自然教育園での鳥撮り用機材はいっこうに解決しません。もう6、7年はウロウロしています。ニコン一眼レフ+300mm F4単焦点X1.4テレコで解決なことはわかっているのですが、どうしてもこの線に乗りたくないと意地をはっている。当方にとって鳥撮りはメインじゃないから、本気の機材は持ちたくないという訳わからぬ意地なのです。もう一つ、鳥撮りは飛び鳥撮りしかやらないという意地もあります。これも訳わからぬ意地かもしれません。どうやら、ミラーレスで一眼レフを追い抜きたいというのが本音かな?
飛び鳥撮りはプレ撮影システムが必須、これが出来るのはミラーレスだけ、それもニコン1V3、オリンパスOM1M2そして、最新のFujifilm X-T3だけ。ニコン1V3は数年使っています。問題点が満載だがちょっと改善すれば鳥撮りのベストバイになるはず。 しかし、ニコンはニコン1を捨てる気のようでいかんともしがたい。Fujifilm X-T3に移行するつもりだが、こちらは適当な望遠レンズが無い。フジノン100-400mmがあるが、これを使うと計2kgになる。計1.5kg以上の機材は使わない。これも当方の意地になっている。
まちがいない、軽い事、プレ撮影システムにこだわるのは明らかに鳥撮りにおいてミラーレスで一眼レフを追い抜きたいというのが本音なのだ。鳥撮りにおいてミラーレスで一眼レフを追い抜けるのはこの2点しかないのである。
2018-10-20~30
Fujifilm X-T3(489g)購入を前提に、手持ちのFujifilm X-T10に手持ちのレンズを付けて、実際に飛び物が撮れるか試してみました。どれもMFなので、皆さんには推薦できませんが。軽量にこだわるとこんなことになるのです。
1、Pentax DA200mm F2.8 X2テレコ (実質600mm, F5.6) 1616g
2、デジBorg 55FL X1.4テレコ(実質525mm, F6.4) 1314g
3、ミニBorg 60ED (実質525mm F5.8) 1228g
結論はPentax 200mmが脱落。X2テレコというのはまず画質的に無理。どうしてもテレコを使わねばというなら1.5Xまでです。
望遠鏡レンズ、Borgは55FLでも60EDでもどちらでも似たようなものか? 画質、明るさ、重さはテレコを使わない方がまし。しかし60EDの全長は長くかさばる上に、近場は殆ど撮れない、望遠専用。まずはデジBorg 55FL X1.4テレコから始めることになるかな?
最後の決断は、近々発売されるらしい、Sony のミニα9(APS-C)の動向。これにプレ撮影が付くか否かが重要なポイント(まず付かないとおもいますが)。デジタルズームは付くだろうから、55FLのX1.4テレコを外して、デジタルズームX1.6でF4.5、600mが手に入る。手振れ補正も付くから、色彩のFujifilmか便利のSonyか悩むだろう。Sonyさんミニα9をスペックを早く発表せんかい。
Fujifilm X-T10 + デジBorg 55FL + テレコx1.4 実質525mm, F6.4 1314g(X-T3と仮定)
60EDにするともっと長い。
Sony alpha7RIII + デジBorg 55FL 実質600mm F4.5 1312g (APS-C仕様、デジタルズームを使って)
Sonyの方が圧倒的に使い易い。
Fujifilm X-T10 + PentaxDA200mmF2.8+ X2テレコ(実質600mm) エナガ
Fujifilm X-T10 + デジBorg 55FL F4.5+ X1.4 テレコ (実質525mm) ホウジャク
Fujifilm X-T10 + ミニニBorg 60ED F5.8 (実質525mm) ホウジャク
この時、<アワコガネギク>というのがとってもかわいかったので、一緒に持って行ったZeiss touit 50mm macroで撮影。ガンガンにトリミング拡大しても崩れない。やっぱりZeiss touitはいいよ。Touit を生かすにはやっぱFujifilm X-T3かな。
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm F2.8 macro
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm F2.8 macro
Sony alpha7RIII + デジBorg55FL F4.5
これはソニーα7RIIIをAPS-C仕様として、デジBorg55FLをテレコ無しで、デジタルズームX1.6、実質600mm、F4.5で撮影しています。暗い池で、ISOはなんと12800。ピーキングをRedで中程度にかけピントを注意深く合わせればMFでもちゃんと撮れました。FujifilmX-T10に比べるとソニーα7RIIIはどれほど撮りやすいか、出てくる絵は雲泥の差です。むろん値段も5倍くらい違うので当たり前といえばそれまでですが、駆使できるメカの重層により、一つ一つは小さくても大きな結果の差として現れます。Fujifilm GFX50RでもSでも中判から35mmフルサイズにクロップ出来るそうです。一つ上のサイズのカメラを使うと、スペック数字ではわからない、色々なことに対応できる余裕が生まれてくる気がするのです。
Sony alpha7RIII + デジBorg55FL F4.5
Sony alpha7RIII + デジBorg55FL F4.5
たいした写真でないですけれど、実際に鳥撮りでSony alpha7RIII + デジBorg55FL F4.5(デジタルズームX1.6)が実用レベルにあると実感した本日(11-3)の試写です。どんな機材を使おうが、この条件で見られる写真を撮るのはそう簡単ではありません。これくらい撮れれば、あとはバイチャンスでいい写真も撮れると思ったということです。
2018-10-28
5日間の自然教育園の動きもの試写にうんざりして、再び広角接近撮影にいどむ。花を求めて新宿御苑に。最近はLED懐中電灯を常用している。超明るい<閃>というやつである。動かないものをあれこれ撮るほうが何十倍か楽しい。
以下、Laowa 12mmとZeiss 18mmはニコンマウントをヘリコイド付レンズアダプターKipon NIK-S/EMで、フォクトレンダ―15mmと40mmはライカマウントを ヘリコイド付レンズアダプターフォクトレンダーVM-E close focus AdaptorでSony alpha7RII又はRIIIにつないでいる。ヘリコイド付レンズアダプターが無いと広角レンズ超接近撮影はできません。
これも明らかに、ミラーレスで一眼レフの出来ないことをやろうとしているわけです。
Sony alpha7RII + Laowa 12mm Zero-D
Sony alpha7RII + Laowa 12mm Zero-D
Sony alpha7RII + Laowa 12mm Zero-D
Sony alpha7RII + Laowa 12mm Zero-D
Sony alpha7RII + Zeiss Distagon 18mm
Sony alpha7RII + Zeiss Distagon 18mm
Sony alpha7RII + Zeiss Distagon 18mm
Sony alpha7RIII + フォクトレンダー SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III
Sony alpha7RIII + フォクトレンダー SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III
Sony alpha7RIII + フォクトレンダー SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III
Sony alpha7RIII + フォクトレンダー SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III
Sony alpha7RIII + フォクトレンダー SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical IIIジュウガツザクラ
Sony alpha7RIII + フォクトレンダー SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III
Sony alpha7RIII + フォクトレンダー SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III ツワブキ
Sony alpha7RIII + フォクトレンダーHelia 40mm F2.8
Sony alpha7RIII + フォクトレンダーHelia 40mm F2.8
沈胴・超小型レンズ、フォクトレンダーHelia 40mm F2.8も試す。使えるようだ。沈胴のライカレンズも使ってみたいな。
フォクトレンダーHelia 40mm F2.8
広角レンズはやっぱりZeiss Distagon18mmがしっかりしている。パースペクティブ効果は小さいが画質の安定性は他の2者を大きく引き離す。この前出ていた中古のZeiss Distagon 15mmを買っておけばよかった。やっとこ20万円を切って出てきた。それにしてもいくらお金があっても足りない。ブログを書いている暇があったら仕事仕事。