます。うその情報を書いたら罰金です。発症したら、行動歴を追いかけられ、嘘がばれます。

命題1,無症状者をいかに見つけるか?
無症状者が発見できなかったから、市中感染が起きて、現在発表される患者数として表される。発表される患者数は当然実際の感染者数でない。おそらく現在発表される患者数の10倍存在すると考えることにしている。東京の感染力を持つ人は1000名/日x10x10日=10万人、100人に1人が感染力を持つ。毎日すれ違う人が1000人とすると毎日10人の感染者とすれ違っている。
新型コロナ感染の定義はPCR検査陽性であるから、無症状者発見はPCR検査しかない(抗原検査もこの範疇にいれておく)。これ以外の方法が無いか、血中のマイクロソームで測定できないかとか、結構あれこれ考えました。しかし、当方は今のところ思いつかない。 呼吸状態を測定してコロナ感染を判定する試みをしているという話を聞きました。応援します。

①まず、感染拡大防止のポイントでの防波堤を確保しましょう。守りからです。 保育園、学校、病院、高齢者施設の関係者すべての定期的PCR測定を義務付けし、資金を補助します。食事ビジネスはコロナ対策ランキング付けに従業員の定期的PCR測定が組み込まれます。コンサート、カラオケは無理です。リモート業態変容しかないとおもいます。 企業は力のあるところは自ら自らのお金で定期的PCR測定を行うことを要請します。全てはここに書けません。細かいことは専門部門にまかせます。

② 家庭内感染の防波堤として、その家庭でもっともリスクのある人がリスクを感じた時に、いつでもだれでもPCR検査をできるようにします。国や地域の補助金を出してもいいとおもいます。

③ 全員検査で犯人(感染者)をあぶりだすという方向は、当方は嫌いです。この感覚でやるとコロナ差別や風評被害が大きくなります。なんとか健康診断みたいにコロナ検診を広げられないものか? 健康診断は地域が費用を負担しているとおもいますが。一人残らず調べて、感染者を0にしようと考えるのではなくて、少しでも無症状者を見つけられればいいという方向です。

④ 見つかった感染者をどうするか? これは専門家にまかせます。GPSで行動追跡もやむをえない。自宅待機やホテル待機の違反者にペナルティーをあたえることもやむをえ
ない。

⑤ クラスター対策は継続し、これまで以上に接触者の範囲を拡大しましょう。民間からトレーサーを雇って、接触者を追いましょう。コロナ対策で地域の仕事を作って、失業者を吸収しましょう。

⑥ これが一番重要な論点です。市中感染をモニターしましょう。定点観測です。PCR検査と抗体検査、双方を実施します。どれくらいの人数、どのような人にするかは専門家にお任せします。これがないと、対策がうまくいっているか、失敗しているかわからない。この定点観測と、上記での測定値を総合すれば、相当の確かさでトータルの感染者の推移を把握できるでしょう。 感染者が少なくて定点観測は効率が悪いと国はおっしゃいます。では、現状でいいのですか、対案はありますか? 実情がわからずに対策しているのが、パワーバランス政治の特徴で、理論的な攻めになっていない。立案→ 実施と測定 → 結果解析と改良 測定がちゃんとして、まずければ改良すればいいのです。 ギッコンバッタンやり続けても、無駄な議論と社会不安をまき散らすだけです。 測定がなければこの理論的攻めは成立しないのです。

命題2
新たな変異株が子供にも強い感染力があった場合のシミュレーション

現在子供は無防備です。 学校では、子供をコントロールしているから一応大丈夫ですが、一旦学校をでると無防備状態です。子供は最もさわぐ。全てを面倒みられない親たちは、保育所や何か面倒見てくれるシステムに子供を託したがります。例えばスポーツ教室とか。そうでなければ 公園とか町中で動き回ります。 ここが盲点となります。新たな変異株が子供にも強い感染力があった場合、保育所とかなんとか教室とかからものすごい勢いで変異株感染が広がり、あっというまに家庭内感染に発展します。 これまで経験して、ポイントを絞ってきた発生原因と対策が崩壊します。 もう変異株は日本中に存在しています。この新たな展開がおきると、親たちはパニックになります。のんびり構えていた若者たちも真剣になるでしょう。
変異株は海外からもたらされるだけでなく日本で発生する可能性があります。現在解っている変異株を想定して感染症対策を0から見直して、これに対応できるように今やっておかないと、パニックになります。
変異株の場合は、出だしの防止はやりやすい、子供、若者が対象ですから経済問題の影響が少ない。学校閉鎖は比較的容易です。しかし、出遅れれば、突然市中感染の爆発が起きて大混乱になります。現政府の崩壊になるでしょう。

本当は、民意の問題も書きたかった。日本人の優れた動きも書きたかった。
もう疲れました。なんで当方がこんなこと書かねばならぬのか?

当方は自然科学研究者です。そこから見たコロナ対策を書いたにすぎません。もっと自然科学的に書いてもいいのですが、そんな書き口は殆どの方にそっぽを向かれることはわかっています。
当方がベンチャーを経営していた時に、経営会議で最も役に立たない人とは、文句ばかり言って、代案を提示できない人です。大企業の定年退職部長や大学教授が傍観者として参加するからです。スタジアムから奴隷の殺し合いを見て喜んでいるローマ人を思い起こします。現場は殺し合いでも自分は違うところにいると思っている。国会議員も若者も一部の年寄りも、全員、フィールドで一緒に戦いましょう。
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コロナ対策 2021-1-2

2021-01-02 17:47:30 | 日記
コロナ対策 2021-1-2

コロナ対策2020-12-25を一旦ひっこめて、書き直したものです。




安倍長期政権から、菅政権までパワーバランスによる政治の比重が極端に大きくなっていることが見え見えになってきました。色々な分野の重鎮(既得権保持者)の意見を聞きまくってバランスをとってゆくわけです。
感染症対策は自然科学ですから、バランスだけではどうしようもない。未知のコロナ対策には理論的政策が要求されるのです。

なぜこうなったか
① 安倍氏も菅氏も理論的にものを考える力が大変弱い。
② 日本国民の大半は理論的にものを考える力が弱い。しかるに安倍氏や菅氏がなじみやすい。
③ 政府は理論的政策を進言する官僚の力を抑え込んできた。
④ 官僚自体、創造的発想する人間は出世コースの途中で淘汰されている。
⑤ コロナ対策に関しては、理論的政策を提言する<感染症研究>およびそこをルーツとする技官は創造的発想をする能力が切磋琢磨されてこなかった。よって、未知のことに対する対応能力が惨めである。



経済重視でGoToキャンペーンを強行し、支持率が下がると今度はコロナ対策側にシフトするギッコンバッタンしています。論理的政策を提言するべき官僚は、骨抜きになり(意図的に骨抜きにした)、忖度しているのが一番と思うようになりはててしまいました。パワーバランスによる政治の特徴は、どこかは不満になるわけで。それをなだめるテクニックばかりうまくなり、それが国民をだますテクニックに移行してしまいました。安倍さんより菅さんはそれが下手で、とりまきの長老は安倍さんがいなくなって、よけいなこというから、安倍政権時のだましテクニックが壊滅して政治不信が増大しています。



現実は政策を理論的に決めて断行すればいいというわけにはいかないでしょう。
理論にバランスを置きすぎる典型例は例えばモーニングショウの玉川氏に代表されます。
以前は中国・韓国のように全員PCR検査だと言い続け、最近は一旦感染者を0にする
べきだと言い続けています。



尊敬されている、イギリスのサッチャーやドイツのメルケルは元はいずれも自然科学者で自然科学の理論構成のやり方を知っています。イギリスやドイツは自然科学の発祥の地であり、国民がパワーバランスによる政治と理論的政策による政治の双方をバランスできる統治者を望だ結果と思います。日本人は自然科学でノーベル賞をとる人が少なくないですが、国民の多くは自然科学の理論的考え方になじみが薄い。自然科学は未知なることを解明するのが役割で、同調圧力がつよい日本人は周りと異なる行動、新規な行動、未知への挑戦へ理解が薄い。コロナ対策は未知への挑戦が必要なのに、自分たちで挑戦するという姿勢がまったく貧困です。玉川氏は台湾や、ニュージーランドの真似をしろというし、反対の立場の方は、ドイツがコロナ対策に成功していないからメルケル理論的政策は間違っているという。自然科学からいうと、条件が違う環境の結果を比較しても何も結論が得られない。参考にはなるが結論にはならない。

コロナ対策において、日本で最後の頼りになるのは、以下の2点
① 同調圧力
② 民意




日本人は同調圧力が非常に強い。
これが良い方に働いて、コロナ第一波のときは自粛が功を奏して発見される患者が0に近くなりました。
この折角の同調圧力をGoToキャンペーンが逆向きに一変させました。さらに統治者がもっともコロナ対策に対する意識が低い集団であることが露見して、逆向きの流れを加速しました。
若者と、一部の年よりが<みんなで渡れば怖くない>と行動変容を無視した結果が現在の感染拡大です。

一旦、壊れた抑制を元に戻すにはどうすればいいか?
① 現在、緊急に行うこと
② 感染者数増加を抑え込んだ後行う感染症対策
世の中で、この2つが混ぜこぜに議論されています。皆さんしっかりしてください、混ぜてはだめです。

①はずいぶんと考えましたが、どう考えても緊急事態宣言しかありません。どういう範囲・内容で緊急事態宣言するかは専門家にお任せします。数日後に首都圏に対しては緊急事態宣言が発令されるでしょう。 罰則を設けないと効力はないかもしれません。一旦壊れた抑制を元に戻すには強いメセージが必要です。特措法は必要です。これを発令するには時間がかかるが、その経過の議論をメディアでどんどん流せば強いメセージになるでしょう。 日本人の同調圧力を頼りにしています。必要なのは<強いメセージ>で、それがあればいいのです。実際に罰則がゆるすぎてもいいのです。

問題は②です。

この議論はまた明日。 今日中にこのブログをアップしないと、明日には首都圏の緊急事態宣言が決まってしまい、このブログはますます陳腐になってしまいます。

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年賀 令和3年

2021-01-01 12:29:51 | 日記
年賀 令和3年



明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

本年の年賀状です。家内の写真が無い理由は、<鬼滅の刃>にはまっている家内にあわせて、賀状の上下に<鬼滅の刃>の炭治郎、禰豆子のイネージカラーを配したからです。

昨年の最大の仕事は、中型陶芸窯の設置です。





この狭いスペースに、2台の陶芸窯を設置するにどれだけ苦労したか。この設置の顛末を窯を買った陶芸ショップコムに送ったところ、宣伝用に使うと言って4500ポイントをいただきました。



新設中型陶芸窯で作った最初の作品です。


ガラスと陶器のハイブリット

さらに、陶絵画7作目が出来ました。自然教育園のユキワリイチゲ、カタクリ、シャガ、ヤマユリです。



これからさらに大型の陶絵画の作成に入ります。

さあ、頑張りましょう。


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