またもや小田原・熱海の旅 ~2024 小田原の桜~ その1
カメラはSony alpha7CR+Zeiss Batis 40mm or Sony FE70-200mmです。特に記載のない場合はZeiss Batis 40mmです。
2024-4-10/11
今年の桜はちょっと気分を変えましょう。といっても遠くに行くより近場でのんびりと思って、天気と桜のマッチングいい日をじっと待ちます。大荒れの天気から一転した晴れの日4月10日に狙いを定めました。東京は散ってしまうでしょうが小田原なら大丈夫だろう。前から気になっていた、小田原の丘の上、ヒルトン小田原リゾート&スパを予約して見ると、こんな桜のシーズンでわずか一週間前なのに意外や意外、予約出来てしまいました。
昨年末に熱海・小田原の旅をしたときに、今まで大した興味も無かったところでしたが、小田原って意外に遊びやすい所だなと思ったのです。それに小田原ヒルトンからの海の風景を見てみたかった。実は昔々見たドン・キホーテという映画で、年取ったドン・キホーテがわけわからない活躍の後に、海を見下ろす屋敷の庭で、日の光と花に囲まれて息を引き取るシーンが当方のわけわからない一生の最後として理想的に思えたのです。小田原ヒルトンが建っているあたりがぴったりかもしれないと密かに思っているのです。夢ですけれどね。
さて、予想は見事に的中し、4月10日は爽快な晴れとなりました。前日まで台風なみの風と雨だったのです。桜は残っているだろうか? 東京は大半が散っています。
品川から鈍行で小田原へ一時間ちょっと。
小田原駅おりて左側の商店街(東通り)、この奥にある魚庵に向かいます。実は当方の子供たちは東方神起の大ファンで、東方神起のメンバーが小田原の旨いもの探検した時に魚庵にいったシーンがでてきたのです。お蕎麦と海鮮という変わった取り合わせの居酒屋でした。子供たちに魚庵にいったぞと自慢しようと思って、お昼を食べにいったのです。
魚庵はこの商店街の一番奥にありました。しかし、水曜は定休日のうえに夕方からしか開かない居酒屋で、ダブルのはずれでした。小田原一発目は空振り。
お堀端通り
いつも小田原城へは近道の裏道を通ってゆくのですが、今日はちゃんと表から、規定コースで行きます。観光案内所のお姉さんに桜を見るなら表から城に入るのがいいと言われたからです。
お堀につくと、なんと桜は満開の見ごろではないですか。昨日の大嵐でもまったく散っていなかった。
お城にはいってしまうと、あまり食べる所がないので、その前にかまぼこ通りで食事をすることにしました。
かまぼこ通りというからいっぱい蒲鉾屋さんがあるのかともいきや、食事所はパラパラあるだけ。たしかにここが小田原の蒲鉾の発祥の地らしく、由緒ありそうな蒲鉾にちなんだお店や建物があることはあるのですが。
古げな鱗吉さんに入ってみました。
四角いテーブルの下は足湯になっています。
<女将利き酒三種とイワシ揚げセット>を注文 天青、松みどり、残草蓬莱、神奈川県のお酒でどれもおいしかった。
ここは何と言っても取り揃えてあるお酒と、それに合う練り物や料理がすばらしい。
漁師メシ これもおいしい。
当方はもうここだけで今回の旅は満足。おいしいお酒と肴があればあとはなにもいらない。小田原の点数が一挙にアップ。
テーブルの向かいの夫婦の旦那も当方と同じ<女将利き酒3種セット>を注文していました。ここの蒲鉾、揚げ物や伊達巻は皆うまそう。自然薯揚げを食べながらお城に向かいます。
お城に向かう道に外部(ういろう)博物館があるのでよってみました。残念ながら水曜は定休日。どうやら小田原では水曜が全面的定休日らしい。これで3回目(最初に目指した食事所だるま屋さんが定休日)、このあとさらに4回目の空振りに遭遇するのです。さてなぜ、<ういろう>を外部と書くか?<ういろう>に関しては後程また登場するのでその時のお楽しみ。
馬出土橋を渡って、馬出門から小田原城にはいります。銅門、常磐木門を通って本丸広場に入ります。
ほんと立派なさくらです。
変身好きの家内は昨年訪ねた時は赤甲冑に変身、今回は変身しないと言っていたのですが、お姫様衣装に変身した2人の女性が写真を撮ってくれと近づいてきて、500円で安いから変身したらいいのにといわれ、家内はたまらず変身。スマホであちこちに送信、いつの時代のいかなる服装か不明だという返信をうけたそうです。確かに、武士や忍者の衣装は分かるけど、お姫様衣装といわれてもよくわからん。ネットでしらべたら確かに、平安から鎌倉時代まで、中流以上の身分の女性が旅に出る際の定番ファッションが壺衣装で、これは壺衣装、しかし笠のでっぱり(こじ)がちょっと違う。市女笠(いちめがさ)というらしい。時代により変化しているからこれでもいいのかも? この形しか商品がなかったのか? わからん。
FE 70-200mm macro
FE 70-200mm macroも持って行ったのですが、殆ど使うことは無かった。旅行に望遠はいらんですよ。
FE 70-200mm macro
いつものコース金次郎カフェに向かいます。
きんじろうソフト
このきんじろうカフェラテはつくるのに15分かかる。
さて、小田原城から小田原漁港に向かいます。前回、タイミングが合わずここで食事が出来なかったことに対する再挑戦です。小田原城からバスより小田原駅に戻ってJRで早川で降りた方がいいという観光案内所のお姉さんの意見に従って、小田原駅から1駅、早川駅に向かいます。小田原漁港のそばの小田原お魚通りに向かいうと、なにか以前と違います。人がいない。ガガーン、水曜日は食事所はみな定休日、これで4回目の空振り。
やっと一件開いている食事所を見つけて夕食とします。
予想があたって、ここの食事は良くもなく悪くもなく。わざわざ漁港に来た意味はありません。ノーチョイスですからしょうがない。ただ、頼んだお酒がいけません。水っぽい。もともとなのか、水増ししているのかわかりませんが、これで小田原漁港の点数は地に落ちました。このままでしたら、小田原漁港には二度とこなかったでしょう。そこが、海と魚と酒と肴には妥協しない当方は、こんなはずはないと次の日、小田原漁港に再々チャレンジしているのです。後程、再々チャレンジの顛末を書きましょう。
小田原から1駅の早川駅からさらに1駅の根府川駅に向かいます。根府川駅から送迎バスでちょっと丘の上に上がると小田原ヒルトンホテルに着きます。この旅で、小田原、早川、根府川、真鶴、湯河原、熱海とこの地域にがぜん詳しくなりました。早川、根府川駅など降りないのが普通ですが。
小田原ヒルトンホテル(ヒルトン小田原リゾート&スパ)
今日はこれまで、また明日。
カメラはSony alpha7CR+Zeiss Batis 40mm or Sony FE70-200mmです。特に記載のない場合はZeiss Batis 40mmです。
2024-4-10/11
今年の桜はちょっと気分を変えましょう。といっても遠くに行くより近場でのんびりと思って、天気と桜のマッチングいい日をじっと待ちます。大荒れの天気から一転した晴れの日4月10日に狙いを定めました。東京は散ってしまうでしょうが小田原なら大丈夫だろう。前から気になっていた、小田原の丘の上、ヒルトン小田原リゾート&スパを予約して見ると、こんな桜のシーズンでわずか一週間前なのに意外や意外、予約出来てしまいました。
昨年末に熱海・小田原の旅をしたときに、今まで大した興味も無かったところでしたが、小田原って意外に遊びやすい所だなと思ったのです。それに小田原ヒルトンからの海の風景を見てみたかった。実は昔々見たドン・キホーテという映画で、年取ったドン・キホーテがわけわからない活躍の後に、海を見下ろす屋敷の庭で、日の光と花に囲まれて息を引き取るシーンが当方のわけわからない一生の最後として理想的に思えたのです。小田原ヒルトンが建っているあたりがぴったりかもしれないと密かに思っているのです。夢ですけれどね。
さて、予想は見事に的中し、4月10日は爽快な晴れとなりました。前日まで台風なみの風と雨だったのです。桜は残っているだろうか? 東京は大半が散っています。
品川から鈍行で小田原へ一時間ちょっと。
小田原駅おりて左側の商店街(東通り)、この奥にある魚庵に向かいます。実は当方の子供たちは東方神起の大ファンで、東方神起のメンバーが小田原の旨いもの探検した時に魚庵にいったシーンがでてきたのです。お蕎麦と海鮮という変わった取り合わせの居酒屋でした。子供たちに魚庵にいったぞと自慢しようと思って、お昼を食べにいったのです。
魚庵はこの商店街の一番奥にありました。しかし、水曜は定休日のうえに夕方からしか開かない居酒屋で、ダブルのはずれでした。小田原一発目は空振り。
お堀端通り
いつも小田原城へは近道の裏道を通ってゆくのですが、今日はちゃんと表から、規定コースで行きます。観光案内所のお姉さんに桜を見るなら表から城に入るのがいいと言われたからです。
お堀につくと、なんと桜は満開の見ごろではないですか。昨日の大嵐でもまったく散っていなかった。
お城にはいってしまうと、あまり食べる所がないので、その前にかまぼこ通りで食事をすることにしました。
かまぼこ通りというからいっぱい蒲鉾屋さんがあるのかともいきや、食事所はパラパラあるだけ。たしかにここが小田原の蒲鉾の発祥の地らしく、由緒ありそうな蒲鉾にちなんだお店や建物があることはあるのですが。
古げな鱗吉さんに入ってみました。
四角いテーブルの下は足湯になっています。
<女将利き酒三種とイワシ揚げセット>を注文 天青、松みどり、残草蓬莱、神奈川県のお酒でどれもおいしかった。
ここは何と言っても取り揃えてあるお酒と、それに合う練り物や料理がすばらしい。
漁師メシ これもおいしい。
当方はもうここだけで今回の旅は満足。おいしいお酒と肴があればあとはなにもいらない。小田原の点数が一挙にアップ。
テーブルの向かいの夫婦の旦那も当方と同じ<女将利き酒3種セット>を注文していました。ここの蒲鉾、揚げ物や伊達巻は皆うまそう。自然薯揚げを食べながらお城に向かいます。
お城に向かう道に外部(ういろう)博物館があるのでよってみました。残念ながら水曜は定休日。どうやら小田原では水曜が全面的定休日らしい。これで3回目(最初に目指した食事所だるま屋さんが定休日)、このあとさらに4回目の空振りに遭遇するのです。さてなぜ、<ういろう>を外部と書くか?<ういろう>に関しては後程また登場するのでその時のお楽しみ。
馬出土橋を渡って、馬出門から小田原城にはいります。銅門、常磐木門を通って本丸広場に入ります。
ほんと立派なさくらです。
変身好きの家内は昨年訪ねた時は赤甲冑に変身、今回は変身しないと言っていたのですが、お姫様衣装に変身した2人の女性が写真を撮ってくれと近づいてきて、500円で安いから変身したらいいのにといわれ、家内はたまらず変身。スマホであちこちに送信、いつの時代のいかなる服装か不明だという返信をうけたそうです。確かに、武士や忍者の衣装は分かるけど、お姫様衣装といわれてもよくわからん。ネットでしらべたら確かに、平安から鎌倉時代まで、中流以上の身分の女性が旅に出る際の定番ファッションが壺衣装で、これは壺衣装、しかし笠のでっぱり(こじ)がちょっと違う。市女笠(いちめがさ)というらしい。時代により変化しているからこれでもいいのかも? この形しか商品がなかったのか? わからん。
FE 70-200mm macro
FE 70-200mm macroも持って行ったのですが、殆ど使うことは無かった。旅行に望遠はいらんですよ。
FE 70-200mm macro
いつものコース金次郎カフェに向かいます。
きんじろうソフト
このきんじろうカフェラテはつくるのに15分かかる。
さて、小田原城から小田原漁港に向かいます。前回、タイミングが合わずここで食事が出来なかったことに対する再挑戦です。小田原城からバスより小田原駅に戻ってJRで早川で降りた方がいいという観光案内所のお姉さんの意見に従って、小田原駅から1駅、早川駅に向かいます。小田原漁港のそばの小田原お魚通りに向かいうと、なにか以前と違います。人がいない。ガガーン、水曜日は食事所はみな定休日、これで4回目の空振り。
やっと一件開いている食事所を見つけて夕食とします。
予想があたって、ここの食事は良くもなく悪くもなく。わざわざ漁港に来た意味はありません。ノーチョイスですからしょうがない。ただ、頼んだお酒がいけません。水っぽい。もともとなのか、水増ししているのかわかりませんが、これで小田原漁港の点数は地に落ちました。このままでしたら、小田原漁港には二度とこなかったでしょう。そこが、海と魚と酒と肴には妥協しない当方は、こんなはずはないと次の日、小田原漁港に再々チャレンジしているのです。後程、再々チャレンジの顛末を書きましょう。
小田原から1駅の早川駅からさらに1駅の根府川駅に向かいます。根府川駅から送迎バスでちょっと丘の上に上がると小田原ヒルトンホテルに着きます。この旅で、小田原、早川、根府川、真鶴、湯河原、熱海とこの地域にがぜん詳しくなりました。早川、根府川駅など降りないのが普通ですが。
小田原ヒルトンホテル(ヒルトン小田原リゾート&スパ)
今日はこれまで、また明日。