小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

newアート考察 その3 伝統工芸に<革新>はあるか? 必要か? 後記―2 酒器コンペティション

2020-08-30 21:11:20 | 写真日記
newアート考察 その3 伝統工芸に<革新>はあるか? 必要か? 後記―2 酒器コンペティション



これら4つの酒器は<newアート考察 その3 伝統工芸に<革新>はあるか? 必要か?>での旅行の時買った酒器です。いずれも4000円前後、左は越前焼、超薄い陶器です。右3つはいずれも九谷焼です。これを買った時の詳しい事情はそれぞれのブログをご覧ください。左からその特徴を述べると
陶器の本道から苦心してうまれた備前焼、超薄陶器。厚さ1mm以下、持つとあまりに軽いのでびっくりする。(司辻健司、<ひらら>シリーズ、ゆきいろ、伝統工芸青山スクエアでネット販売あり)
日本画に堪能な作家さんが作った九谷焼(佐藤剛志)
九谷焼の古典を若いセンスで表現した九谷焼期待の若手作家さんの作品(中荒江道子)
伝統の流れを受け継ぐ細密赤絵九谷焼(?)

どれを好んで使うか、最初はここに並べた左から使用頻度は高かった。半年経った現在の使用状況は、本当にほぼ同等です。それぞれの個性を場面に合わせて楽しんでいます。



この漆塗り木製の片口は会津若松で購入したもの、この組み合わせは気に入っています。一応他の酒器にも合わせてみましたが、この組み合わせがベスト。伝統の力は飽きずに楽しめる底力があります。









この左は輪島で買った輪島塗の片口、備前焼とのドッキングはどうでしょうか。



他にも京都時代に買った片口が色々あります。色んな組み合わせを楽しんでいます。







以前は、旅行に行くといつもぐい飲みを買っていたので、どんどんたまりました。みなそれぞれに思い出が詰まっています。最近は自分で陶芸を始めたので、ぐい飲み収集の頻度が落ちてきました。

お酒(日本酒)の好みというのはとても単純ではありません。これまでの経験でいえることは、
1、全国に美味しいお酒は五万とある。
2、どの酒蔵も、秘蔵の美味しいお酒を持っている。日本酒はその複雑な作り方から、樽によって味に違いが出てくる。一番うまくできた樽のお酒が秘蔵のお酒。蔵元は樽によって色々の出来具合のお酒をブレンドして各蔵元の目指す一定のレベルの味にして一般に市販するのです。
2、地元、または酒蔵と特別な関係を持つ酒店では秘蔵またはそれに近いお酒を手に入れることが出来る。同じ名前でも一般に売られているお酒とは味が全く違う。
3、つまり同じ蔵元でも、名前によって、それぞれの個人が感じるうまいまずいは全く違う。さらに同じ名前でも、売っている場所で味は全く違う。
4、さらに驚くべきことには、全く同じお酒でも、温度、季節、作った年度、飲む時の体調、一緒に食べる食事、飲むときの環境、一緒に飲む人、等々によって、うまいまずいが極端に違ってくる。
5、以上から、お酒は1升ビンをあけてから(いっぺんに1升のむわけではありません)うまいまずいを判断する必要がある。
6、お酒は飲んでいるとその味に慣れてくる。違うお酒に移ると、それまでの慣れているお酒の影響を大きく受ける。特に若いころから飲んでいる方は、その原点の味がしみ込んでいる。
7、当方のこれまでのお酒遍歴は、浦霞、〆はり鶴、天狗舞、十四代、等良く知られたお酒は別にして、佐渡尾畑酒造(真野鶴、最近ご無沙汰)、京都丹後半島のハクレイ(舞鶴、宮津)、栃木小林酒造(鳳凰美田・碧判)、神奈川県瀬戸酒造(いざ、酒田錦)を巡礼している。そして今のところ何年も、必ずハクレイ酒造(舞鶴、宮津)に戻る。



当方の長い経験による推薦の日本酒をブログにも書き、酒の席にも持参し、推薦するのだが、その後推薦に従って買って飲んでみたがさすがに美味しかったというレスポンスを受けた例がない。酒飲みは、自分の好みのお酒が決まっていて、ガンとしてそれを変えようとはしないようです。当方はそんなことありません、推薦されるお酒があったら、試してみます。ご連絡ください。お酒は入り口で否定してはいけない、こちらで合わせて作り手の心を探るのです。心のある酒は続き、商売優先のお酒は消えてゆきます。



最近、箱根のホテルで出会った瀬戸酒造のお酒。その後、4回購入しています。複数回購入することはとっても評価しているということです。<いざ>はタイミングが合えば(なぜか合わない時もあるのです)最高のお酒です。左から本醸造酒、純米酒、純米吟醸酒。一時途絶えて、最近復活した神奈川県の酒蔵です。伝統と現代のセンスがマッチしています、ぜひネットで瀬戸酒造と入れてみてください。本醸造酒、純米酒、純米吟醸酒の違いはごぞんじでしょうね? それぞれ最適の温度があり、飲むときのベストタイミングがあります。それぞれを楽しめばいいのです。

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自然教育園日記 その158  超接近広角撮影-4 中判カメラvs. APS-Cカメラ-2

2020-08-19 18:03:05 | 写真日記

左:Fujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO
右:Fujifilm X-T3 + Pixco LM-FX/M+ フォクトレンダー10mm F5.6 Aspherica HELIAR-HYPER WIDE(ヘリアーハイパーワイド)
右はAPS-Cですから実質15mm、左はマジックコンバーターの影響を考えておそらく実質15mmであり、レンズの焦点距離はほぼ同じ。右は高速連写が武器でアリ、左は画質が武器。

以下、この2種の機材での撮影です。

2020-8-9
Fujifilm X-T3 + Pixco LM-FX/M+ フォクトレンダー10mm F5.6 Aspherica HELIAR-HYPER WIDE(ヘリアーハイパーワイド)



大型のクワガタムシに出会う。何か動きが鈍く、こんなアングルでも撮影できました。死期が近いのではないかと心配してます。



ツリガネニンジンに広角レンズで挑戦する。





Fujifilm X-T3 + coBORG 200mm
これは望遠レンズ。望遠レンズはラクチンこのうえない。

2020-8-14
Fujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO



この遠景をいれたアングルで何度も撮影。Laowa15mm macroはフォーカスが極めて薄いので三脚なしではピントをとるのが本当に難しい。さらにLEDランプも手持ちなのですから。



こういうアングルで撮れる花がほかにもいっぱいあったらいいのだが、そうはうまくゆかない。


ツルボとクモ



中判カメラの広角マクロでもツリガネニンジンに挑戦するが、もう花が終わりに近くて苦しい。



フシグロセンノウの時期になりました。こいつをどう撮るか、考え込んでいるうちに花が終わってしまうのが常である。


センニンソウ





バッタさんが日陰で涼んでいるのを逆向きにとるとこうなりました。

いつも午後から自然教育園に行く当方にとって、連日36℃はやってられない。はっきり言って降参である。

2020-8-18
今日は最高温度が33℃の予想という、これなら出かけられると自然公園に。しかし、汗はとめどもなく滴り落ちる。こんな時はぎりぎりまで機材を絞る、そして
Fujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO だけもって歩く。どうやら、超接近広角撮影はこの機材でポツリポツリと撮るのが当方には最も相性がいいという結論かもしれない。






フシグロセンノウ




絶滅危惧種トラノオスズカケとセミの抜けガラ



この大きな蛾の名前はなんでしょうか?



この蛾の触角はとんでもなくシュール

苦労して、真夏の午後。自然教育園を歩くと、人が殆どいない森でこれまで出会ったこともないような場面に出くわすのです。<真夏の夜の夢>ならず<真夏の昼の夢>。ここで撮った写真は本当に存在していたのか?
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自然教育園日記 その158 2020年春夏写真展ご案内

2020-08-14 19:33:17 | 写真日記
自然教育園日記 その158 2020年春夏写真展ご案内

8月15日より、自然教育園の写真展が始まります。




当方は以下の3点を出展します。いずれも超抽象的絵です。新型コロナで、皆さん自然に飢えている時期で、超抽象というのは場違いですが、当方の心の流れに従ってこの3点になりました。


<リアルを越えるユキワリイチゲ> 全紙


<リアルを越えるシャガ> 全紙


<水面(みなも)の幻想> 合成写真 全紙ノートリ

当方の心の流れを理解してくださる方が何人いるのでしょうか???

当方の抽象はさておいて、全体としてはいわゆる、自然の写真の力作が満載です。ぜひ訪れてみてください。

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自然教育園日記 その157  超接近広角撮影-3 中判カメラvs. APS-Cカメラ

2020-08-08 20:15:54 | 写真日記
自然教育園日記 その157  超接近広角撮影-3 中判カメラvs. APS-Cカメラ


左:Fujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO
右:Fujifilm X-T3 + Pixco LM-FX/M+ フォクトレンダー10mm F5.6 Aspherica HELIAR-HYPER WIDE(ヘリアーハイパーワイド)
右はAPS-Cですから実質15mm、左はマジックコンバーターの影響を考えておそらく実質15mmであり、レンズの焦点距離はほぼ同じ。右は高速連写が武器でアリ、左は画質が武器。

以下、この2種の機材での撮影です、画面の下にxがついているものとついていないものがこの2種の機材のどちらを使ったかの区別です。どちらがどちらかは今回は伏せておきましょう。ご覧になって両者の違いと好みを確認してください。当方はやはり中判カメラの方が好みです。


2020-7-21~2020-8-6










X



この一帯に何匹かのカマキリの子供がいたので、追いかけまわして、接近撮影しました。正面から撮りたいのですが、カマキリは逃げ回ります。あくまで追いかけまわして撮ったのですが、ピントが合ったのはごくわずか。ほんとカマキリさんごめんなさい。











大きなカミキリムシがいました。いくら近づいても逃げないということは、死んでいるのかな?  その後、死んでいることが判明。


オヘビイチゴ




X




X














X


X




X



バックの情報をある程度入れることが出来るのが中望遠マクロ撮影に対する超接近広角撮影のメリットといいましたが、これなんかその例と思います。







この子はぜんぜん逃げませんでした。もうギリギリまで接近しているのです。暑くて動くのがいやだったのでしょうか。





ツリガネニンジンが咲き始めました。


X


X


X

このあたりは超接近広角撮影というよりは超ローアングル広角撮影を試みています。不思議の国のアリスになった気分で視点を変えたいと、ずいぶん前からあれこれ機材を変えて超ローアングル撮影を試みているのですが、いまだうまくいった例がありません。外部モニターが壊れて、買い代えたので、新しい外部モニターを使った超ローアングル撮影を再開しています。しかし、この暑さではだらだらと汗が流れ、蚊には刺され、といっていい場面もなく、地獄です。


X


X


Fujifilm X-T3 + Pixco LM-FX/M+ フォクトレンダー10mm F5.6 Aspherica HELIAR-HYPER WIDE(ヘリアーハイパーワイド)の組み合わせは特に問題なく超接近広角撮影できました。
途中から外部モニターを付けてMFフォーカスの助けとする試みをしました。メクラ・フォーカス撮影の助けになるかと期待したのです。しかし、機材が重たくなるだけで、機材の移動に対するモニターの追従はメチャ遅く、焦点合焦が見極められない。残念ながら効果は無く、外部モニターの使用は断念しました。ファインダーをのぞきながら次第に近づくという方法しかないという結論になりました。それにしても、小さな虫でパースをとるというのは今のところ成功とはいいがたい。大きな虫にせよというかもしれませんが、大きな虫はもっと早く逃げます。

Sony alpha7RIIIを中心とした超接近広角撮影もこころみてはいるのですが、いい成果もなくいまのところアップしたい写真がありません。

どのカメラの組み合わせもまだまだ思ったように超接近広角撮影でいい成果がありません。どこかにブレークスルーがあるはずのですが。出口はまだ見えません。

外部モニターを付けた超ローアングル広角撮影の方は、機材的に出来上がってきており、小さな花の咲く来年の春には中判カメラの魅力を超ローアングル広角撮影で発揮できるに違いないと密かに期待を膨らませています。



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Newアート考察3 伝統工芸に<革新>はあるか? 必要か?  後記-1

2020-08-03 18:14:54 | 日記
Newアート考察3 伝統工芸に<革新>はあるか? 必要か?  後記-1
2020-8-3
Goo Blog とFc2 Blogの2か所に同じ内容のブログをアップしています。Fc2 Blogは京都時代から書き始め、知り合いの方が時々ご覧になるので、そのまま残しているのです。Goo Blogは過去のブログの閲覧訪問回数や閲覧者の人数がリアルタイムで逐次表示されるので、ブログの書きがいがあります。閲覧訪問回数は200~700/日、ここのところ500/日、閲覧者の人数は平均して200から300人。一方Fc2 Blogは前日の閲覧者数しか表示されないので、0~20人/日、ここのところ1人/日という悲しい流れ。平均すれば5人/日です。Fc2 Blogは心が折れて続ける気力を維持するのがやっとです。何でこんなに違いが出るのか分かりませんが、ブログのネットワークシステムが全然違うのでしょう。

Newアート考察その3 伝統工芸に<革新>はあるか? 必要か? シリーズは3月19日から始まって10回続きました。このアクセス回数(閲覧訪問回数)は次の通りです。本当は3月、4月の数字が欲しかったのですが、Goo Blogのアクセス解析は先々月までで消えてしまいます。表で抜けているところは、Goo Blogのアクセス解析が上位50までしか出ないので、少なすぎて情報が無いのです。



3月、4月を足すとおそらく全体で1500~2500回のアクセスがあったと思われます。Fc2 Blogはアップした日に5人程度が読んで、その後は誰も読まないでしょうから、全部で5X10=50回アクセスということになります。書いている内容はまったく同じなのに、唖然とする違いがあるのです。内心は納得できないのですが、「人知らずして慍(いきどお)らず」。今ここではGoo ブログとFc2ブログの違いを議論しようというわけではありません。
言いたいことは、アクセス回数において陶器>>ガラス、日本人作家>>外人作家という傾向がとても顕著だということです。
Goo ブログのアクセス数が多い原因の一つとして、ブログを見て何らかのビジネスとつなげている方がアクセスするケースが多いからだと推定しています。しかし、アクセスする方の中には純粋に興味を持ってアクセスする、またその方が知り合いに流すケースも少なくないと思えるのです。ビジネスとつなげているといってもビジネスはユーザーの興味がない事には成立しないので、結局アクセスは一般の方の興味を反映していることになります。 いずれにせよ陶器>>ガラス、日本人作家>>外人作家という大差は予想しなかったことです。これは伝統工芸>アートという日本人の興味の傾向を反映していると思えるのです。これまでの経験上、1)日本人は人と違うことをするという方向に大きな抵抗を持っているようです。ところが、陶芸教室に通ってくる外人はおしなべて、人と違ったことをしようと思っているし、人と違ったことをしている人に大きな興味を示します。日本人は習い事として陶芸教室に通うのであり、目的はいかに手本に近づくかで、変わったことには目を向けません。変わったことにすぐ反応するのは先入観のない子供だけです。2)日本人は習い事として工芸を行う為に、興味を示す作成者はまず知り合い、さらに知り合いの知り合いという縁故による名前を知っているということが、最も重要な興味の対象です。知らない作成者には反応しません。3)同様に目の前に置かれた作品に対して、それが興味あるか無いかを表現しない。人と違ったことを言いたくないので、万が一興味がわいても、誰もいいと言わない作品に対して言葉を発しない。第一、聞いたことのない作家には興味を持つことすら無い。反対に、世の中で話題になっている作品に対しては、わけもわからずに素晴らしいと言う。
その落差は大きい。なにかガンジガラメの世界に生きながら、当人は全くそう思っていない。

最近ビジネス界で<アート思考>というのが流行っているらしいです。当方も本屋でアート考察という本を見つけて、大半を立ち読みしてしまいました。当方が毎日考えていることとかなりオーバーラップしていました。だけどこんな本を読んで、人の思考パターンが変わるわけないと思いますが、とにかく本は売れているようです。
つい最近のネットの情報で<13才からのアート思考>という本やジョブズが死の6年前に語った「アート思考」についてコメントが出ていました(末永幸歩(すえなが・ゆきほ)
美術教師/東京学芸大学個人研究員/アーティスト、「」13歳からのアート思考」著者)。西洋のアートは以前は型にはまったものだった、写真が出来て、絵画の運命は革新しかなくなった、それが現在のアートの概念となった。
「これがアートだというようなものは、ほんとうは存在しない」
「ただアーティストたちがいるだけだ」
「興味のタネ」は、自分のなかに眠る興味・好奇心・疑問。
「探究の根」は、自分の興味に従った探究の過程。
「表現の花」は、そこから生まれた自分なりの答え。
「真のアーティスト」とは「自分の好奇心」や「内発的な関心」からスタートして価値創出をしている人です。
アートの本質が「探究の根」と「興味のタネ」にある。
いろいろな言葉が書いてありました。

現在の日本人のマジョリティーの思考パターンと西洋の概念であるアートの距離はもどかしいくらい遠い。今回の(Newアート考察3 伝統工芸に<革新>はあるか?)を振り返って見るとますますもどかしさがつのります。しかし、当方の(Newアート考察3 伝統工芸に<革新>はあるか? その10)である総括がもっともアクセスが多かったことは、もしかして当方の結論に賛同する方がいるのかもしれないとかすかな希望が見えるのです。しかし1500~2500回のアクセスがあっても<イイネ>は一つもない。

次回、後記―2として、この旅で買った4つの酒器のその後の使う頻度、感想について書いてみましょう。そして美味しいお酒について。
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