小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その153 645中判カメラFujifilm GFX50S の意義 その5

2020-06-24 16:54:32 | 写真日記
自然教育園日記 その153 645中判カメラFujifilm GFX50S の意義 その5

020-6-20 続き
Fujifilm GFX50S + GF 120mm macro
淡々とGF 120mm macroでマクロ撮影を続けます。
















ムラサキシジミ



ここからレンズがかわります。はたしてマクロとの違いがわかるだろうか?
Fujifilm GFX50S + GF 100-200mm


水面に浮かぶノカンゾウ


ヒョウタン池の倒木

もともと、こういう撮影スタイルの為にGF 100-200mmを購入しました。



マクロ的絵を作るには、GF100-200mmは近づけないので、トリミングに頼ります。GF100-200mmは十分なトリミング耐性を持っています。










元の絵



2020-6-21

カメラ、レンズ共にかわります。
Fujifilm X-T3 + Canon 400mm プレ撮影システム仕様でチョウのちょっと変わった姿を追います。
Fujifilm GFX50Sによる細密撮影と、Fujifilm X-T3とプレ撮影システムのよる動き物撮影とはっきり両方向に目的を分けて機材を使い分けています。














ヒヨドリ


ノカンゾウ+カラスアゲハ

どうでしょうか、Fujifilm GFX50S 645中判カメラの意義がお解りいただけたでしょうか? 

どうやら、いつのまにかFujifilm 645中判カメラでないと撮る気がしないようになってきました。最初からでなく、だんだんとです。マジでFujifilm GFX50SとFujifilm GFX50Rの2台体制を考え始めています。1億画素のFujifilm GFX100はまだまだ先の話です。Fujifilm GFX50Sでも重くてゼーゼーいっているのですから、1億画素はまだ使いこなせません。

中判カメラにご興味がある方は、最初から中判カメラでカメラを始めないことをお勧めします。機材が豊富で持ち運びが容易な、フルサイズから初めて色々やってから中判カメラに移行しないと、重くて機材が限定された中判カメラでは撮る絵が一本調子になってしまいます。フルサイズで苦労してからなら、中判カメラでもなんとか絵のバラエティーを追求できるでしょう。当方もフルサイズで得た経験を中判カメラで生かそうと機材を色々苦労して試みています。中判カメラでないと撮る気がしなというのは本心です。Fujifilm GFX50Sは現在中古がとても安くなっているので、断然推薦です(Fujifilm GFX50Rの中古より。Fujifilm GFX50S の中古の方が安い)。Fujifilm GFX50Rの中古はまだぜんぜん高い、もう少し安くならんかな。
世間では現在、少し軽くて小型のFujifilm GFX50Rの方が圧倒的に人気が高い。当方にとってFujifilm GFX50Rはストリートフォトか2ndカメラと考えていて、Fujifilm GFX50S と同様に使えるか疑問を持っています。Fujifilm GFX50Sは脱着できる一眼レフタイプのファインダーをもっており、当方はそれが気に入っています。しかしそれが重量を持ち上げています。Fujifilm GFX50Rはレンジファインダータイプのファインダーでレンズ軸とファインダー軸がずれています。マクロ・精密撮影を主とする当方にはレンジファインダータイプは使いにくいのではと疑っているのです。
まずはFujifilm GFX50Sの中古から始めて、レンズをため込みましょう。あとはFujifilm GFX50Rだろうが、一億画素だろうが自由自在。

動き物を狙う方は、間違っても中判カメラはだめですよ。





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自然教育園日記 その152 645中判カメラFujifilm GFX50S の意義 その4

2020-06-23 10:40:34 | 写真日記
自然教育園日記 その152 645中判カメラFujifilm GFX50S の意義 その4

自然教育園再開後にFujifilm GFX50Sで撮りためたものをとりあえず2回に分けて載せます。

2020-6-9
Fujifilm GFX50S + GF 120mm macro

淡々とGF 120mm macroでマクロ撮影




ガクアジサイ+ヨツスジハナカミキリ


ガクアジサイ+カマキリの子供?

2020-6-10
Fujifilm GFX50S + GF 120mm macro









2020-6-18


オオバギボウシ




イヌヌマトラノオ+アオスジアゲハ


ノカンゾウ+アゲハチョウ



2020-6-20

Fujifilm GFX50S + GF 120mm macro























GF 120mm macroでマクロは単にその解像度だけで、説得力を生み出します。

続きはまた明日
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自然教育園日記 その151 自然教育園再開

2020-06-09 18:44:38 | 写真日記
自然教育園日記 その151 自然教育園再開
2020-6-2
やっと自然教育園が開園しました。管理棟はトイレと飲み物自販機のみ使用可で全面閉鎖。人出はボチボチでしたが、日曜にはそれなりの人数になりました。でも適当な数です。
常連さんはざっと半分くらいのカムバック、プラス若いカップルや初めて訪れる方が多い気がします。みなさん鋭いもので、東京アラートでもここなら安心だろうとふんでやって来たようです。

写真に撮れるような花、虫、鳥はとても少ない。季節の変わり目はいつもそうなのですが、それにしても少ない。

何にもないところから被写体を見つけるのが、ベテランの技とか言って頑張ってみるのですが、なかなか調子が出ない。長いブランクで目がくもってしまったようです。

自粛中<港区の坂>の取材で毎日15000歩くらい歩いていたのですが、体重や胴回りが増加傾向となり、これはいけないと食べる量をへらしました。自然教育園のウォーキングは10000から12000歩ですが、自然教育園に戻るとスルットいつものダイエットモードに戻ったようです。精神的にもなにかやる気を取り戻せそうです。ひょっとすると森の空気はすごい力があるのかもしれません。


2020-6-2

Fujifilm GFX50S + GF100-200mm F5.6

中古値引きにつられて、自粛寸前に買ったFujifilm GF100-200mm F5.6を初めて試写してみました。バシバシのトリミング拡大にも耐えて、値段相応の気がします。いまのところGF 120mm macro F4との使い勝手の違いをはっきり捉えられていません。どうせトリミングするならGF 120mm macro F4でいいやと、もっぱらGF 120mm macro F4一本で毎日撮影するようになってしまいました。Fujifilm GF100-200mm F5.6は近づけないし、なにしろ重たくて、やってられない。Fujifilm GF100-200mm F5.6は湖水や海の水面撮影用に買ったのですから、早くそのような場所で試写したいものです。


アオイロニワゼキショウ

GF100-200mm F5.6はずごい臨場感が出るようです。




クサフジ






アサザ



2020-6-3
Fujifilm GFX50S + GF 120mm macro F4





今年孵ったエナガと思うのですが。 これはものすごくトリミング拡大してます。無理は承知の上です、GF 120mm macro F4 一本しか持ってないのですからしょうがない。


元の写真。

以下、同様のトリミング拡大。





なにかジジクサイなほんとにエナガかな? どうやらこれは親鳥らしい。









これもものすごくトリミング拡大


元の写真







2020-6-6

Fujifilm X-T3 + Canon EF400mm F5.6L プレ撮影

プレ撮影で攻めてみましたが、腕が鈍ってしまったようで、動き物よりFujifilm GFX50S + GF 120mm macro F4でじっくり撮ったほうがなんぼか楽しい。







2020-6-7
Fujifilm GFX50S + GF 120mm macro










ドクダミの花

ネットでみたら八重咲きのドクダミ(ヤエドクダミ)があるそうです。見てみたいですね。

こうやって、落ち着いて見ると、GF100-200mm F5.6とGF 120mm macroはやはり違うようです。あたりまえですが前者は中望遠、後者はマクロです。前者は臨場感、後者は細密感。何か嬉しくなりますね。しかし2本同時に持って使い分けるなどということは重たくて到底できません。




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港区の坂 その5 最終回 西麻布、六本木-2 

2020-06-05 17:37:59 | 写真日記
港区の坂 その5 最終回 西麻布、六本木-2 
2020-5-12, 28, 31

機材はSony alpha7RIII + Zeiss Batis 40mm
又はZujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm

テレ朝通りからケヤキ坂へ入り六本木ヒルズです。



六本木ヒルズ、ケヤキ坂 この坂は六本木ヒルズ再開発で新しくできた坂です。
当然のように標識はありません。



六本木ヒルズレジデンス、億ション群から出てくる車



六本木ヒルズ・ケヤキ坂にミニ・六本木がありました。



なるほど、ここから、この辺のミニがゾロゾロと放出されているのだ。



ケヤキ坂の出口にはツタヤがあり、書店、カフェ、DVDショップがまとまっています。当方がアートの情報を得るために定期的に通っているところで、お気に入りの場所です。自粛中はカフェのテイクアウトのみの営業でした。




テレ朝前、青山に抜けるトンネル(麻布トンネル、六本木トンネル、ハリウッドトンネル??)に向かう坂道。東京都道319号環状三号線というらしいがよくわからず。


テレ朝玄関前広場


毛利庭園 
毛利庭園はいつもテレビ中継で出てくる場所です。
江戸時代に長州を治めた大名・毛利家の江戸上屋敷内に造られた庭園をルーツとし、六本木ヒルズ建設の際に現代風の池泉回遊式庭園として整備されました。毛利甲斐守邸跡(長門長府藩麻布上屋敷の跡)でもあり、赤穂浪士の岡嶋八十右衛門ら10人が切腹した邸で、乃木大将誕生の地にもなっています



ケヤキ坂を下って、東京都道319号環状三号線を越して、芋洗坂に入ります。六本木真っただ中という感じ。




坂の入り口には工事中のせいか標識が見当たらず坂のトップが六本木通りに出るところにやっと標識を見つけました。





芋洗坂の途中から饂飩坂があります。



六本木通りと外苑東通りのクロスする六本木交差点の近くに出ます。さらに外苑東通りを南に下ると鳥居坂通りがあります。


外苑東通り



昔、六本木アークヒルズのJETROに2年くらいバイオアドバイザーとしてお世話になった時に、仲間とここでよく飲んだハードロックカフェ 東京店。



鳥居坂に入ると、ソニーミュージック六本木ミュージアムがあります。ちょっと当方には関係ないミュージアムのようです。



国際文化会館という立派な建物があります。国際相互理解のための文化交流及び知的協力の促進を目的とする公益財団法人、及び、同法人が運営する施設、江戸時代から幕末にかけて多度津藩(現・香川県丸亀市)藩主京極壱岐守の江戸屋敷であった。ということです。



坂の途中にやっと鳥居坂の標識を見つけました。ここから、例の元麻布の不思議な形のマンションがドーンと見えます。







鳥居坂をおりれば、すぐ麻生十番商店街。
豆源と麻布かりんとでおやつを買って、帰路につきます。



このテスラに出会うのは、おそらく2度目。乗っている方に見覚えがあります。



麻布十番からいつもの大黒坂から帰路につきます。大黒坂上にいつもこの車が2台止まっています。



麻布十番からいつもの帰路、薬園坂に入ったところにあるクッション屋さん、THE CUSHION JAPAN

途中からいつもの帰路からはずれて、左に曲がって絶江坂に入ります。直ぐのところにいつもかわいらしいシトロエンC1(とおもうのですが?)が止まっているので、覗いてしまう。





やっぱりシトロエンは少ないです。テスラをシトロエンと勘違いしていたので、シトロエンが多いと思い込んでいたのですが、これが間違いとすると、シトロエンと思われる車には全車種含めてもこの坂シリーズの散歩全体でも出会ったのは7台くらいです。これに対してミニは毎日10台以上、テスラも毎日5台近くは出会います。テスラは相当港区に集まっている様子。







絶江坂は明治通りにぶつかります。この時はこのまま進んで、白金高輪のGaztaでバスク地方のチーズケーキ(1個800円)を買って帰りました。2人で分けても十分美味しくいただけました。推薦です。

いやはや、突っ込みの浅いレポートでした。写真もただのスナップで面目ない。とてもマジメナ当方が六本木だ西麻布だのに関するレポートを書けるわけがない。

とにかく、これで港区の坂は終了します。また自粛再開となったらどうしましょう? またその時考えます。

この港区の坂のレポートに興味を持たれた方がいらっしゃったか不明です。コメントを送ってくれた方、ありがとうございました。

一応、ここ数日、以前のように自然教育園に通っています。マスクを外して吸う森の空気は美味しい。しかし、何故か花も虫も鳥もとんでもなくいません。不思議なことに人がいなくなると、これらもいなくなるのか?? 世界が違ってしまったのか?? 今年孵ったばかりのエナガの子供達がわいわいやってくるのに出会って、やっと少しばかりいつもの世界に戻った気がしてきました。








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港区の坂 その5 最終回 西麻布、六本木-1  

2020-06-04 17:46:18 | 写真日記
港区の坂 その5 最終回 西麻布、六本木-1  
2020-5-12, 28, 31

機材はSony alpha7RIII + Zeiss Batis 40mm
又はZujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm

緊急事態宣言も解除されて、6月1日から自然教育園も開園になりました。<港区の坂>は今回で終了します。
何日もかけて散歩し、撮影した絵を出来るだけ盛り込んだドッキング版ですから、あちこち飛んで、分かりにくい事はなはだしい。これで終わりにしようと詰め込んだわけです。

今日は白金通りを出発して、西麻布、六本木の坂をあれこれ回って、帰りは白金高輪まで。



この回で<港区の坂>最終回です。ごちゃごちゃになっているこのあたりの坂をまとめてみます。四角で囲んだ坂は、標識があり当方自身が確認しています。破線で囲んだところは行ってみたのですが、標識が見つからなかった所です。



白金通りで見つけた古きアルファロメオらしき車。いいですね。



かなりすっとばして、前回のJINICHI NAKAHARA の<それいゆ>とカフェ ミケランジェロ 広尾がある南麻布の交差点から始めましょう。


JINICHI NAKAHARA の<それいゆ>


JINICHI NAKAHARA の<それいゆ>

外苑西通りに並行する裏道に入ります。


オーマン・スルタン国大使館



目立つ建物はブリジストングローバル研修センターというらしい。各階にそれぞれ緑の木々が配置されているとっても特徴的。

いつの間にか南麻布から西麻布へ入ります。港区にある”麻布”は現在、麻布台、麻布狸穴町、麻布永坂町、麻布十番、西麻布、東麻布、南麻布、元麻布の8つの町に分かれているらしい。



ネットをみていたら麻布のカースト制度というこんな図がでていました。 まあどうでもいいですが。今回色々歩いてみて、たしかに元麻布は出来上がったセレブ地域という気がします。面白い街という見方をすればこの図とは関係ないですし、元麻布以外は凸凹、ピンキリの住宅やお店が共存しています。



外苑西通りに並行する裏道は広尾ガーデンヒルズ億ション群から降りてくる坂道とぶつかります。



ブティックサロンココ:Boutique Salon Coco 創立者は平田暁夫(Akio HIRATA)



外苑西通りに並行する裏道にはクロスする坂道がいっぱいあります。このあたりは西麻布地区です。


坂上の一光景



こんな坂の一つに牛坂という坂の名前がついています。





この外苑西通りに並行する裏道には近くに駅も人の集まる大きなビルもないのに、なぜか料理屋や飲み屋が密集しています。昔は表通りにディスコがならぶ、一大歓楽地だったようです。現在はいわゆる業界の人の隠れ家的遊び場になっているのでしょう。今は自粛で苦しそう。



自粛解除を待ちきれずにいくつかの店が営業していました。



外苑西通りに並行する裏道が六本木通りに出る地点。



広い通り、六本木通りに出て右折。ここは笄坂という名がついています。






笄川といえば、広尾橋交差点の由来が笄川にかかる広尾橋でした。

笄坂は西麻布交差点で外苑西通りを越して、霞坂に名前を変えます。







どんどん六本木らしくなってきました。







その分、コロナが心配。なにしろこのあたりが東京でもっともコロナ人口が多い所ですから。
すれ違う人々も六本木の匂いが濃厚になり、マスクをしていても、正直早い所ここを逃げ出したいと思うのです。



六本木交差点に入りテレ朝通りに右折します。

少し進んで右に大横丁坂と思われる坂があるのですが。 ここには、大使館がゾロゾロあります。なぜかテレ朝通りにつながる坂名のついた坂にどれも標識がありません。テレ朝通りの出口くらいにある駐日本国中華人民共和国大使館付近に紺屋坂、中坂、内田坂などあるはずのですが、いずれも標識が見つからず。なにか大使館があると標識が引っこ抜かれるのか? テレ朝が悪いのか?


駐日本国中華人民共和国大使館



久しぶりにシトロエンC3に出会う。やぱり、ミニやテスラに比べるとシトロエンはぜんぜん少ないか。

以下、大横丁坂の大使館群

ラオス人民民主共和国大使館


ギリシャ大使館


ルーマニア大使館



この坂で振り返ると六本木ヒルズの森タワーがドーンと見えます。

テレ朝通りに戻ります。

続きはまた明日。 次回で<港区の坂>は本当に終了です。




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